リターン (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 2057
感想 : 185
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  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344424067

感想・レビュー・書評

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  • 「リカ」の二作目。
    一作目から10年もの月日が経った後の物語。
    初っ端から、待ってました!と拍手してしまう程のクレイジーさ。
    実際にリカが登場する回数は少ないですが、しっかりゾッとさせてくれます。
    展開は読めるものの、読めるからこそ予想へ近付くにつれてゾクゾクと読む手が止まらない!
    一作目よりも面白かったです。
    しかも本当の最後の展開は読めなかった。
    二人の女性刑事もかっこよかったです。
    今回も楽しませてくれてありがとうリカ!

  • 「リカ」の続編。
    リカを読んだのが随分前の事で
    覚えているか不安だったけど
    クレイジーな女、という事だけ覚えていれば
    本作は問題なく読めた。

    リカ…怖いよう。
    全国的にリカが増えたらどうしよう…。
    続けてリカちゃん読むか。

  • 「リカ」に誘われて続編に手を出してしまいました。
    私の持論ですが、シリーズものは2作目が肝だと思っています。
    その考えだとこの作品のラストは、恐ろしく期待以上でした。
    リカの心理は誰もが持っているものなのでしょうか。

  • 刑事物が好きな私にとってはなかなかの面白さだった。
    衝撃的シーンからはじまり、リカの異常さについてはなかなか理解されないからもどかしい。けど本当にそんな人がいるわけない、そう思うのが普通なんだよね。

  • イッキ読み!
    うーむ( ˘-˘ )前作「リカ」より怖さは無い、かな。
    前作では「ひぃぃいいこわい〜〜」と言いながらページを繰る手が止まらないって感じでしたが、
    今回は「はいはいそれで?どうなる?どう来ます??」みたいな。リカいつ出てくるのさ...みたいな。
    主人公が女性ということで、リカと女性同士のなんやかんやを期待してたのですが、そういうのは全くない。
    女性性がキーになってくると勝手に期待していたのでちょっと残念かな。
    リカの人格形成の過程に興味津々なので、自作を早く読まなくては!

  • スラスラと読むことができた。
    前作のひやっとするというか、ゾクっとする終わり方とは違うけど、今回もまた闇の深い終わり方。

  • 警察官を殺し、雲隠れしていたリカを追い続けてきたコールドケース捜査班の尚美は、同僚の孝子と捜査に加わる。捜査が難航する中、孝子の恋人、捜査一課の奥山の連絡が途絶えた。彼の自宅に向かった二人が発見したのは…。(e-honより)

  • あの怖い「リカ」の続編。前回ストーキングされた本田たかお君、話の最後でリカに捕まり、なんと手足・目・口・耳を取られた状態でリカと11年間暮らしていたらしい。喉に食べ物を詰まらせて死亡、高尾山近辺の山に棄てられました。今回はその事件に刑事たちが挑みます。でも読後感は「怖い」の一言。怖い…

  • 【サイン本】自分のやりたいようにやる。それがリカという女だ。【リカ】から10年後の物語。まだまだリカは異常なまでに健在だった。立ち向かう女性刑事2人。尚美と孝子。最後の最後でまた背筋が凍った。リカに出会ってしまった人たちは皆、リカに飲み込まれてしまうのだろうか【汗】尚美はリカになってしまったのか❓まだリカがこの世界に居るような気がして恐ろしい思いのまま、続く【リハーサル】へ。

  • 相変わらず怖い。
    そして終わり方が・・・。

    怖くて気持ち悪いけど文章の書き方がうまいからどんどん読んでしまいます。

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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