- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344980426
感想・レビュー・書評
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ソニーで辣腕をふるった著者による日本論。日本社会の特徴と現状から、これからどのような戦略がいいのか個人的見解が述べられている。ものづくり・金融資本主義への移行を説いているが、正直勝ち組による理論としか読み取れない。
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SONY初の文系社長として牽引した、評価は分かれるが
経営主導か、技術主導かといえば、やはり後者
=まず「SONY VISION」ありき
TOYOTAの奥田さんの時代もやはり違ったと思う
日本は「モノづくり」の大成功から、金融バブルに行ってしまい、次代のモノづくり=Digitalisationへ向かわなかった
失われた40年 旧来のモノづくりが中心を占めている
日露戦争で日米戦争に立ち向かったと同じ
待っているのは焼け野原と世代交代か -
311前の日本の将来像を書いたものを読んでみたくなり、この本を手に取りました。
本の中でふれている「環境」というものが、今の日本においては非常に危ういものとなってしまっています。これから日本ではどのようなものを目標とし、世界においてどのように振る舞うべきなのかを、自分の中で考えるきっかけをくれます。
「共創」資本主義の考えは、とても興味深いものでした。
筆者はソニーの元社長であり、今はクオンタムリープの代表取締。経営者からの鋭い意見が、実現可能かどうかは別として、豊富にあるので、とても面白いと思います。 -
日本再生について知りたくて読書。
薄いのでサラサラっと読める。肯定的な話が多く、ワクワクする内容が多い。本書発売後に、リーマンショック、そして、日本は大震災を経験したので、世界の中の日本とは。魅力とは。日本復活とはを考える機会が増えたと思う。
近代経済学は、ケインズ経済を基礎にしたものを学び、おそらく現在でも学んでいると思う。しかし、原理原則は不変だとしても、100年前の社会と大きく変化しているので、新しい経済学が必要であることは納得する。
2020年へ向けてもっと知識と知恵を学び、柔軟性のある人間でありたい。
日本が平和、環境、文化で世界へ貢献する。和、共生は日本から世界へ発信していくにふさわしい考え方だと思う。
読書時間:約30分 -
さらっと読めた。
自分でも先の時代を読めるようになりたい。 -
2011.7.5
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