顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478013731

感想・レビュー・書評

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  • イントロダクション―目的を探して
    1 利益を求めて―ザッポスへたどり着くまで(ただ、利益を追い求める日々
    うまくいくこともあれば、いかないこともある ほか)
    2 情熱をかけて―成長の設計図(自分の役割に集中する
    成長へのプラットフォーム―ブランド、企業文化、パイプライン)
    3 人生の目的にたどり着く―幸せを届ける会社に(次のレベルへの進化
    エンド・ゲーム)
    エピローグ ムーブメントに参加しよう
    ビジネスのコアを共有する。コアの部分は他人に任せない。

  • 以前読んだ『サードドア』の著者がバイブル的存在としていた本ということで気になっていたところ、中古書店で見かけて購入しました。

    ネット靴屋「ザッポス」は、日本ではほぼ無名ですが、アメリカではカスタマーサービスを重視した運営により著しく成長を遂げ、働きがいのある企業ランキングで上位に食い込んだこともある会社だそうです。
    この本は、そのザッポスの元CEOの自伝的な本です。

    ビジネスを志した幼少時代、最初の起業での成功や失敗、ザッポスでの挑戦、企業文化(コア・バリュー)の紹介、最後には幸せとは?といったところまで書かれており、「ザッポスの企業文化を通じて世界に幸せを広げたい」という著者の意図を感じました。

    自伝としても面白かったですし、ザッポスの企業文化には大いに参考になるところがありました。
    アレックス・バナヤン(『サードドア』の著者)がこの本を読んで行動を起こしたというのもうなずけるような、不思議とやる気を起こさせてくれる本でした。

    唯一文句を言いたいのは、なぜ邦題が「ザッポス伝説」なのかというその一点だけ。。

    なお、著者のトニー・シェイは、2020年にザッポスCEOを退いた後、火災による負傷により同年若くして亡くなっています。

  • 当時はすごかったという印象

  • 著者のユーモアセンスがたまらなく好き。肩の力を抜き、自分らしく難題に立ち向かう、どんな時もユーモアを忘れない姿勢に共感した。自分が目指したい人物像の一人。

  • 無感想

  • 大きく成長する企業は
    どこもギリギリの綱渡りの時期を経ている。

    色々な失敗を経て、すべてのステークホルダーに対しての誠実な決断が印象的。

    最後の章のサイエンス・オブ・ハピネスのフレームワークがとても説得力があった。
    ザッポスの経緯を見ても、自分の体験を通じても。

    自分で自分をコントロールすること < 進歩を感じること < つながり < ビジョンと意味

  • ひたすらカスタマーサービスを極めたことで
    花が咲いた会社の物語。
    カスタマーサービスが企業文化ブランドとの思考。
    参考になります❗️

  • ザッポスも最初からカスタマーサクセスを志したわけではなく、紆余曲折があったのだなーとしみじみ。トニーが亡くなったニュースを見て改めて読んでみたが、前向きにさせてくれる本。

  • 会社の成長に関する物語や、ザッポスのコアバリューについての考え方について、共感できるものであり、興味深かったが
    最後の章の「Science of Happiness」についてが最も印象深い。

    経営者が従業員の「幸せ」をゴールとして考えることができるということが、自分の今までの価値観と異なり思いつきもしないことだったので、非常に新鮮。

    顧客だけでなく、働く人の幸せも重視するということについて、うわべだけでなく真剣に考えているからこそ、経営の成功・会社の成功がある。

    電子書籍版、半年ぐらい隙間時間に読んで読了。
    隙間時間に読めることって素晴らしい。

  • アマゾンに買収された靴のオンラインPFであるザッポスの実質創業者の著作。
    著者の経験は間違いなくHard Thingsだと思うけど、財産があったようで、恵まれた家庭で育っていた模様。
    そこに冷める面はありつつも、良いことも書かれている。
    職場のいい雰囲気、て大事だよねと改めて考えさせられる。
    ・会社に強い結びつきを感じる社員はより生産性が高い傾向
    ・人生で最高に幸せを感じた時のリストを作ってみてわかったのは、いずれもお金を伴っていなかった ⇒ 結局のところ幸せとは人生を楽しむこと
    ・金銭を追い求めるのをやめ、情熱を追い求めることにした経験。物質的なものよりも体験
    ・絆は全員をより幸せな気分にしてくれ、それは大学時代以来なくなってみんなさびしく感じていたこと
    ・レイブ・シーンは人間が何万年も前から経験してきたことの現代版にすぎない
    ・強い企業文化を維持するため、オフィス外の付き合いも楽しめるような人たちだけを採用
    ・広告には費用を投じず、CSと顧客体験に投資、口コミでマーケティングを担ってもらうのがザッポスの戦略
    ・投資を受ける前に考えること(投資家がもたらす価値、投資家が期待している資金回収の猶予期間、等)
    ・幸せとは、自分で自分をコントロールしていると感じられるか、自分が進歩していると感じられるか、つながり、ビジョンと意味

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