- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403522086
感想・レビュー・書評
-
【学生×幼なじみ】
イエスノーから読み始めて、一穂先生の作品で初めて学生同士のお話でした。学生だから、幼なじみだから出来ること、分かること。その反面で出来ないこと。それぞれの役回りで生まれる心情や葛藤が垣間見えて最初から最後まで優しい気持ちで読めました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021/07/04-00/00
-
幼馴染み、高校生の恋です。いつもアラサーBLばかり読んでいましたが、たまにはこういう初心できゅんきゅんするお話も良いものです…。
-
54:心の友からお勧めされたBL。普段BLものは一切読まないのだけど、少女マンガぽくて読みやすかったです(コテコテでもなく、変なシチュエーションがあるでもなく、リリカルな具合でした)。BLというカテゴリではあるけど、ふつうにいい話でした。最後ちょっと涙ぐんでしまったのがもう、してやられた……!
-
幼なじみもの。天体観測が趣味、幼なじみ、と王道設定詰め込まれてるんだけど、奥歯の奥がきゅっと痛くなるような高校生の甘酸っぱくて切ないキラキラぶりがほんとにまぶしい。やっぱり、一穂ミチは学生もので切ない系が最高のひとだとおもう。胸が苦しくなる細やかさを演出するのがめちゃめちゃにうまい。再読なんだけど、やっぱりよかったです。
-
いまではお仕事もののイメージの強い一穂さんの学生もの。瑞々しくてきらきらして純粋で、一途さと繊細さが端々から溢れていて、書き留めたい言葉がたくさん。
個人的にガツンとインパクトのある一穂作品が好きなのでそこまでのパワーは感じないのですが、柔らかくて優しくてきらきらとまばゆいこの世界は根強い人気なのがわかるなぁという感じ。
ふたりの純粋に思い合う気持ちはもちろん、家族への想いがあたたかで心が優しく包まれました。