入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478014585

感想・レビュー・書評

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  • 第12回アワヒニビブリオバトル「誰かにオススメしたい本」で紹介された本です。
    出張特別編@もりのみやキューズモールエアトラック
    2016.04.29

  • ■文書を書くときは、読み手のことを第一に考える。
    ・複数人いる場合は、だれに焦点を当てるか?
    ・読み手が不安に思っていることは何か?
    →その不安に答えることを第一に考えるを
    ・不安に思っていることがわからない場合は、OPQ分析を使う
    Objective:望み(あるべき姿)
    Problem:問題(現在の姿とあるべき姿のギャップ)
    Question:疑問(問題の解決に向けて読み手が抱くであろう疑問点)
    Answer:疑問点に対する答えがレポートの内容になる
    ・読み手が関心のないことを報告するときは、関心を惹くための工夫が必要
    →関心のある内容から始めたり、関心のないことを伝えることがわかるような枕詞を入れる。

  • ビジネスでのシチュエーションに絞ったロジカルシンキングの本。
    ロジカルな文書とそうでない文書では何が違うのか理解できた。
    ロジカルシンキングの基本となる考え方を学べた。

  •  ロジカルシンキングは興味があったため、6割はベースができている状態で読んだ。
    学びは、読み手主観、OPQ、しりてが接続詩とロジカル接続詩、感謝の言葉とPDF。

  • ・O objective 読み手の目標、P problem 問題、Q question 解決に向けた読み手の疑問、A answer 書き手の答え
    ・読み手を理解する為に: 報告に何を期待するか聞く機会を作る。顧客と接する+食事共にする
    ・帰納法では1対1のピラミッドはない(その前提は自明ではない証拠)
    ・帰納法の目的は、ダブりなく、モレなく作ること。読み手がモレがないか判断する
    ・主メッセージ後に置く場合: 社内偉い人、社外顧客など読み手の反応がわからない人。異論反論を唱える人
    ・英文ではand 使用禁止

  • バーバラ・ミントのピラミッド・ストラクチャーの翻訳者による入門書。

    日本の文脈を踏まえながら、説明になっているのは言うまでないが、面白かったのは、日本語の特質を踏まえてのアドバイスがなるほどであった。

    たしかに、外国向けのプレゼン資料を作るのに、日本語でまず資料作成して、それを英語にしようとすると翻訳できず悩んでしまうことがあるのを思い出した。

    つまり、主語がなかったり、文章と文章の間のロジックが明確でなかったり、行動が具体的でなかったりなどなど。

    そこは日本語の奥ゆかしさというか、情緒なのだけど、それはやっぱビジネスには合わない性質なのかな?

    日本的な事例もあるし、ピラミッド・ストラクチャーの考えの基本部分を簡潔に確認することができた。

  • 目的に沿った文章を書くための途中過程である考えを組み立てる過程について解説した本。
    当たり前なことが書かれていますが、本文で指摘されていたあいまい語の使用や関連づけの甘い文章接続 (and接続詞の使用) は意識せずに使ってしまいがちです。
    本書では悪い例と修正案がいくつも挙げられていたため、実践的な内容でした。

  • 例外の場合とかも理由付きで書いてあることが珍しいと感じた。
    分かりやすい型にこだわりつつ、本来の目的に照らして不自然になる部分に関しては型に頓着しないような姿勢が好き。

  • ビジネス文書におけるロジカルライティングの基本を学べる本。
    ピラミッド原則についての解説本、とも言える。

    シンプルで、わかりやすく、実践的で、読みやすいです。

  • 理論と実践の両方を網羅されている良書だと思います。
    自分はバーバラミントの著作を読まずに、今回の著書を読んでみましたので、前提知識ゼロで読んでみました。難しいかなと不安になりつつも読んでましたが、読者に伝えやすいように考え書く「OPQ分析」、そして日々実践できる「感謝の言葉にPDF」や「1日1回ピラミッド」を例と問題を交えながら懇切丁寧に提示してくれており、初学者にわかりやすい構成となっています。

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