出世花 (祥伝社文庫) (祥伝社文庫 た 28-1)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 144
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396334352

感想・レビュー・書評

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  • 『おくりびと』を彷彿とさせますが、表題作「出世花」は『孤宿の人』(宮部みゆき)を思い出しました。「みをつくし料理帖」シリーズでも毎回号泣させられますが、今回も泣き泣き読みました。そして食べるシーンがとっても美味しそう!これもシリーズ化されるとうれしいな。

  • 初めての高田郁作品。
    主人公のお縁の凛とした姿と素直な心がとても素敵だった。
    自分を見失った時に再読したくなるような本。

  • 高田郁さんの著作の中で、未読の最後の一冊でした。
    もったいなくて買えなかったんだけど、読み始めたら止まらなくて。
    短編になっているので、私にはとても読みやすかった。
    江戸版の「おくりびと」、かな?
    なんていうか、こういう本、ほんとーに好きなんです。

  • この作者らしい、爽やかな読後感。でも、「おくりびと」と印象が重なってしまう。「銀二貫」や「澪つくし料理帳」の方が面白いかも。

  • オビどおりで江戸時代の「おくりびと」。
    この著者の作品の序盤の悲劇っぷりにやられ
    幸福感に満たされる結末にほっとする。
    はっ?デビュー作!?

  • 武家の娘であった主人公が、幼くして親を亡くして寺で生活することとなり、そこである仕事と出会い、これを天職として成長していく。高田センセのデブュー作だそうです。新刊が品切れになっているようなので、NETにて中古本を購入しました。主人公の少女の成長譚とゆうのはありがちっぽいですが、選んだ職業がなんともスゴイ。こんな設定は誰も考えないだろ。しかし、これでデビュー作とゆうのだから、高田センセの実力たるやサスガのものですね。

  • 時代劇版・おくりびと みたいな、と思ったらすでにオビでうたってあったそうな。正念さま、切ない…

  • お縁坊の成長。
    昔は不倫をしたら敵討ちされるとは!
    骸のお清めのお仕事とかチョット生生しい所もありましたが、正縁さんのお仕事姿にそれすらも清く感じました。

  • 最後はもうほんと号泣でした。
    最初の始まりが悲惨だったので、どんなに暗い辛い話しかと思いきや・・・なんという清涼感!心が浄化されました。
    途中サスペンスチックな展開もあり、一気に読んでしまいました!続編も書いて欲しいなぁー

  • 時代劇版「おくりびと」とキャッチコピーがついてました。ちなみにおくりびとは見たことないです。
    何かただ漠然とスゴイな…と感心してしまいました。
    こんな風に生涯をかけられる仕事、誇りを持てる事、羨ましいです。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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