6月31日の同窓会 (実業之日本社文庫)

著者 : 真梨幸子

• 実業之日本社 (2019年2月7日発売)

感想・レビュー・書評

[チロルさんの感想 · 2022年3月19日]

真梨ワールドでした。皆、怪しいと思っていたが、最後はまさかこの人が、って感じでした。
しかも、怖い。
外部入学者。そう来たかーと思いました。
そっちが問題だとは思わず、女子高のあるあるなのか、伝統を守るためか、と思わされてました。
サイコの考えが、よくありそうな気持ちだったりするので、それも怖いです。
そして、女性同士の様々な感情がとても怖い。
真梨さんの本、好きで良く読みますが、
ちゃんと、読み終わった後嫌な気持ちになる。笑
イヤミスにはまってます。

[このたびはさんの感想 · 2021年1月6日]

登場人物が多く、語り手が唐突に変わるため、読み辛さを感じました。本の帯にあった、コンセプトとコメントにひかれて読本しましたが、期待しすぎてまったのか、ホラーにもミステリーにも学園ものにも弱い印象でした。

[kuracchiさんの感想 · 2019年12月23日]

お仕置きこわいですね。。。

[mikan-bookさんの感想 · 2019年9月7日]

この人の小説はあっちへいったりこっちへいったりして、けっこう戸惑うけど、ラストはストンといいところに落ちた感じ。

[みずきさんの感想 · 2019年5月29日]

黒幕が予想していた人物とは全く違って衝撃を受けた。
呪いなのか、同一犯による連続殺人なのかと思っていたが、そもそも黒幕も手を組んでいるのではなく、真の黒幕は存在しないようにも感じた。
恵麻をこれほどまでに黒幕であるかのように思い込ませられるのは本当に凄いと思った。恵麻の視点からの物語も読みたかった。
時系列がバラバラで、途中違う人のエピソードが入ってくるため、何度か戻らないと少し読みづらいため、結末を知ったうえでもう一度読んだら話が繋がって面白いかなと思った。

[m0m0k0さんの感想 · 2019年2月25日]

悪夢の同窓会への招待状。
登場人物たちの闇が垣間見れてどんどん物語が展開していく。一気読みでした。

[Chieさんの感想 · 2023年5月21日]

　地元では名門と言われる蘭聖学園の卒業生にある日突然送られてくる同窓会の招待状。しかしその開催日は6月31日という存在しない日が指定されており、受け取った者たちは次々に謎の死を遂げていた。自らも卒業生であり、現在は弁護士として働く松川凛子も、OBから依頼されたことにより、この謎に向き合うことになる。

　視点がころころ変わるのと、現在と過去も入り乱れるのがすごく読みづらく、途中で飽きてしまった。最後の犯人にはおぉ、そうくるかという思いはあったけど。

[まめっちさんの感想 · 2023年3月31日]

ヤバい女しか出てこないし、女の妬みや見栄のドロドロが面白い。やっぱりイヤミス好きやな。

回想シーンが多くて何度か戻ったりして少し混乱した。人間関係が希薄に感じたのも登場人物が多いからかな。

でもラストに向けての伏線回収はさすが。

[りんさんの感想 · 2021年7月31日]

メモしないと誰が誰だかわかんなくなった

[まりさんの感想 · 2020年12月12日]

謎が謎を呼ぶ小説。一気読みしてしまいます。真犯人はまさかの‥‥！

著者プロフィール

1964年宮崎県生まれ。1987年多摩芸術学園映画科卒業。2005年『孤中症』で第32回メフィスト賞を受賞し、デビュー。2011年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』がベストセラーとなり、”イヤミス”の急先鋒として話題に。2015年『人生相談。』が山本周五郎賞の候補となる。そのほかの著書に、『5人のジュンコ』『私が失敗した理由は』『カウントダウン』『一九六一東京ハウス』『シェア』など多数。

「2023年 『まりも日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」