新ゴーマニズム宣言SPECIAL戦争論 3

  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344003569

作品紹介・あらすじ

『戦争論』ついに完結!「自由と民主」の旗を圧倒的軍事力で掲げ世界を征服せんとするアメリカに、日本はこのまま追従していくのか?瀬戸際の今、日本が守り抜かねばならないものは何か?それは生命よりも大切な価値ではないのか?アングロサクソンの暴走を止められるのは日本しかないことに、日本人よ、今こそ気づけ!小林よしのりが、我が国の未来のために繰り出す、思想の最終兵器。

感想・レビュー・書評

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  • 戦争に対して日本人は自虐的に捉えることが多いけど、この本を読んで戦ってくれた人たちを『誇り』に思えるような内容だった。日本人には長く続いた伝統・誇りがあることを再認識し、『日本に産まれてよかったな』と純粋に思えた。戦争から学ぶことは本当に多いと痛感した

  • 活字とは違いマンガだと感情に訴える部分が強いな、良くも悪くも。

  • 日本の教育で左にいつの間にか寄ってたんだなと思った。日本人でよかった。

  • 3を読むのは初めてだなぁ。これまでよりも文字が少なくて、コマ割も大きい気がする。アメリカのイラク戦争反対を描いたもの。アメリカのイラク戦争失敗は今や常識だもんな。ほんとよしりんは天才じゃないか。欧米の植民地支配のことが出てきたけど、ほんと野蛮だ。こんな過去を持つ国が何をえらそうに、と思う。キリスト教を楯に世界中を蹂躙してきたのだ。これを読んで、なおアメリカにひざまずこうとする人がいるのか。日本はほんとに恵まれた土地を持ち、四季があり、豊かに生きてきたんだと思う。豊臣秀吉が蒙古を攻めたぐらいじゃないか。あれも秀吉の老害だという説もあるもんな。とち狂ったのだ。

  • 右翼左翼とかそうゆうのとかじゃなくて、とにかくどうゆう出来事があったのかが勉強になったと言う感想。

  • 日本国憲法の前文に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼してわれらの安全と生存を保持しようと決意した。」と書いてあります。もしも、どこの国とも仲良くするということを実際に行うと、大変なモラリティの無い外交にならざるを得ない。どこの国とも仲良くするということは、たとえどんな酷い不正や非人間的なことが行われていても、その国に対して制裁行動は起こさないで仲良くするということだ。これこそがモラリティ欠如の外交だ。抗議しても改めなかったらどうするのか。
    といって、日本は武力行使はダメ、威圧もダメ・・・。
    一体どうすればいいのか!
    結局日本はモラリティのない外交しかできない。なんという憲法上の矛盾だろう。そこに日本国憲法の最大の欠点がある。
    一切の価値判断をしない外交は、ごまかし外交です。
    価値判断がないのだから何も言えない、ただ頭を叩かれてはひっこめる。
    日本国憲法は、占領政策の一環で施行させられた憲法だから、サンフランシスコ講和条約締結とともに現憲法を改廃するべきではなかったのか。
    日米同盟という縛りで、日本は戦争に巻き込まれることはなかったが、現在の日本に脅威は皆無とは言えない。米国の若者は、日本の為に血の汗を流してくれるのか疑問である。また、日米同盟に頼らざるを得ない日本も情けない。
    「生命と財産」さえ守ることができるならば、「日本の誇り」を捨ててしまってよいのか。
    悲しいことに現状は、日本の誇りを回復することなく自堕落にならざるを得ない。真の日本の復権と独立は、東京裁判の不当性を断罪し現憲法の改廃から自主憲法の制定しかないのかもしれない。
    本書は、保守という名の「親米ポチ」に疑問を投げかける熱い書だった。
    お薦めです。

  • 立て続けに読んでいる且つ、読み終わってから数日たってしまったので、なんだかわからなくなっちゃっている…。はて、何と書いたらよいものか…。

    戦争論の3巻。シリーズはこれで完結。
    序盤は、あれ?ちょっとトーンダウンしたかなぁ?という印象だったけど、そこを過ぎると、次から次へとページをめくってしまいます。この本でそうなるということは、そんだけ無知ってことなんだと思いますが…。

