案外、知らずに歌ってた童謡の謎

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 112
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396611460

感想・レビュー・書評

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  • 後半に行くにしたがって下ネタが増えていく。
    真面目に考察した結果そうなってしまったということも、日本の文化ではよくあることだから考えられるけど、どうも著者がそっちに寄せて行ってる気もしなくもない。
    ショートストーリーとかノリノリだものね。
    この本に掲載されている童謡も、あまり聴かないものが多くなってる気がします。

  • そこそこ興味深いのもあるけど、これ、けっこうな部分がただの予測や思い付きじゃねーか!
    ちゃんとした研究者の童謡研究は面白そうだなと思わせてくれたのはよかったが、本の内容自体の質は低い。

  • H29/7/9

  • クリスマスツリーが怖くなる。
    あと浦島太郎がやたら壮大なBLに・・(笑)

  • 不気味なもの、エロいもの……。

    まあでも今となっては推測の域を出ないよね。結局。

  • なんとなく手にとって見たけど、そんなに目新しい内容なかった。

  • ほとんど知ってる内容に毛が生えた程度かな?と思って借りたけど、その毛の部分に意外な新事実が割りと丹念に記されていたり、ちょっと妄想に入り込んじゃったみたいな文章が結構面白かった。キリストの誕生日が12月25日じゃないどころか紀元前で、私達が祝っているのは岩から産まれた神様の誕生だったり、シャボン玉の作者の子供の死モチーフ説を結構つっこんで書いてたり、茶壷の行列の恐ろしさやかごめの色んな説、地元発祥の花いちもんめも震災の液状化地域あたりだと思うと、色々重なってきて切ない。
    個人的に子供の頃やった、あわぶくたった煮え立ったの詳しい解説が知りたいなと思う。童謡じゃあないのかな?面白かったので、シリーズのもう2冊も読んでみようと思う。

  • 怖っと思う伝説やら、思わず泣ける悲劇の話。歌には意味が込められています。全てが真実では無く、憶測に過ぎないのだけど、そういう解釈もあり得るのだなと気付かされます。知っているから何というよりは、自分の心の中に静かに留めておきたい童謡のお話。

  • 昔はネットで書かれるような内容も普通に出版されていたのだよなあと感心しました。えっと、内容はエロとホラーですね。ネットに乗っているような童謡に込められたメッセージやそれにまつわる伝承を小説チックに書き下ろしています…研究書ではなく雑学本。これならネットで見た方がいいでしょう。

  • 「赤鼻のトナカイ」や「七つの子」など、有名な童謡について書かれています。半分くらい知らない歌だったけれどそれでもまぁ楽しめる。
     内容は「なぜその歌が出来たか?どうしてこういう歌詞なのか?」ということを、作詞家の出生まで辿ったりしながらつきつめていくというもの。今は平和に見える日本も昔は我が子を手にかけるようなことがあり、そういう悲しい時代背景から生まれている曲も多いようです。
     へぇ〜と思いながら読めるものの、全体的に著者の思い込みや想像が多くて、気をつけて読んでいないとその想像の文章が事実のように頭に入ってきてしまうのが微妙。歴史を紐解いてわかったことを現代人にもわかりやすいように書いたことが、結果的にどこから想像なのかをわかりにくくしてしまったのでしょう。
     なんとなく読み味がイマイチだったので☆は2個。

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著者プロフィール

合田道人
1961年、北海道釧路市生まれ。1979年、高校在学中にシンガーソングライターとして渡辺プロダクションからデビュー。翌年、数々の新人賞を受賞。
その後、音楽番組の構成演出、司会、CD監修、作詞作曲など多才に活躍する。2002年に刊行した『案外、知らずに歌ってた 動揺の謎』が話題となりベストセラーとなり、作家としての礎を築く。その後、『童謡の謎』シリーズとして好評を博し、累計70万部を超える。
また、全国をコンサートで巡る際にその土地の神社詣で重ねていくうちに神社への造詣を深め、2013年に刊行した『全然、知らずにお参りしてた 神社の謎』がベストセラーとなり、その後こちらも『神社の謎』シリーズとしてヒットを重ねる。

「2023年 『歳時記を唄った童謡の謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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