僕のとてもわがままな奥さん (幻冬舎文庫 き 3-11)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 566
感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344414556

感想・レビュー・書評

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  • 映画の『猟奇的な彼女』が好きな人は好きだと思う★

  • 家族のススメで読んでみました。

    気弱な夫と強気な妻の私生活を書いた小説。映画かドラマで見てみたいなと思いました。

  • 平々凡々な僕にはとても美しい妻がいる。そのことを周りはとても羨ましがるが、その実態は・・・。

    とてもおもしろかったです。
    全体的にコメディ調なのですが、ジュンの、ナオミの意地悪にもう嫌気がさしているんだけど、でもナオミのことがどうしても好きなこと。
    ナオミの、ジュンのことが好きなんだけど、どうしてもジュンに意地悪をしてしまうこと。
    自分ではどうにもならない相手に対する好きという気持ち。それを「この2人もうダメなのかな」という展開の中で、チラッチラッと見せるあたり、銀色さんはこういうの本当にうまいなと思うし、実際しんみりときます。
    お互い好き同士なんだよね。。
    ラストも笑っちゃうんだけど、しんみりした。
    この2人のことが大好きになった。

    銀色さんは「ミタカくんとわたし」の時も思ったけど、「つれづれ」なんかに時間潰してないで、こういうのをもっとたくさん書いてほしい。

    ところでこの本、さらにコメディタッチにして北川景子主演でドラマ化したら当たりそう。旦那さん役は小出恵介がいいなぁ。今だったら向井理とかになりそうだけど、あえて小出くんに!ちょっとダサめの役作りをしてもらって。
    うまい脚本家に託せばいいドラマになりそう。。。

  • 自分のしあわせの形を黙って大事にしよう。そうしよう。

  • ぺこ

    僕にも理想に奥さん像があります

    料理が上手でかわいくて

    いつも笑顔で癒してくれて

    僕の夢を応援、後押ししてくれる


    まぁ理想は理想です

    僕はこの本のような奥さんには捕まりたくありませんが

    ストーリーとしてはほのぼのとしていてどこか共感できるお話

    本当に僕は理想の奥さんを見つけられるのでしょうか?


    まぁ理想は理想です


    終わります

    ぺこ

  • 銀色さんの小説が好きです。
    主人公が高尚過ぎなくて、同じ目線で物語を楽しむことができるので。

    今回の小説も例に漏れず、最初から最後まで淡々と楽しむことができました。
    何のドラマもないけれど、だからこその読み応えがありました。

  • タイトルに惹かれて、久し振りに読んだ銀色作品。この奥さん、私の事じゃないの?なんて、思いながら読了。とても楽しく読ませていただきました!わがままで、自分勝手な妻に振り回される夫の姿が微笑ましくも、哀しい。こういう夫婦も、ありですよね!

  • とてもきれいでわがままな奥さん・ナオミにふりまわされ、大好きだけど、大嫌いで、けど気がつくと離れられないジュンの眼からみた結婚生活。た、たいへんそうだけど、眼が離せない。映画『猟奇的な彼女』や篠田節子『百年の恋』ほど強烈ではないけれど。

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著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2023年 『退屈ピカリ つれづれノート43』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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