    以下、印象的なところをピックアップ。

    日本は豊かである。それはアメリカのおかげ…のような印象があるんだけど、そうではないこと。

    独裁という抑圧と、無秩序という自由はどちらが怖いか?
    日本の戦後は秩序が乱れなかった。それは天皇の存在や、「公」の意識があったから。(このシリーズには度々「公」という概念が出てきますが、ここの解釈がなかなか難しい…。わかりそうでわからない、でも感覚ではわかる的な…)
    アメリカが解放したと言っているアフガン、イラクでは無秩序状態になっている。

    国際法について。(戦争にはルールがあるが、破られまくっている。日本はルールを守ってきた方だが、負けたことによってあたかもルールを破ってきたかのように言われ続けている、など。

    集団自決の真実について。(軍の命令があったのか?そうじゃないものも沢山あった)

    キリスト教による動物の扱い方(動物は食べるために存在、有色人種にも同等に近い扱いをする感覚が潜んでいる?)
    大英博物館は侵略と歴史と成果。
    世界の歴史は、差別の歴史。

    特攻隊は無駄死にではない。(その背景事実)

    など。んー、もっかい読まないとダメかも…。

  • 先の2冊の総括。前2作に比べ情緒的な描き方がされているように思う。私が海外で知り合った方たちに「あなたの国で一番すばらしい場所は?」と聞くと「自分の生まれた街」とほぼ100%返ってきたあの衝撃は忘れられないけれど、日本人って私も含めそうはなかなか回答できないですね。語学ができるようになってもこの自信のなさはまだまだ続くんだろうか?

  • 「戦争論2」の続編。

  • ここまできたら3も読まねばなーと。相変わらず長いが2よりはまだマシかな。カタカナのサヨクのお話とか一読する価値はあるのではないでしょうか。

  • 過去の日本人のスピリットが、美化はされているのではあろうが、心地よい。
    国家・民族が様々な形で融合・変化しつつある中、日本人であるということをどのように個々人が定義し、解釈し、生きる道標としていくのか、前を向いて考える必要があると思う。

  • 日本人として日本で産まれたことを誇りに思えるようになりました。特攻隊の話は感動です。"公"の為に"私"を捧げる心は本当にすごいことだと思いました。

  • 戦争論3部作の完結編。
    戦争論1,2での直接的な戦争論を足がかりに、現代も続く戦争を題材として、総括している。

    強烈な表現、インパクトの強い画から、逆にこの書自身がプロパガンダの様相を呈しているように感じることもあるだろうが、そのような「表現」はあくまで導入(つまり客寄せ)と判断し、内容のみを冷静に見ていくと、なんのことはない、「人が社会で生きていくための道徳をちゃんと考えましょうよ」という至極当たり前なことを論じているにすぎない。

    そこを誤読すると、著者の主張は、「右寄り」だの「戦争肯定論者」だのと受け取られるのだな。

  • 小林よりのりは偏ってはいるけど今の日本に絶対必要な思想というか考え方を持っている人間だと思い。
    死ぬまで応援したい。
    が少し具体例の説明に寄ってきている、1の精神論的な内容で良いと思う。

  • 日本人必読の書

  • 義妹の本

    週末甥の面倒見ていたら義妹の本棚に発見!
    読んでみました。
    しかしなぜ3だけ?つくずく義妹は不思議ちゃん。。。。。

    あらすじ
    内容(「BOOK」データベースより)
    『戦争論』ついに完結!「自由と民主」の旗を圧倒的軍事力で掲げ世界を征服せんとするアメリカに、日本はこのまま追従していくのか?瀬戸際の今、日本が守り抜かねばならないものは何か?それは生命よりも大切な価値ではないのか?アングロサクソンの暴走を止められるのは日本しかないことに、日本人よ、今こそ気づけ!小林よしのりが、我が国の未来のために繰り出す、思想の最終兵器。

    自国の歴史を知らないと言うのは致命的なのだと思う。
    日本はほんとうに優れた伝統を有していて、そこに基づいた考え方をする。
    その考えが日本を動かしていたにもかかわらず。。。。
    かなりいろいろ考えさせられました。
    わたしも子供のころは外国=アメリカだったなぁと思いながら読みました。
    日本人は黄色人種である。名誉白人というふざけた身分がある。
    それは忘れちゃいけないのだと改めて。。。。。

