- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344021891
感想・レビュー・書評
-
とても癒された。
当たり前の事が書いてあるので、度々読み直して初心に帰れるようにしておきたい。
こういう手の本を読むと、結局「私は私でいいんだ」と思える。「美しい人の所作」を全て実践する事は出来ないし、完璧に美しい人はいないし、この本にあるような話し方を明日職場でしたら、みんなに「ミスフレンドリーと名高い塩水さんはどこいっちゃったの!?」って心配されるだろうし、美しい所作に拘りすぎて窮屈にとらわれてしまうのも嫌だし。いつも自然でニコニコできる自分自身でありたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「行住坐臥」。
所作の一つ一つが修行だと思うべし。
背筋が伸びる一冊。 -
読みやすい本。1時間もあれば読める。
曹洞宗のお坊さんが書いていて、一般人では普段しないようなことを
書いている。
ところどころ、著者の主観がはいるが、内容は本来日本人が必要と
している「所作」を改めて、思い起こさせてくれる内容。
p.119 不安は自分の心が勝手につくりだしているものにすぎない。
内容紹介
美しく立ち振るまう人ほど、その所作はさりげない――。世界で活躍する禅僧による生き方指南。禅の教えは、美しく生きるための知恵の宝庫!
「美しく立ち振るまう人ほど、その所作はさりげない」「イライラしている人に、美しい所作の人はいない」「座禅を学び腹式呼吸をすると、体が温まり、ストレスが消える」……心身を美しく整えるには、まず「所作」。
「禅の庭」のデザインや設計でも活躍、ニューズウィーク日本版(2006年)「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれた禅僧が説く、美しく生きるためのルール。
・正しい言葉を使う。
・毎朝、両手を合わせる。
・裸足で生活してみる。
・季節を感じながら、ゆっくり歩く。
・ゴミは正しく捨てる。
・畳のへりを踏まない。
・お腹いっぱい食べない。
・箸や器を大切に扱う。
・朝、5分でいいので掃除する。
・朝起きてすぐにテレビをつけない。
・朝起きたら窓を開ける。
・朝、歩く。
・一日一回、腹から大きな声を出す。
・毎日同じ時間に眠る。
・「今日のこと」は、眠る3時間前までにすませる。
・身に着けるものは、長く大切に着られるものを選ぶ。
・花を飾る。
・古いものを大切にする。
・美しい文字を書く。
・目上の人を尊敬する。
・メールではなく、直接話す。
・感謝は、感じたときにすぐ伝える。
・風呂敷や手拭いを使う。
・月を愛でる。
・日本文化に触れる。
――など、禅の教えには、美しく生きるための知恵が詰まっている -
当たり前のことだけど、できていない。
また、何故そのようなことをするのこ、何故そのようなことをし始めたのかは知らず生活している。
本を読んで見て生活を見直そうと純粋に思いました。正しく理解して、清く正しく生きていきたいと思いました。 -
「姿勢と呼吸」が、心に深く関わっている。心が乱れそうなとき、是非意識したいと思う。そして身体と心の繫がりはやはり無視できない。両方をバランス良くケアしよう。
-
美しい人になりたい、所作とは?と思って購入した本。
所作を整える。
日々行う全ての行動に言えること。
姿勢、呼吸、掃除、言葉、文字、などなど。
後半は所作というよりは日本人として美しい人とはという感じ。
禅の考えが基となっているので、茶道の話とか、日本的なことが多い。
美しい人、大和撫子のような・・・?
それでも参考になる点は多い。 -
本当に素敵な素敵な一冊だった。
シャネルの本を読んでから品格やエレガントな女性を意識するようになり、目指すようになった。
その時にこの本の、『美しい人をつくる所作の基本』という題名に惹かれて読んでみた。
禅が教えてくれることは自分が思っていた以上ことだった。所作を整えることで心も整う。そして、美しい人となる。言ってることも納得でき、分かりやすく、実践的なことが書かれてあって、ぜひ、毎日の生活で実践していきたい。
所作を整えることで心も整う。心を整えるために所作整える。そのために必要なことが書かれてある。
今まで読んできた本の中でも本当に心に響いた本だった。
また読みたい。そして、いつまでも手にしたいので、ぜひ、購入したいと思った一冊。 -
気になるタイトルの本ですね。かなり人気があるようで、いつも行っている図書館での予約の長い待ち行列の末、ようやく借り出しました。
著者の枡野俊明氏は、多摩美術大学教授でもあり庭園デザイナーでもあるという異色の禅僧です。
著者の人柄にも拠るのでしょうが、とても穏やかな語り口で、美しい所作に関する数々の気づきを得ることができました。ただ、もう少し、深堀りした「禅」の教えも「所作」の背景として触れられているのかと思っていたのですが・・・。その点では、少々物足りない印象です。 -
所作のマニュアル本かと思ったら、心の在り方の本でした。最後の方は共感できるところと出来ないところがありましたが、ガサツな私には初心にかえらせてくれる本でした。
-
禅語の引用などの他、ちょっとしたトリビアもあったりして、読み物としても面白い。もっともと思うことは多いが、なかなか実践が…