日本進化論: 二〇二〇年に向けて (幻冬舎新書 い 3-1)

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  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344980426

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  • 出井伸之『日本進化論』(幻冬社新書)

    ■ 中東社会
    □ 中東社会=「アラブ人×インド人×フィリピン人」で成り立っている。
    □ 政治はアラブ人、ビジネスはインド人、サービス産業はフィリピン人。

    ■「V」と「R」を掛け合わせる
    □ Real=産業資本主義に基づくリアルな経済
    □ Virtual=ITや金融といったバーチャルな価値に基づく経済。
    □ 日本経済の基盤はモノづくりとサービス、つまりリアルエコノミーが中心の世界。

    ■ アメリカの企業統治の仕組み
    □ アメリカでは企業統治の仕組みが三段階になっている。
    □ まず、企業内部のガバナンスがあり、
    □ 次に、株式市場であるニューヨーク証券取引所やナスダックのガバナンスがあり、
    □ その上に、SEC(アメリカ合衆国証券取引委員会)やSOX法(サーベンス・オクスリー法)がある。


    □ 固定電話は2020年には完全になくなっている。
    □ NTTという企業も、存在し続けているとしても、交換機電話とは別のビジネスをやっているはず。
    □ 次世代ネットワーク=固定電話と携帯電話をインターネットの技術によって融合させる情報通信の国際規格。

    ■ 2020年の日本社会
    □ 高級車はバッテリーカー、大衆車はハイブリッドカーというように車の住み分けが進む。
    □ ガソリンカーは、一部の金持ちの趣味として残るだけになる。
    □ ハード(物)の価値は、半導体のような電子部品とネットワークの中に吸収されてしまう。
    □ 車は人間の脳とセンサー&アクチュエイターによって動く一種のロボットになっている。

  • 出井さんが色々と書いているが、もはや破滅寸前のソニーの元社長が何を書いても説得力がない。ソニーエリクソンを作って成功したなんて書いてあるところが、白々しくて情けない。諸行無常の響きを感じるが、ただの自慢話が多いので読む価値は少ない。

  • あまり意味の無い本
    思い付きをだらだら書いているだけ
    思考が雑

    丁寧な思考ができるように勉強しよう

  • 080330読了

  • さらっと出井。

  • これからの日本はどう変わるのか。

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著者プロフィール

1937年、東京都生まれ。60年早稲田大学卒業後、ソニー入社。主に欧州での海外事業に従事。オーディオ事業部長、コンピュータ事業部長、ホームビデオ事業部長など歴任した後、95年に社長就任。以後10年に渡り、ソニーの変革を主導した。退任後、2006年9月にクオンタムリープを設立。大企業の変革支援やベンチャー企業の育成支援などの活動を行う。NPO法人アジア・イノベーターズ・イニシアティブ理事長。

「2021年 『個のイノベーション ―対談集―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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