- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396334352
感想・レビュー・書評
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『おくりびと』を彷彿とさせますが、表題作「出世花」は『孤宿の人』(宮部みゆき)を思い出しました。「みをつくし料理帖」シリーズでも毎回号泣させられますが、今回も泣き泣き読みました。そして食べるシーンがとっても美味しそう!これもシリーズ化されるとうれしいな。
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高田郁さんの著作の中で、未読の最後の一冊でした。
もったいなくて買えなかったんだけど、読み始めたら止まらなくて。
短編になっているので、私にはとても読みやすかった。
江戸版の「おくりびと」、かな?
なんていうか、こういう本、ほんとーに好きなんです。 -
オビどおりで江戸時代の「おくりびと」。
この著者の作品の序盤の悲劇っぷりにやられ
幸福感に満たされる結末にほっとする。
はっ?デビュー作!? -
武家の娘であった主人公が、幼くして親を亡くして寺で生活することとなり、そこである仕事と出会い、これを天職として成長していく。高田センセのデブュー作だそうです。新刊が品切れになっているようなので、NETにて中古本を購入しました。主人公の少女の成長譚とゆうのはありがちっぽいですが、選んだ職業がなんともスゴイ。こんな設定は誰も考えないだろ。しかし、これでデビュー作とゆうのだから、高田センセの実力たるやサスガのものですね。
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時代劇版・おくりびと みたいな、と思ったらすでにオビでうたってあったそうな。正念さま、切ない…
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お縁坊の成長。
昔は不倫をしたら敵討ちされるとは!
骸のお清めのお仕事とかチョット生生しい所もありましたが、正縁さんのお仕事姿にそれすらも清く感じました。 -
最後はもうほんと号泣でした。
最初の始まりが悲惨だったので、どんなに暗い辛い話しかと思いきや・・・なんという清涼感!心が浄化されました。
途中サスペンスチックな展開もあり、一気に読んでしまいました!続編も書いて欲しいなぁー -
時代劇版「おくりびと」とキャッチコピーがついてました。ちなみにおくりびとは見たことないです。
何かただ漠然とスゴイな…と感心してしまいました。
こんな風に生涯をかけられる仕事、誇りを持てる事、羨ましいです。