ウツボカズラの甘い息 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.68
  • (100)
  • (286)
  • (222)
  • (31)
  • (7)
本棚登録 : 2480
感想 : 219
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (552ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344428027

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 引き込まれて一気に読んだ。
    柚月裕子 やっぱりうまいなぁ。
    湊と菜月のコンビ すごくぴったりでもっと読みたい。
    このままじゃ 毎回コンビ組むのはむりだから ぜひぜひ菜月を神奈川県警の捜査一課に異動させて欲しい 笑。
    文絵の子供が実はもう亡くなってたって驚き。解説読んだあと もう一回そのあたりの描写読んでみたけど わたしは全然わかんなかったなぁ。

  • 緊張感のある展開が続き、ハラハラとしながら読みました。
    テンポ良く頁を捲る手が止まりませんでした。

  • 事件の当事者のお話と警察側のお話とどちらもテンポ良く面白かった。
    しかしどちらもちょっと中途半端な掘り起こしで、もうちょっと深くと思えた。
    最後文絵はどんな状態だったのだろう⁇
    気になる。

  • やはりこの作家の作品は実に面白い!兎に角、作品に於ける事前の準備や読者を翻弄する二重三重のトリップには舌を巻く。作品を完成させるためのち密な情報収集と作者の頭の良さがなす技なのだろう。なるほど!と唸らせる状況がページを繰るごとに散りばめられている。それに気付かず読み進むにつれて、あれ?待てよ、これって・・・と読み返す事が度々起こった。こんな作品は初めてである。マルチ商法、新興宗教と人の心理を突く作品。最後まで犯人が分からない仕掛けに唖然とした。今までの作品の1・2位を表すと言っても過言ではない。


  • 面白かった。身の破滅にならない程度なら美人にだまされてみたい。

  • 結末が気になって中盤から一気に読破。

    当たり前の日常が幸せであることを忘れてしまう…
    誰にでもあることだと思った。

    みなそれぞれ、抱えているものがある。

    柚月さんの本を読むと、相手に思いを巡らせる力を養うことができる気がしている。

  • 二つの話が並行して流れ、何時一つになるのか楽しみながら読んだ。被害者の連鎖、いつ犯人に辿り着くのか、先を急いで読んだ。

  • 中盤からの展開はスピード感もあり結末が気になり一気読みでした。本当に面白かったです。
    柚月裕子さんの筆力あっぱれです。

  • 主婦の話と、刑事の話が並行して進んでゆく。
    どこで交わるのか、どうつながるのか。
    後半は先を読みたくて止まらなくなった。

  • ウツボカズラの壺に落ちるように知らず知らずの内に
    罠にはまる。なるほど!面白い展開!
    時間を忘れて読んでしまいます。

全219件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

1968年岩手県生まれ。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同作は白石和彌監督により、18年に役所広司主演で映画化された。18年『盤上の向日葵』で〈2018年本屋大賞〉2位となる。他の著作に『検事の信義』『月下のサクラ』『ミカエルの鼓動』『チョウセンアサガオ咲く夏』など。近著は『教誨』。

「2023年 『合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柚月裕子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×