玩具の言い分

著者 :
  • 祥伝社
2.78
  • (0)
  • (10)
  • (49)
  • (16)
  • (6)
本棚登録 : 167
感想 : 36
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396633141

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 6編の短編集。しりとりで繋がっている。
    中年女性の孤独な日常がかなり切実に描かれていた。
    面白かったけど、読後の印象は何もなし。
    読みやすく暇つぶしにはなった。

  • う~~ん。
    どの話もスッキリとしない感じ。
    モヤモヤが残るような・・・。
    妙齢の女子の本音が面白かった。かな。

  • 2つお話が入っている、ペコちゃんとかミドリとかが出て来るのがおもしろかったかな。

    すごいきついこと平気で言いすぎ~とは思ったけど。

  • 短編のタイトルがしりとりになっていて仕掛けのある面白い本でした。いわゆるアラフォーのイタイ人たちが次々と登場します。私は商店街で生まれ育った幼なじみをしみじみと描いた「誦文日和」が好きでした。

  • タイトルがしりとりになってるってAmazonのレビューで知りました。他の短編集のほうがおすすめ。

  • 「感応連鎖」をブランチで特集していたので
    それを予約しておいて、まず読んでみた。

    うーん、まぁ、よくある。題材として。
    いまいち魅力に欠ける。

    題材のわりに、パワーがないというか。
    さらっとしすぎてるというか。

  • 短編集。
    サクサク読めた。

    サクサクと読み進んでしまうだけに、
    インパクトはやや弱め…

    また別の機会に読み込んでみたいと思う。

  • <内容>吉川英治文学新人賞受賞第一作!
    「わたし」を脱いで裸になりたい
    シャレにならない大人の事情――
    朝倉かすみが贈る、ほろ苦くもエロティックな恋愛短編集
    こんな女になるとは思わなかった――38歳の相葉万佐子は忘年会で課長のセクハラに乗ってしまった自分をイタイと思っていた。同棲中の彼との関係も、もうすぐ四年になろうとしていたが、行き着く先が見えず不安を覚えていた。そんなときラブホテル、“グラン・トゥーリズモ”で情事を重ねた昔の彼、斉野政近のことを思い出し……(「グラン・トゥーリズモ」より)
    恋愛小説誌「Feel Love」に掲載された5編に書き下ろし1篇を加えた短編集。

  • この人の作品は初めて。
    そのせいか、言い回し?に慣れるまで時間がかかった。ちょっと回りくどいっていうのかな。
    他のも読んでみようかな~。

  • うーん、読んでいて気持ちがザラザラしました。アラフォー世代の女性の本音?かというと、そこまでではないし。いくつかの短編が収録されてますが、「小包どろぼう」が一番良かったです。

全36件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1960 年生まれ。北海道出身。04 年「肝、焼ける」で第72 回小説現代新人賞、09 年「田村はまだか」で第30 回吉川英治文学新人賞、19 年「平場の月」で第35 回山本周五郎賞受賞。

「2021年 『ぼくは朝日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

朝倉かすみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×