やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる暮らし方・考え方

  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344029705

感想・レビュー・書評

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  • やっぱこの人、発達系というかADHDの人なんだろうな。でもそういう人でもこのようにきちんとした生活をできるというのは素晴らしいよなぁ。物を手放すことから、自己否定のような精神面のことまで、『やめてみた』話。続編も予約済。世の中、シンプルに暮らすのが流行りだ。スマホ依存は耳が痛い。土鍋も試したいけど、やっぱ洗うの面倒だよな。

  • わたなべぽんさんのエッセイコミック。家電から習慣や人との接し方まで、何気なくやってきたことを「やめてみる」「見直す」ことで、心や生活が穏やかさや広がりを増していく経験が語られています。「寝るのがもったいなくて夜更かし」はめっちゃ覚えがある…

  • 色々と今まで必要と思っていたものを手放していくことで、身軽になり、本当に大切なものな見えて来る。
    些細なことでも一つづつやめてみて、楽に生きれるようになれたらいいな、と思える一冊。

  • 【あらすじ】
    これまで当たり前のように使ってきた道具や、こうしなきゃ・・・と思っていたこと、つい囚われてしまう考え方の癖、そういったものを1つ1つ仕分けして「やめて」みる。そんな試行錯誤を繰り返しているうちに、いつしか生きるのがラクになっていく、そんな著者のクスっと笑える奮闘を描いています。読んでいるうちに心の中からすっきりしていく1冊です。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    ここ半年ぐらい、自分の生き方や嗜好についてモヤモヤしています。身の回りの様々なことが「本当に自分のやりたいことなのか、それとも『やるべき』と思い込んでいるだけのことなのか、よくわからない」という状態なのです。こうなると、日々の充実感がいつまで経っても感じられず、不安とイライラがつのって、それがさらに悪循環を生む…というスパイラルに陥ってしまいます。良くないです?

    最近気づいたのは、身の回りのことは以下の4つのどれかに当てはまるということです。
    ①やるべきことだし、やりたいこと(意義◯/欲求◯ 例:洗濯物・子どもの相手)
    ②やるべきことだけど、やりたくないこと(意義◯/欲求× 例:仕事・ダイエット)
    ③やるべきことではないけど、やりたいこと(意義×/欲求◯ 例:レンタルコミック・スマホ・買い食い)
    ④やるべきことではないし、やりたくもないこと(意義×/欲求× 例:なし(基本的にやらないから))

    で、①と④はいいのですが、問題は②と③で、以下のような問題があります。
    ・②はやる気が出ない→やらないと「逃げてしまった」と後悔が残る
    ・②は他人に迷惑が及ぶ場合、簡単には逃げられない
    ・②は「やるべき」がそもそも単なる思い込みの可能性がある(客観的に見れない)
    ・③は心の平静を保つのに必要だが、あまり長時間やってしまうと「時間を浪費してしまった」と後悔が残る
    ・②③両方やろうとすると、睡眠時間が削られる

    もちろん③で使っている時間を出来るだけ②へ回すのがベストなのは、理屈ではわかるんです。でも、気持ちがついてこない。この葛藤がイライラの原因なんですよね。②③どちらをやっても、どちらをやらなくてもイライラする。どうすればいいのでしょう。

    この本を読んで、意義なんか気にせずに②も③も絶対量を減らしてしまえばいいんだ、と思いました。ダイエットのための運動をやめる代わりに、買い食いもやめちまえ。で、余った時間は①と睡眠時間に回してしまえ。そう思えました。持ち物を少なくすることで、手の届く範囲で充実感を得るというミニマリストの考え方が何となく理解できたような気がします。
    実際は簡単には変われないとは思いますけどね笑 少しずつ荷物を減らしていこうと思います。

  • 自分が心地よく暮らせるなら、常識という言葉にとらわれることなく自分流でいいと思えました。

  • 炊飯器や掃除機といった「あって当然」の家電をやめたことをきっかけに,身の回りのものや習慣をどんどんやめたり減らしたりする筆者。やめることで不自由になるのではなく,自由になっていく様子が清々しいです。「ないと困る」と思っているものも見直せるかも。

  • 自分に自身がなくて、人の目が気になって仕方ないタイプなんだろうな
    素敵さの基準がぼーっとしてると外に外に向いてしまうから、家の中も汚れてくるし、おちつかない
    いいと言われてることをそのまま取り入れて、しっくりこなくても気づかない
    どこ見て生活してるのか!というところがポイントなのかも

