6月31日の同窓会 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 1527
感想 : 101
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408554662

感想・レビュー・書評

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  • イヤミスでお馴染みの真梨幸子さんのミステリー。とりあえず登場人物が多すぎて、時系列も行ったり来たりなので、行きつ戻りつしつつ読む系の小説でした。
    名門女子校の女子同士のマウンティングが、主にこの物語の「イヤミス」の「イヤ」の部分だと思う。女のいや~な所が満載。嫉妬とか足の引っ張り合いとか、それに伴う自慢とか。こういうのを書けるのは女性作家ならではだろう。

    蘭聖学園のOGである1人の女性が高校時代に起こしたひとつの出来事が軸になって、現在(29歳になった同窓生たち)が相次いで死ぬという事件に繋がっていく。
    そしてその事件たちをさらに上のOGである弁護士の松川凛子が調べていって…というつくり。

    ミステリーなので多くは書かないでおく。
    ちなみに選んだ理由は私の誕生日が6月30日だから何か気になった、っていうしょうもない理由だったりする。笑

  • なかなかなイヤミスでした。湊かなえの小説を読んでいるようでした。
    イヤミスで検索すると、一番に湊かなえ、次にこの作家さん真梨幸子が出てきました。
    女子高生の陰湿さが大人になっても続いて、遂に殺人事件に進展するお話ですが、本当に先が読めなく、真犯人が誰なのか最後まで分かりませんでした。
    最後はまさかの結末でした。確かに後味悪いイヤミスでした。

  • ゆっくり読んでいたら、時系列とか登場人物とかわからなくなったりしたけど、面白かった。
    最後は軽く衝撃。
    もう一度読んでみたいと思う。

  • 最初、読みやすい内容と引き込まれ方にスラスラ読めたが、登場人物が多すぎて、そこが苦手な私は、読みにくくなってしまいました。

  • 面白いが一気読みしないと真相ピンとこないのか

  • 女性の嫌なところが詰まっていてこわかった。

  • 少しかっかりした。

  • 何故読んだ

  • 登場人物が多くややこしくなるので、イッキ読みがお勧め。最後は意外な展開でなかなかでしたが、イヤミス感がもっともっと欲しいです。

  • はじめての作家さんだったもので、素直に淡々と読んでいったらいつのまにか終わってしまった感じ。イヤミスなのは分かるけどもう少しハラハラしたかったかなぁ。

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著者プロフィール

1964年宮崎県生まれ。1987年多摩芸術学園映画科卒業。2005年『孤中症』で第32回メフィスト賞を受賞し、デビュー。2011年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』がベストセラーとなり、”イヤミス”の急先鋒として話題に。2015年『人生相談。』が山本周五郎賞の候補となる。そのほかの著書に、『5人のジュンコ』『私が失敗した理由は』『カウントダウン』『一九六一東京ハウス』『シェア』など多数。

「2023年 『まりも日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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