- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344021747
感想・レビュー・書評
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人を98%信頼して、2%は過ちを許すゆとりを持っておく。生涯学び気付くことが大切。人との出会いを育てる。
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人格を育てるという表現が印象に残った
コントロールできないことにばかり囚われていても仕方ない
その中で出来ることがあるし、そこに向き合うことで道が開かれていく
持 -
小説的な本と思って読んだが、中身はキリスト教の教本のような感じがした。でも書いてある内容はどれも真理をついており、心に刺さる言葉がいっぱいだった。226事件も改めて調べようと思う。
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何だろうな、読み進めていくうちにどんどん息苦しくなった。
結局、現状に不満がある場合、本書のように達観して受け入れるか、打破するべく行動するかの二択しかないわけだけれど、まだ行動できる余地がある人はさっさと行動した方が良い。で、行動してもダメだった場合にこれを読めば救われるかというと、やっぱり自分の場合はますます苦しくなる気がするな。
まだまだ修行が足りないんだと思う。
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有名な本なのでいつか読みたいと思って
ようやく読んでみた
こんな清く正しく生きられる自信は正直ないな
ただ、ヴィクトール・フランクルについて書かれていたのは良かった。また、フランクルの本を読みたくなった。 -
心が弱っている時
悩んでいる時
人生の節目
本を読んでここまで救われたのは初めてかもしれない。
自分の周りの人にいかに声をかけられてもらっていたかが染みた。
本を読んで初めて泣いた。
【3ポイント】
★くれない族
ねぎらってくれない。分かってくれない。評価してくれない。
咲くということは諦めることではなく、自分が笑顔で幸せに生き、周りを幸せにすること。
★良い出会いは自分が努力して、出会いを育てなければならない。
この人とは会うべくして会ったのだから、この縁を大切に育てていく。
★主体性としての笑顔
相手の出方によって左右されることなく、自分の人生を笑顔で生きていこうとする表れ。
不機嫌は立派な環境破壊。ダイオキシン出してない? -
最初に「置かれた場所で咲きなさい」という言葉を聞いた時、どこか諦めの気持ちを感じ、好きになれず、当時話題になっていた本書を読む気になりませんでした。
年を重ね、本書を手に取ってみると、「咲くということは、仕方がないと諦めることではなく、笑顔で生き、周囲の人々も幸せにすること」であり、日々を幸せに生きるための心構えを教えてくれました。心に響く言葉が多くあり、時々読み返すことになりそうです。 -
去年自分の新しい環境が希望通りにならないことを報告したときに叔母に教えてもらった、「置かれた場所で咲きなさい」という言葉。
あれからずっと読みたくてやっと読めた。
素敵な言葉が散りばめられてて、
今を大切に生きること、
自分も他人も想うこと、
想ったら行動すること、
老いを受け入れられる人生を歩むこと、、
心に刺さる考え方がたくさんあった。
私もこんな心が広い、寛容な人になりたい。
意味のある人生を送りたい。
時間を大切にしたい。
今この環境でできることを精一杯頑張ろう。
今日が1番若いのだから。 -
日経で始まった橘さんによる渡辺和子さんの連載を読み、ご著書を早速読んでみた。
8歳で、226事件で父が殺害される現場にいたという生い立ちは衝撃的。だがそれを「父が父を憎む人だけに囲まれて死を迎えないために自分は生まれたのだ」という運命だと受け入れられており、きっと何度もその意味を反芻したであろう出来事を受け止めておられる度量の深さに感じ入る。過去に、ものすごい僻地で働いておられるカトリックの修道士の方にお会いしたり、上智に赴任された外国人神父さんの伝記を読む機会があったりで、どの方にも共通する人間の大きさのようなものにいつも心を打たれる。きっと渡辺さんもそんな人なのだろうなあと想像する。
同時にこの本を読むと、冒頭いきなり「修道者もキレそうになったり眠れない日もある」とあって、その心の広さが日々の心がけの賜物であることがわかる。この本の言葉をいくつ実践できるか…実践できたところで、少しでも近づける気がしないが。
心に残った言葉の中から二つ
人を信頼するのは98%にしなさい。残りの2%はその人が間違った時の許しのためにとっておくこと
耐えられない試練は与えられない。それをも両手をもって受け取ること