スーツケースの半分は

著者 : 近藤史恵

• 祥伝社 (2015年10月8日発売)

感想・レビュー・書評

[あじの開きさんの感想 · 2022年4月11日]

は〜海外旅行行きたい。コロナで数年は行けないだろうなと思うとより行きたくなる。
最後はハッピーエンドで終わるのもよかった。いろんな旅の仕方がありどれも楽しそうだった。

香港高いけど行ってみたいな。

アラビア編の豆ばっかりだな。に対して「日本だって豆ばかりよ。納豆に豆腐に醤油」って話しててそうだよねと思ってたら「それとは違うだろ」と返す彼。
何事？何が違うんだろ。自分が慣れ親しんでる自国の料理は元の原料気にせず納豆。醤油。って受け入れてるから？他の国もそうだと思うんだけど。

この人頭悪いのかもしれないなと思ったらその後劣等感を感じたらしく彼女を置いてけぼりにして嫌がらせする。早く帰ってきた彼女にビビり「謝るなら許してやっても…」なんて愚かな人間…

読んでてイライラしちゃった。彼は観光客のために用意された物の中から出ずに旅行したくて彼女は枠組みから外れてその国を感じたい派。

どちらもいいと思うけど違うタイプの人が共に旅するのは大変そう。彼はモラハラだし。すぐに見切った彼女のかっこよさが爽快だった。

[Hiroさんの感想 · 2021年11月30日]

真美がフリーマーケットで見かけて一目惚れして購入した青いスーツケースは真美とその友人らと一緒に世界を旅することになる。特別ではない人達がそれぞれの立場であがきつつ生きている人生の一端を描いた物語集。

[まめもやしさんの感想 · 2021年10月12日]

旅の定義は人それぞれ。
青いスーツケース

[サンサさんの感想 · 2021年9月28日]

厳密に言うと、最後まで読めなかった。

[a25!さんの感想 · 2021年9月23日]

読みやすいけど、
ありえんだろって話の展開でした。

フィクション中のフィクションって感じ。


最後に青いスーツケースのスタートの話がでてくるんだけど、
そこは胸がきゅっとした。

やっぱり優しい人は報われてほしい。

[喫茶店に行って本が読みたいさんの感想 · 2021年9月19日]

海外旅行。気軽に行ける人もいれば、不安だったり都合が悪かったりで行けない人もいる。旅行先で100パーセント楽しめる場合もあれば、悲しい思い出を作って帰ってくる場合もある。旅といっても十人十色だなーとこの本を読んで改めて思う。だけど、この青いスーツケースがもたらすグッドラックにはほっとする。

[けんさんさんの感想 · 2021年7月26日]

『青いスーツケースが結ぶプチハッピーの輪』

旅をきっかけに、それほど大きな変化ではないけれど、新たな自分に向けて、ほんの一歩、踏み出した人たちの連作短編集。青いスーツケースが、バトンのように次の人へと渡され、プチハッピーの輪が広がっている。自分も新しいことにチャレンジしたくなる、そんな元気がでる作品でした。

[ふじさきらんさんの感想 · 2021年5月31日]

ビストロ・パ・マル シリーズが好きで近藤史恵さんつながりで読みました！
1つのスーツケースがもたらす素敵な旅ストーリーです。

自分は個人的にフランスにあこがれていたのですが、作中にでてくる九龍やアブダビなどヨーロッパじゃない国々にも興味を持ちました。

あと作中にでてきた「人に恋をするように土地に恋をする」という言葉が大好きです。私にもそんな場所ができるといいな

[komikiさんの感想 · 2021年5月2日]

いまは旅行に行けないご時世なので旅気分を味わいたくて読んでみた

早く旅行したいな

[はるさんの感想 · 2021年3月19日]

読んだ後に、なにか一歩動き出そうという気持ちになる。みんな表には出さなくても、後ろめたい思いや、嫉妬や憧れや悩みを抱えている。
本を読むことや旅に出ることって、読んだり行く前と後で、何か変われることがあるから楽しい。
できれば考えるだけじゃなくて、行動を起こせるようになりたいと思った。

著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。