一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる
- ダイヤモンド社 (2016年2月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478061466
感想・レビュー・書評
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自主性があるかどうか。セルフスターターかどうか。が国際企業の基準。
幼少期に自分が何が好きで、何をしたいかを考えさせる。
*自由を与え、自分で探させる。
子どものことは子どもに決めさせる。
子どもを大胆に信じて、決定権を広め、認めていく。
*子どもに目標を設定させる。
*進路に関し、子どもの意思を尊重する。
*自主性は尊重しても、アドバイスは十分与える。
放任と放置は違う。
*選択肢を示し、最終選択は子どもに任せる。
*過保護に育てない。
過保護は失敗を通じて学ぶ機会を子どもから奪っている。
*個性を尊重する。人と違ってもいい。
*人に迷惑をかけるな。より、役に立て。
*小さいことから自信をつけさせる。
*視野を広げ、知的好奇心を刺激する。
*読書で知見を広め、学習習慣を身につけさせる。
*好きな本で読書を習慣化させる。
読みたい本を読ませる。
*視野を広げる。
色々な所へ連れてゆく。
*自分から興味を持ったことを応援する。
*才能の種を見つけて、原石を磨く。
*モチベーションを上げる秘訣は挑戦させること。
最後までやり抜くモチベーションを高めるには、子どもの意思で挑戦させること。
*子どもの応援団になる。
*子どもに期待を伝える。
重圧にならないバランス感覚が重要。
*本気を確かめて投資する。
強い決意がないところに、湯水のような教育費は無駄である。
*真剣にならなければ叱る。
一生懸命にやる習慣をつける。
*途中で簡単に辞めさせない。
*失敗を乗り越える強さを身につけさせる。
失敗から教訓を学ぶ習慣をつける。
*社交の場に参加させる。
*書く習慣を身につけさせる。
*外国語教育は、幼少期から慣れさせる。
*小さい頃から何でも話せる相手になる。
*子どもと積極的に議論する。
*親の価値観を押し付けない。
*感情的にならず、理由をしっかり伝えて叱る。
怒るのではなく、気付かせる。
*感謝することの大切さを教える。
家族でも必ずありがとう。と言い合う。
*相手の立場に立って考える癖をつけさせる。
弱者の痛みが分からなければ信頼されない。
*動物を通じて、思いやりの心を育む。
*勉強を強制しない。
親が勉強している姿を見せる。
*幼少期に学習習慣を贈る。
*楽しく思考力を伸ばす。
なぜ。と問いかける。
*勉強のメリットを教える。
学歴社会の現実を教えることも大切である。
*教育環境で子どもは決まる。
*勉強での競争意識を育む。
*報酬を与えて勉強させてもよいか?
どうしてもやる気が起こらない場合には目先のメリットも必要である。
*結果もプロセスも大切にする。
*若い頃に選択肢を広げる。そして同世代と交流を持つことの意味は絶大。その意味で大学は有用である。
*勉強至上主義で育てない。
*自制心と他者への配慮をしつける。
*まっとうな金銭感覚を身につけさせる。
*教養と感受性を身につけさせる。
*役割分担でしつけをする。
父母の役割分担を明確にする。
*親の会話が、子どもの人間性を形作る。
会話には気をつける。
*子どもは親の真似をする。
親ができない努力を子どもに要求しても無駄。
*プラス思考で、明るくおおらかに育てる。
*父母間のけなし合いは絶対にダメ。
*他の子どもと比べない。
*子どもの努力を促すほめ方が大切。
むやみやたらにほめない。
*子どもの非行には執念で向き合う。
親が本気を出さなければ、子どもは変わらない。
*信頼で子どもを包む。
双方向の信頼関係が大切。
*無償の愛を注ぐ。
親の最も重要な任務。
子育てだけでなく、大人にも効く言葉である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
膨大なアンケート結果に基づく考察の数々に頷くばかり。
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耳が痛いですね。子育ては楽しいけど難しい。赤ん坊の時の方がむしろ楽なのかもしれない。あーすればよかった、こう言えば良かったの連続です(笑)。
本書はその助けとなる指摘が多い。まぁ、何をもって良い育て方と言えるのかわからないし、子供の捉え方に依るところも大きいかもだけど、やっぱりこういう子育てでありたい…と共感してしまう。
ただ、注意は必要かなー。例えば、自主性を尊重とあっても放任はダメ、内容によっては強制も…となっていて、字面だけを読むと、じゃどうすれば?となってしまう。当然、その辺は自身の子供や環境に応じた育て方が必要なんでしょうね。
セクションごとだけではなく、全体を俯瞰するようなまとめがあればなーとも感じた(最後にあったけど)。あと、少し長い。特に後半はだれてしまった。 -
オーディオブックで読了。
一言で言えば、まったく価値観が合わない本だった。
一流の定義って人それぞれやなと。
僕は割と和風な人間なので、一流と言えば「たたずまい」であったり「教養」であったり、もう少しざっくり言えば「人格」であったりといったことを重視する傾向にある。頭が良くても、人間的に今ひとつな人を一流とはどうしても思えないのだ。
本書では一流というのは「難関大学に合格」だ「グローバルに活躍」だと言うことだし、正直障害を持つ人のことを「弱い人」と表現して「弱い人は守ってあげなければいけない」みたいな見方、価値観は正直ちょっと好きにはなれない。勿論、サポートが必要な場面もあるだろうけど、僕は一個人として同じ目線で対等に向き合いたいと思う。
ただ、教育という面で言えば、色々と参考になる要素はある。「自分の将来を自分で考えさせて、自分で選択させる」という方針は良いなと思うし、「放置にならない様に気を付け、情報を集め選択肢を提示したりよき話し相手となる」ことについては、自分もそうありたいと思った。
『「学力」の経済学』を少し前に読んだこともあり、そういうエビデンスベースでの論考かと思って期待したら、ミセス・パンプキン(誰?)の子育て体験談を、日本の大学生から採ったアンケートで補強する実に主観的な本だった。
価値観が合えば、悪い本ではないかもしれない。しかしながら、もう価値観と言うか、道徳観の面でまったく相容れなかったので正直オーディオブック聴くのが途中から辛かった。 -
ざーっと飛ばし読みした段階で返却期限が来てしまった。
再読予定で一旦返却。 -
まあ普通かな
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子どもがにこにこ笑っていて、読書好きで、自分が好きなことと得意なことをわかっていて、感謝する習慣を持っていて、他人の考えを聞く力があり、好きなことに打ち込んでいたら、その子育てに大きな間違いはないということです。