スーツケースの半分は

著者 :
  • 祥伝社
3.81
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本棚登録 : 1630
感想 : 249
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634810

感想・レビュー・書評

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  • 2018.9.27読了
    ☆3.5

    図書館で借りた。
    さらっと読める短編集。
    全て後味の良い話で、爽やかな気分になれる作品。
    女性が主人公の話がほとんどなので女性向きかな。

  • ★4.6くらい
    とっても良い本だったー
    青いスーツケース、買ってみようかな。

  • 180617
    やってみなきゃわかんないことだらけだよなぁと思った。
    青いスーツケースのはなし

  • フリマで安く手に入れた青いスーツケースを持って旅に出る連作短編集。
    それぞれの主人公が登場する誰かと繋がっていて、読んだ後は間違いなく旅に出たくなる。

  •  青いスーツケースが、旅のお供になります。それぞれに抱えたやるせない気持ちが、旅を通して前向きな気持ちに代わっていきます。

     スーツケースが誰のもので、どこから来たのか。中のメモの秘密まで、ぐるぐるとつながって、誰かに希望を与える。

     どこかに一人で出かけたくなります。

  • ジャケットに惹かれて借りた本。この著者の本初めて読んだけど結構好きなタイプだった。旅をテーマに主人公が変わる短編集で、終わり方が爽やかでこのまま旅に出たくなる。

  • 2018.4.12

  • この作者の旅に関する小説が好き。
    働く女性の葛藤についての文章もとても共感できるので、通勤電車で読みながら涙ぐんでしまいました。

  • 人が失敗することなんて当たり前で、やり直せばいいと考えているようだった。

  • 恋愛小説ではないがきゅんきゅんしながら読んでしまう。
    4人の女友達
    従姉妹
    母親と娘
    男子大学生視点の母娘の伯母
    更に女友達のその後
    の9つの話。

    物語ならではの繋がりも素敵だし
    それぞれが抱える不安、悩みもまたリアルで、他の人からみたら順風満帆でも、本人にとってはそうでなかったり
    見栄を張っていたり。。。

    でもそんな隙間を彼らはきっと埋めていくことが出来るのだろうな。。。
    (タイトルの 半分 について色々考察。。。)

    伯母さんは男子大学生のメモに気づいていたのだろうか。。。
    気づいたからこそ、母娘に託したのだと思いたい。

    一人旅で海外は無理でも
    近場でもいいから、一泊して
    非日常を楽しみたいな。。。

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

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