この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講

  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 1995
感想 : 203
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478013243

感想・レビュー・書評

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  • 具体例があって、分かりやすい。

  • これから経済学を学ぼうとする人にとっては、最初の一冊目としてはお勧めかと。経済学の中では重要なんだけど理解しづらい考え・用語を分かりやすく説明されています。

  • そこそこ面白いのだが,なかなか中身が入ってこない.
    面白くしようとする部分とまじめな部分が融合しているのは良いが,
    メリハリがないので読みにくい.
    まじめに,ここに注目して欲しいのだろうなと思う部分もあるが,そんなところはくどいだけでわかりやすくはなっていない.

    ミクロ経済に手を出すにあたって,そのレビュー代わりにしようとして購入した.その目的は果たせたと思うところで高評価を,中身が入ってきにくいという意味で低評価をし,星3つというのが私の評価です.

  •  経済学者の人って、いろんなことを考えているのですね。感心しました。オークションの話が、一番理解できました。

  • 2012年に読んだ本No.1候補。
    小学生でも読めます。
    経済学を全く知らなくても読めます。
    経済学がキライでも・・・多分読めます。

    らしい

  • ミクロ経済をコミックで解説。著者は意図していなかったかもせれないが、偏見や差別的な表現が含まれていて、読んでいて気分が良いものではなかった。

  • 「個人にとっての最適化の結果が、集団全体にとってもよい結果になるのはどんな場合?」というテーマを絵本形式でわかりやすく説明している本。
    まさに求めていた一冊で内容も期待通りどころか、期待以上。
    何かをピンポイントで説明するわけでもなく、ミクロ経済学を俯瞰するには最適な一冊。
    そして、ミクロ経済学とゲーム理論のつながりの説明が下手な専門書が多い中、この本は上手に説明しています。
    テーマと内容が一致している良書です。

    PART 1:個人の最適化戦略
     Chapter 1 はじめに:経済学って、そもそも何を扱うの?
     Chapter 2 ディシジョンツリー:意思決定を惑わすサンクコスト
     Chapter 3 時間:今日の1万円と明日の1万円は違うって!?
     Chapter 4 リスク:コイントスから保険選びまで
     Chapter 5 個から多へ:「1+1」を「3」にする「取引」のパワー

    PART 2:相互関係における最適化戦略
     Chapter 6 ケーキを切り分ける:話をややこしくする「ゲーム理論」
     Chapter 7 パレート効率性:「公平」って実現できるの?
     Chapter8 同時手番ゲーム:自分のためが「みんなのため」にならない「囚人のジレンマ」
     Chapter 9 オークション:すべての戦略は1つの道に通ずる!?
     Chapter 10 多からもっと多へ:ややこしい個人が「たくさん」集まると、「単純」になるだと!?

    PART 3:市場における最適化戦略
     Chapter 11 需要と供給:価格はどう決まるのさ?
     Chapter 12 税金:いったいだれが負担してるの?
     Chapter 13 限界効用:需要と供給のもう1つの顔
     Chapter 14 弾力性:結局、価格の変動で得をするのはだれ?
     Chapter 15 経済学で世界を見渡すと:カンペキじゃない世界で経済学とうまく付き合う3つのルール
     Chapter 16 まとめ:これまでに解決できたこと、これから解決できること

  • 非常にわかりやすい!これを入り口として、もっと経済学を学びたいと思わせてくれる。

  • ミクロ経済学の重要な肝をざっくり大括りで俯瞰する。漫画の例示が平易で非常に分かりやすい。経済学が初めてという人間にもすっと入ってくる親しみやすさがある。外国人の手による画風も独特の味があり惹きつけられる。骨格となる基本を印象的な言葉と絵でしっかり身につけることができる。

  • 少し誇張した身近なたとえをマンガにすることで、ミクロ経済学ってどんなことを研究しているのかを分かりやすく説明しています。いわゆる見えざる手だとか、囚人のジレンマ、ゲーム理論、などの見聞きする専門用語を経済学者がどのような意味で使うのか理解できます。
    個人個人で利益を最大化させる経済活動においてどうすれば利益を最大化できるか?それが全体の利益の最大化とつながるのはどんなときか?繋がらないのはどんなときか?そういうのがミクロ経済学の研究対象のようです。あと、利益最大化を考える上で時間の概念も重要性を再認識できた。つまり、現在の金と将来の金の価値の違い。今もらえる1万円と10年後にもらえる2万円のどちらの価値が大きいか?要は、金利の問題。複利計算で金の価値の時間変化を考えられるかどうか、ということ。例えば、家を買うのにローンを組み所得税減税分を考慮するのと、一括で払ってしまうのとでどちらが得か?金利の変動をどう考慮するか?インフレとデフレと金利との関係で資産の価値がどう変わっていくのか。金利の高い国の通貨を求めて為替が変動するとかそういうことの理解にも繋がるのかな。
    ちなみに、日本語訳が微妙におかしいようなところもあります。34ページの下から2コマの金額は一桁間違っています(正しくは一桁大きい)ので要注意。

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