親指さがし (幻冬舎文庫 や 13-4)

著者 :
  • 幻冬舎
3.07
  • (131)
  • (250)
  • (991)
  • (209)
  • (94)
本棚登録 : 5053
感想 : 377
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344407176

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • サクサク読めるホラー小説。
    タイトルからして惹きつけられる。
    理不尽な負の連鎖、解決しない怨念のスパイラル。日本のホラーの良いところが詰まってます。
    ツッコミどころがあるが、それを読者が違和感を持ってツッコませないところがうまい!

  • 読みやすかった。

  • 青春ホラー
    設定がはっきりしていて単純なので非常に読みやすい。
    恐怖を感じながらも、実は切なく悲しく、終わりがない。
    ま、簡単に死にすぎるとは思うが、これぞジャパニーズホラーな印象w
    面白かったです。

  • こうも都合よく、主人公の知りたいことを不信もなく教えてくれる人物が次々と現れり、幽霊が饒舌にあらましを語ったりしてストーリーが障害物なく進んでいくと、現実味を帯びないので、恐ろしさが感じられない。
    幽霊はお喋りじゃ、ダメ。

  • 【385】

  • 読みやすい。

    リアル鬼ごっこよりは面白い。

  • ホラー小説はあんまり読まないんですがタイトルと装丁で気になって読んでみました。あくまでも私の感想ということで言わせてもらえばつまらなかった。多分、この人の作品はもう読まないでしょう。

  • 親指さがし?なんだその遊びは。という興味から手にした作品。
    言葉巧みに書かれており、親指さがし中の映像が簡単に想像でき、登場人物達と一緒にドキドキ感を味わうことが出来ました。

    私が山田悠介さんにハマるきっかけとなった作品。

  • 2015年2月24日読了。7年前に「親指さがし」という遊びで友人を失った武たち4人、ささいな手がかりをもとに彼女を探しに出かけたことが、新たな悲劇を生むことに…。今更言うまでもなく、ぺらっぺらに薄っぺらい「設定だけ」のホラー。人物や風景の描写など、ほんの1行でいいから記載があるだけで読み手の印象は全然違うのに…と歯がゆくなる。が、妙に気になる小説でもある。現代の映画やゲーム・インターネットは表も裏もオトナが作った過剰でコッテリした情報・設定にまみれており、若者にとっての現実はこの小説くらい無味乾燥でスッカスカであり、それゆえ山田悠介の小説が「リアル」に感じられるのかもしれないなあ…。

  • 中学生の時に初めてちゃんと読んだ小説。さくさく読めるし話しも分かりやすくてかなり引き込まれたのを覚えている。マネしたくなった(笑)

全377件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田悠介の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
綿矢 りさ
山田 悠介
山田 悠介
8.1
山田 悠介
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×