プラチナデータ

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 6425
感想 : 890
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  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344018471

感想・レビュー・書評

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  • 頭のなかに綺麗な映像が注ぎ込まれるような小説。

  • 「プラチナデータ」(東野圭吾)を読んだ。
東野圭吾さんの作品を読むのはかなり久しぶりかもしれない。
まあ、面白かったと言えば面白かったかな。
東野圭吾作品を読む時、どうしても「容疑者Xの献身」を基準にしてしまう。
今のところそれを上回る作品には出会えていない。(あくまでも個人の見解です)

  • さすが東野圭吾といった作品。
    中盤以降どんどん読む速度を上げさせられる没入感があった。

    しかしながら、先が比較的読める展開となっていて、驚くような結末もなかった点がやや物足りなかった。

    人類をデータで縛るというテーマ自体はとても面白く、2023年現在でいうとマイナンバー制度が一番近いものになると思うが、それをさらに厳しく犯罪抑止の観点(に見せかけた階級制度)を含ませる事によって起こりうる問題提起を本書は描いている。

  • わくわくしながら読んだ。
    面白かった!

  • 殺人事件(推理物要素)、DNAによる捜査(科学的要素)、多重人格(脳科学要素)。
     とまぁ、好みのネタを随所にちりばめていながらつまらない。どれもハンパ。
     読みやすくはあるんですが、どれもイマイチ説得力に欠ける。
     まぁ、主人公が気に入らないんですけどね。
     結末もドンデン返しがあるわけでなし、種明かしがあるわけでなし、世の無常をつきつけられるでもなし、スカっとするでもなし。
    なんでこんなに人気があるのだろう?自分の味わい方に問題があるのだろうか・・・。

  • 面白かった。一見DNAだのコンピューターだのとっつきにくい題材かと思わせるものの、事件の大筋というか根源は非常にレトロなオーソドックスな感じが逆に好感を持てた。
    映画前提で読んだので最初にのと神楽のイメージが全くマッチせず、むしろ浅間の方が主役なんではないかと思ったが、やはりにのの演じる神楽の方が興味が沸く。腕の見せ所ではないだろうか?

    犯人も最初の方で予想は付いたけど(笑)内容が安っぽいというわけでは決してなかったが殺人の動機が弱いな・・・・と思った。

    最後の解決の仕方が腑に落ちなかったのも正直な気持ち。
    小説なんだもん、もうちょっとスカッと終わっても良かったのかも。
    映画ではその辺も期待しよう。

  • 途中まで作者の仕掛けに気付かずにいたが、後半になってストーリーに一気にのめり込んだ。

  • プラチナデータを読み終えました。
    やっぱり東野圭吾さんの作品は、買いますね、読みますね、読みやすいですね。
    近未来のお話、物語に引き込まれ、続きが読みたくて、一気に読んじゃいました。スリルありのサスペンス。
    ・・・なんだけども、東野圭吾さんっていうだけで期待しちゃって、自分でハードルを上げちゃっているんだろうか。う~ん、中盤から物足りなさが、結末にはあらら?みたいな。
    面白いんですけどね。

  • さすがの面白さ。

  • 後半につれてのめり込む感覚があり時間を忘れて読んだ。
    浅間と神楽2人のストーリーが並行して進み、最後は協力して謎を解き明かすところが読んでいて楽しかった。淡々としていた神楽の性格が、スズランや村の人、浅間と関係を持つにつれ人間味を帯びていく。ラストに信頼や自己犠牲など合理的でない選択をしていたのは父親が自殺する前の陶芸(陶芸に勤しむ父親)を好きだった頃に戻った、リュウと統合した?ように感じた。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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