エンキョリレンアイ

著者 :
  • 世界文化社
3.31
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418065073

感想・レビュー・書評

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  • 大学卒業の3月、本屋で運命の人に出会う花音。東京とニューヨークでそれぞれの人生を生きながら、二人のエンキョリレンアイが始まった。海晴の人物像が綺麗すぎて、処女の妄想上の人物のようにも思える。花音の孤独感には身に覚えがある気がするが気のせいだろうか…

  • 日本とアメリカで遠距離恋愛をする二人、花音・海晴の話。

    海を隔ててからメールや電話で連絡をとっていても会えないまま、海晴の同居人(女)の作為で別れてしまう。

    最後には・・・。



    うーん、何だろう、ひねりのない「エンキョリレンアイ」だったかな。
    物足りない感じがする。

  • ★3.5

  • 綺麗でよくできすぎていたけど素敵な話。運命なんだろうし、話もよかったけど、なんだかなぁと。あの一瞬でそこまで強く思ってられるのかな…でも、遠距離恋愛をカタカナでエンキョリレンアイにするだけで感じ方が違うのは不思議。この人の文章ってあっさりしてるのにキレイで好きだなと改めて感じた1冊。

  • 花音さんのキャラクターが正統派すぎて好みではなかった。
    弟の件もなにかの伏線になっていたのでしょうか、ちょっとわかりませんでした。

  • この人の作品は登場人物の名前が凝ってて素敵
    作風は野中柊にかなり近い
    一作目に衝撃を受けて、後になって他のも似通った作品が多いのに気づくとことか

    遠距離恋愛が「エンキョリレンアイ」になるまでに
    どれだけのせつなさを乗り越えたらいいんだろうか

    話の展開はあまり好きじゃないけど
    心理描写は共感できたので星3つにしとく

  • あっという間に読んでしまった。
    自分がストーリーの真ん中にどっぷりはまってしまった。

  • 最後この終わり方かあ

  • 今まさにエンキョリレンアイしているので、思わず手にとってしまいました。アメリカと日本なんていう距離ではないし、この話の主人公たちとは違って今は誰でも携帯やスマホを持っているし、好きなときに自由に連絡をとれる世の中だし、毎日連絡しあえる状況だから、こんな壮大なエンキョリレンアイとはまったく違うけど。

    寝る前に少しずつ読む予定だったのに、続きが気になってしまって、結局全部1日で読んでしまいました。

    こんな、奇跡みたいなこと、あるんだろうか。

    途中、つい涙が溢れてきちゃったりしたけど、読了感はとても良いです。恋愛のことだけじゃなくて、社会人として、ヒトとして、考えさせられる部分もたくさんありました。

  • 続々と新刊が出ていて図書館の新刊の棚で著者名を見かけるたびに、書かねばならぬなにか衝動が(動機が)あるひとなのかと、漠然と想像していたところから、
    一歩踏み込んで読んでみることにした。

    はじめの一歩。

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著者プロフィール

1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。ニューヨーク州在住。
『欲しいのは、あなただけ』で島清恋愛文学賞、『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(講談社)でボローニャ国際児童図書賞を受賞。主な著書に『優しいライオン やなせたかし先生からの贈り物』(講談社)『星ちりばめたる旗』(ポプラ社)ほか、主な児童書に『心の森』(金の星社)『やくそくだよ、ミュウ』(岩崎書店)『シナモンのおやすみ日記』(講談社)など多数。

「2024年 『新装版 まほうの絵本屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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