この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講

  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 1995
感想 : 203
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478013243

感想・レビュー・書評

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  • どうなんだろう、初学者には多分わかりにくいと思う、でもある程度、グラフや数学的に理解してる人が見ると、劇画タッチでいちいち見にくい
    あと、ノーベル経済学賞とった人物をやたら登場させるが、大して説明もないし、正直勉強にはならないかなあ、まあ、翻訳本ってこんなかんじなのかなあ、というか、ダメだこれ

  • 中学生に読ませたい一冊。

  • 読みやすい。

  • わかりやすい

  • 読みやすく分かりやすいが、既知のものが多かった。

  • ミクロ経済の本質がわかった本。計算式や専門用語の解説がないのでしっかり経済を勉強するには物足りないけど、経済学の本質を知るのにいいかもしれない。必要最低限しかないのでわかりやすい半面、他のミクロ経済とあわせて読むともっとよいかもしれない

  • 分かりやすい内容であった。感想としては、経済学は複雑であるが理解はできないことではない。見えざる手と言う言葉に惑わされてそこで思考停止するのは勿体無いとおもう。後、税金を掛けると売り手買い手に関係なく書い手の負担が大きくなるというのは驚いた。理由として、売り手はもう相当追い詰められているからだそうだ。保険会社とカジノが同じ大数の法則で儲けていると知り、世の中の面白さを知った。

  • 【内容情報】(「BOOK」データベースより)
    ノーベル賞経済学者も舌を巻いた、マンガで読むミクロ経済学。

    【目次】(「BOOK」データベースより)
    1 個人の最適化戦略(はじめにー経済学って、そもそも何を扱うの?/ディシジョンツリーー意思決定を惑わすサンクコスト/時間ー今日の1万円と明日の1万円は違うって!? ほか)/2 相互関係における最適化戦略(ケーキを切り分けるー話をややこしくする「ゲーム理論」/パレート効率性ー「公平」って実現できるの?/同時手番ゲームー自分のためが「みんなのため」にならない「囚人のジレンマ」 ほか)/市場における最適化戦略(需要と供給ー価格はどう決まるのさ?/税金ーいったいだれが負担しているの?/限界効用ー需要と供給のもう1つの顔 ほか)

    まとめ

    p10 ミクロ経済学の大きな問題とは:個人にとっての最適化の結果が、集団全体にとってもい結果になるのはどんな場合?


    ・逆選択 : 情報の非対称性から来る選択の不具合

    ・パレート改善 : ある行為を行ったとき少なくとも1人の状態が改善し、ほかの誰も損をしないとき
    ・良い結果は、少なくともパレート効率的でなければならない。
    ・パレート効率的な結果は、良いとは限らない。
    ∵公平性の無視
    ・取引の利得がすべて使い果たされた状態:パレート効率性の別の定義

    ・囚人のジレンマ=支配戦略がパレート非効率な結果をもたらす例

    ・一般化した囚人のジレンマ=共有地の悲劇
    ・交通渋滞、気候変動、魚の捕り過ぎ
    ・いい報せのひとつ…コースの定理
     →コースの定理:取引を邪魔するものがなければ人々はパレート効率性を実現するまで取引する
     →囚人たちが話し合って合意できれば、コースの定理は囚人のジレンマを解決できる。
    ・企業同士から見ると値段を下げることが囚人のジレンマとなっても、消費者から見るとありがたい。

    ・税金が売り手にかかろうと、買い手にかかろうと結果は同じ=税の等価性
    ・税の透過性があっても、負担は同じではない
    ・負担を決めるのは弾力性

    ・需要供給曲線=ある市場価格において売り手が売り、買い手が買いたい個数は幾つ?
    ・限界費用と限界便益の曲線=もうひとつ文の追加費用や追加便益はどれだけ?
    ・上記の二つは同じ曲線で表される。

    ・弾力性
    ・需要の価格弾力性:ある製品の価格変動が、その同じ製品の需要にどう影響するか(価格が1%上がったら需要が何%変わるか)
    ・供給の価格弾力性:ある製品の価格が、その同じ製品の供給にどう影響するか
    ・弾性値の低いほうが税負担の比率も多くなる
    ・長期的な供給は完全に弾力的になる
    ・完全に弾力的な供給曲線だと、買い手がすべての税負担を負う
    ・それでも売り手たちは競争で十分に絞られており、買い手は競争市場で大いに得をしている

  • 経済学の拠って立つ前提、展開、改善の俯瞰。
    結局のところ、資本主義というゲームのルールなので、嫌いだからといって知らないでいると、ルールを知らずにゲームに参加している状態になり、即ちボロ負けとなる。
    このゲームのルールが余りにも楽天的(需給・市場の無限性、情報の完全性、共有地の悲劇、最適化する個人)が故に現実社会は破綻を起こしかけている。特に、力ある人の性善性について楽天的に過ぎる。

  • 経済学で使われるムズカシーイ言葉を、わかりやすい具体例を使って漫画で説明した本。経済学部の人より、文学部とか社会学部とか、全然関係ない分野の人が読んだ方が面白いかもしれない。経済学のムズカシサを知る前に、センスのある漫画で印象をべた塗りしてしまおう。
    経済学、おもしろそうです。

    「マクロ経済学」版もあるが、個人的には、より具体的で面白い例をたくさん使って説明しているこちらの「ミクロ経済学」版をオススメする。

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