  • 結論ー全ての項目が私めはとっくにやめてた。

    炊飯器をやめて土鍋に。
    土鍋〜毎日土鍋でご飯〜美味しい。ほんとはお櫃が欲しいけどすごいべらぼうな値段で諦めた。

    流しの三角コーナー、とっくに取っ払い、小分けでその都度ゴミ箱へ

    ゴミ箱を片付ける、「屑入れ」ー同じく最低の数にした。回収が楽。目の見えるところに屑入れとか置きたくない、多少不便

    トイレブラシは使い捨てのにした、菌とかの問題。
    トイレの手洗いタオルもやめた。(このことは作者はしてない)
    使い捨てのペーパーにした。
    清潔に洗っていても、他の人から見たら不潔そのもの。

    忘れ物してコンビニに寄る。
    コンビニ」ものの本で「何かお金がたまらない人」でコンビニの無駄遣い。
    でー極力寄らない、寄ればつい買ってしまう。
    これも早くから辞めている

    メイクー粉がメインだ、これも先取りだね、

    タバコ吸わないし、晩酌もやらないからやめてみたにはならない。(外食とかたまには飲む)

    テレビのつけっぱなし。
    テレビもつけっぱなしではないーとにかく本を読みたいから。見たい番組だけを見る、必要以上にコマーシャルだけ見て時間を取られるのは嫌!

    服装は、結構スタイルを決めている
    とりあえずはオシャレと言われる。
    好きなものが決まってるから。

    人間関係〜友達は長年の「半端ない長さ」友達がいるから不満なし。

    結構どこでもいけるから、一人で平気、一人上手、充実している。

    全ての項目が、お先にやらせて頂いてます。

    生活を少し変えようとという人にはいいかも。

    ブクログの皆さんは本の知識があるから

    これは物足りないでしょうね。
    甘々で星三つ。

    本とは別に、個人的に完全にやめてみたことー
    皿洗い!
    全て食洗機、余った時間で読書。


      

  • 断捨離やミニマリストが流行る中で、どこからやめていくのがよいのかのきっかけになる本

    人によって参考になる、ならないはあると思うが、スマホや人間関係は参考になる人も多いのでは

    全然関係ないけど、作中の夫婦関係が理想的で羨ましい(笑)

  • 漫画なので楽しくサクサクと読めた
    しかし、漫画と侮るなかれ
    多くの片付け本は、物を捨てることに重きが置かれているが、これはただ何気なく続けている習慣や心のもち様にも及んでいることがすばらしいと思った

    カレンダーや手帳の予定表が埋まっていないと毎日が充実していないように思え、無理矢理なんやかやの予定を作る矛盾、挙げ句の果てに疲れ果ててしまう

    友達に振り回され、友達に嫌われないようにあれこれ気を遣い、無限ループに入り込んでしまい、自分を見失ってしまう

    謝罪する場面ではないのに、すぐに「すみません」とあやまってしまう習慣、あやまるのでなく「ありがとう」と言った方がいいと言うパートやナーのアドバイスも的確ではっと、自分の言動を思い起こしてしまった

    すべて、考え方、心の持ちよう
    自分は、自分でいいんだ、このままでいいんだと開き直ることの大切さ。結局それは何より自分を大切にしていることにつながる

    私など退職し、いろんな物を片付け、人間関係も整理していく中で、得てきた悟りをこの著者はまだお若いであろうに、早こんなことを悟られていること、立派としか言いようがない

    時々登場されるパートナーの方のアドバイスや存在も素敵だなと感じた

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著者プロフィール

漫画家。山形県出身。第6回コミックエッセイプチ大賞・C賞を受賞しデビュー。初の著書は女性でありながらAV商品を取り扱う古本屋の店長を勤め、その経験をコミカルに描いた『桃色書店へようこそ』。累計30万部超のヒットとなった『スリム美人の生活習慣を真似したら、1年間で30キロ痩せました』シリーズほか、お片づけコミックエッセイ『ダメな自分を認めたら 部屋がキレイになりました』(KADOKAWA)などの著書、『やめてみた。』(幻冬舎)がある。現在はこよなく愛する西荻窪に暮らす。

「2023年 『人見知りの自分を許せたら生きるのがラクになりました』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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