- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344028548
作品紹介・あらすじ
大物政治家・久丸の脱税事件捜査が原因で刑事を辞めさせられた八房文次郎。彼を窮地から救ったのは警察時代の部下・鍋島だった。彼女は八房に、「3D」という探偵を派遣する組織に登録して、探偵になってほしいと依頼する。八房の相棒役は、鍋島の恋人・弾正勘八。かつて八房がスリで逮捕した男だった。口だけが上手い、ゆとり世代の弾正に振り回される八房に舞い込んだ、仇敵・久丸からの依頼!過去の因縁に決着をつけるため、事件に挑むのだが…。
感想・レビュー・書評
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話自体は面白いけどギャグの部分が自分の年齢に合ってなかった。
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このゆる~い感じは好き。
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主人公がもと刑事なのにポンコツ過ぎてかわいそう…。田舎の刑事シリーズが好きで、この作者を読みアサリ始めました。今のところ、田舎の刑事シリーズがいちばん面白い。
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設定に無理があるというか無茶苦茶な気がする。
自分にはこれが面白いとは思えない。
田舎刑事シリーズと変わらないと思うのは自分だけかな。
批判的だけど読んでいるのはもしかして好き・・
気軽に読めるのがいい⁈ -
犯罪捜査以外はダメ男の元刑事と、元スリのコンビが探偵となって事件を解決する短編集。
田舎の刑事シリーズと似た感じで、主人公が刑事を辞めた理由はシリアスだがその他はユーモア全開の脱力テイスト。肩の力をぬいて気軽に読めるのはいいが、主人公が壊れすぎかも。 -
この作者って、こういう本しか書けないの?
一芸に秀でたバカなボケと、探偵役の常識人ぶったボケの話。
文章は読めるけど、またこれかと。 -
全体的にバカミスというか、この作者いつもの感じの肩の力を抜いて読む感じのお話。重たい話ばっかり読んでるとこういうB級臭がハンパない本が癒されます。そんなお口直し的な感じに楽しむのが最良の一冊かな。逆にこういうのばっかり読んでてもそれはそれで疲れそうなので「重たい話の後に読む用」としてストックされるのがよろしいかと。
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偏見の塊で読み始めたのだけど深く反省。思いの外読ませる話だったw
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昔は敏腕刑事だった八房文次郎は、今は無職で妻子とも別居中。バイトも次々とクビになるというポンコツぶり。そんな男が不可解な事件の謎を解いていきます。主人公と相棒のバティ感がコミカルで面白いですし、コンゲーム、倒叙、手記など、どの短編も異なる趣向で飽きさせず、なかなか良い出来栄えのユーモアミステリーだと思います。
ベストは【ポンコツ探偵、語る】。構成を活かした捻りがよく効いています。 -
ユーモアミステリ連作集。ポンコツ探偵……あまりにポンコツすぎるぞ。これはひどいでしょ。だもので名推理を繰り広げられても、すごいとか思う以前に。「……このポンコツに負けるだなんて」とがっくり来ちゃうのは私だけなのでしょうか(笑)。
お気に入りは「ポンコツ探偵、出かける」。怪しいポイントにはちょっと引っ掛かりを覚えたものの、真相にまでたどり着きませんでした。無念。