- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408554662
感想・レビュー・書評
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イヤミスでお馴染みの真梨幸子さんのミステリー。とりあえず登場人物が多すぎて、時系列も行ったり来たりなので、行きつ戻りつしつつ読む系の小説でした。
名門女子校の女子同士のマウンティングが、主にこの物語の「イヤミス」の「イヤ」の部分だと思う。女のいや~な所が満載。嫉妬とか足の引っ張り合いとか、それに伴う自慢とか。こういうのを書けるのは女性作家ならではだろう。
蘭聖学園のOGである1人の女性が高校時代に起こしたひとつの出来事が軸になって、現在(29歳になった同窓生たち)が相次いで死ぬという事件に繋がっていく。
そしてその事件たちをさらに上のOGである弁護士の松川凛子が調べていって…というつくり。
ミステリーなので多くは書かないでおく。
ちなみに選んだ理由は私の誕生日が6月30日だから何か気になった、っていうしょうもない理由だったりする。笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なかなかなイヤミスでした。湊かなえの小説を読んでいるようでした。
イヤミスで検索すると、一番に湊かなえ、次にこの作家さん真梨幸子が出てきました。
女子高生の陰湿さが大人になっても続いて、遂に殺人事件に進展するお話ですが、本当に先が読めなく、真犯人が誰なのか最後まで分かりませんでした。
最後はまさかの結末でした。確かに後味悪いイヤミスでした。 -
ゆっくり読んでいたら、時系列とか登場人物とかわからなくなったりしたけど、面白かった。
最後は軽く衝撃。
もう一度読んでみたいと思う。 -
最初、読みやすい内容と引き込まれ方にスラスラ読めたが、登場人物が多すぎて、そこが苦手な私は、読みにくくなってしまいました。
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女性の嫌なところが詰まっていてこわかった。
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少しかっかりした。
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何故読んだ
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登場人物が多くややこしくなるので、イッキ読みがお勧め。最後は意外な展開でなかなかでしたが、イヤミス感がもっともっと欲しいです。
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はじめての作家さんだったもので、素直に淡々と読んでいったらいつのまにか終わってしまった感じ。イヤミスなのは分かるけどもう少しハラハラしたかったかなぁ。