- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478420447
感想・レビュー・書評
-
080215
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゴール程の感動は無いが結構面白い本
結局はITを導入してもルールを変えないと意味が無いという事 -
TOC(制約条件の理論)がどう優れているか。導入にはシステム概念でなく、発想概念すなわち既存ルールも変えねばならない。原題は"必要だが不十分"。部分最適は間違いで、スループットと在庫停滞の日数を評価基準に、と提案する。独特のパワフルでポジティブな小説スタイルで語られる筆致は、単純に面白い。製造/物流理論の啓蒙書でなく、物語に軸足を置いたため、話がすとんと腑に落ちるところと、唐突なところが半々。勉強中の気分転換に読むといいかも。
-
出版されてからずいぶん経ちますが、いまだに古いルールがずいぶん残っているかと思うのですが。
-
本の表紙を見て分かる方もいるかと思いますが、
有名な「ザ・ゴール」の親戚本。
一言で要約すると、
「新しいシステムを入れても、仕事のルールを変えないと効果でないよ」
ということ。
物語の中心となる改革は、「ザ・ゴール」と同様に下記の2点。
◇作業の個別最適化を排除し、全体最適化をめざす。
◇顧客にはモノでなく、バリューを提供することで競走力を維持する。
「ルールを変える」というのは、上記2点の目標を達成するために、
◇「従業員の作業を評価する際の基準を変える」
◇「新しいシステムのメリットを活かせるよう、組織全体のしくみを変える」
といったもの。
「ザ・ゴール」の1巻、2巻を読めばこの本を読む必要はほとんど無い。 -
内容→あるソフトウェア開発会社を舞台にコンピューターを導入しただけでは何も変わらないと言うことを説く。コンピューターの利点を生かすためには、システムだけを新しくするのではなく、社内のルールも新しくしなければならないということを、小説仕立てで描いている。かなりおもしろかった。僕は東京〜大阪間の往復で一気に読みました。
強点、→一作目の「ゴール」同様、非常に説明が難しいであろうビジネスモデルをわかりやすい小説じたてにしているので、難なく理解することができた(実行できるかどうかは別のお話(笑))また、株価と利益率の関係のところでは、非常に興味深い話が展開されていて、おもしろかった。とにかくおもしろく、ためになる本である。
弱点→しかしながら、一作目、二作目のほうが僕としてはためになった(ゆえに★四つ)特に二作目は今でもときたまさーっと流して読んでいる。いわゆる今流行のマインドマップのはしりかな?というわけで、作者自身の他の作品に比べれば見劣りするかな。
読後の影響→悲しいかな、下っ端の僕には作者の英知も役立てる機会が少ないようで・・・・。まっ意識改革のにはつながるはず。 -
前2作に比べると、ちょっと微妙かもしれない
-
ザ・ゴール、ザ・ゴール2があまりに面白かったので勢いで手に取りましたが前作の2冊に比べると個人的には評価低めです。あまり、参考になるエピソードがなかったです。でも世間の評価は高いんですよね。うーん。
-
ITを導入してもルールを変えなければ意味がない
-
2007