  • 帯表
    偶然、日本に生まれた幸せを、どのくらい感謝していますか?
    希望と感動の320ページ描き下ろし完結篇。

  • 友達から借りて読みました。

    あまりに無知な自分がはずかしくなりました。

    せめてまず、自分の国のことはきちんと誇りを持って語れるようになりたい。

    そう、切に思わせてくれた一冊です。

  • 戦争論最終章。
    3冊読み終わると反米感情が噴出します。
    危険な書です。
    しかし、日本人なら読みましょう。

  • *立ち読み

  • 全3巻、世代を超えて大きな反響を呼んだベストセラー。戦争とは何か、国家とは何か、平和とは何か…に徹底的に向き合う迫力は斬新そのものでした。内容の詰まり具合と文字の多さも衝撃でした。太平洋戦争(大東亜戦争)を巡る歴史観を中心に、同時並行で世間を揺るがした同時多発テロ、アフガニスタンやイラクでの戦争もはさみ、そうした問題を考える、もしくは自分の意見を主張する大切さを考えるきっかけを与えてくれた意味で、僕は評価しています。

    辞書のような厚さと重さ(特に第2巻)が、腕を疲れさせます。頭も疲れますが…。

  • 小林よしのり氏は、ついに結論を見いだした。
    薬害エイズ、オウム真理教、歴史教科書、台湾論、戦争論1・2などの数々の問題や著作を通して小林氏は明確な結論に達したのではないでしょうか?

    著書にも書いてありますが、それは、「伝統を守ること」。

    日本において、戦前と戦後では歴史すなわち伝統が分断されていることが、いろんな問題の根本であることを指摘しています。

    私たちがここにある生命や、平和、豊かさは、決して偶然のたまものではない、先人達の命をかけた努力やその命によってかろうじて成し得たものである。

    私たちはその先人達に感謝し、ありがたみを感じながら、今ある生を全うしようではないか。

  • ところどころおかしいところはあるが、それでもアメリカに文句を言える小林よしのり先生は偉大だと思う

    3 には、特攻隊の辞世の句が載っていてボクは好きだな

  • 漫画というより、挿絵の多い論文なので、カテゴリをどこにしようか散々迷ったけど、やっぱりね・・・(2005.8.29)

  • すっかり文化人になってしまったね

  • 今まで敬遠してきたゴー宣全巻ここ一ヶ月ひたすら読んだ。勉強不足が身にしみた。
    戦争論1・2に較べて3は偏りすぎているかもしれない、が、知らぬ間に自分がどれだけ逆の方に偏っていたのかと考えるきっかけになった。

  • 1や2との違いがよく分からない。

  • もう・・・お腹一杯です・・・。

  • 従軍慰安婦問題を扱った、問題の書。貴方はこれをどう読む!?

  • 日本人として当然知っていなければならない情報がこのシリーズには詰まっています

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著者プロフィール

1953年8月31日生まれ。1975年、福岡大学在学中に初めて描いた漫画『東大一直線』が赤塚賞の最終候補で落選するが、雑誌に掲載され、大ヒットとなる。『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』『ゴーマニズム宣言』など話題作多数。
●主な著書
『新ゴーマニズム宣言10』(2001、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special 台湾論』(2000、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special「個と公」論』(2000、幻冬舎)、『ゴーマニズム宣言9』(2000、幻冬舎)、『朝日新聞の正義』(共著、1999、小学館)、『自虐でやんす。』(1999、幻冬舎)、『国家と戦争』(共著、1999、飛鳥新社)、『子どもは待ってる! 親の出番』(共著、1999、黙出版)、『ゴーマニズム宣言 差別論スペシャル』(1998、幻冬舎)、『 知のハルマゲドン』(共著、1998、幻冬舎)、『ゴーマニズム思想講座 正義・戦争・国家論』(共著、径書房)、『教科書が教えかねない自虐』(共著、1997、ぶんか社)、『小林よしのりのゴーマンガ大事典』(1997、幻冬舎)、『小林よしのりの異常天才図鑑』(1997、幻冬舎)

「1997年 『ゴーマニスト大パーティー3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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