原稿用紙10枚を書く力 (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 95
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479300731

感想・レビュー・書評

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  • 書く力について知りたくて読書。

    まずは質よりも量をこなす。とりあえず書き出して、書きためておくことが大切だと感じる。

    読み手を想定して書いてみる。

    自分の文体はまだまだまったく確立していないので、本書を再読して磨いていきたいと思う。原稿用紙10枚書くためには訓練が必要と認識。

    文章の整合性を取ることがここ数年の課題である。今後はさらに質の高い文章を目指し、分かりやすく、伝わりやすい文書をアウトプットする前提で読書をしていきたいと思う。

    マインドマツプで基本構成を考え、書き出す。それから文章を書き始めるのは有効的な方法かもしれない。

    起承転結ではなく、転起承結が必要。

    読書時間:約45分

  • 古書店。

  • 0/3

  • これはためになる。

  • 拾った。廊下に落ちてた。ご自由にお持ちください、の箱に入っていた。

    齋藤孝が読みやすいのは、抽象的な言葉を並べるんじゃなくって、具体的でノウハウが伝授されやすい感じだからだと思う。雰囲気としては勝間和代が受容されるのに似てるよね。あと和田秀樹とかにもなんか似てる。メディアを上手に使いこなすノウハウにも長けているし。でも齋藤さんは悪い人じゃない感じはするよね。なんとなくだけど。反面、彼の齋藤メソッドは、後世に伝わり残るだろうかっていう点では疑問を感じる。

    K先生の近くにると齋藤孝はなんとなく話題に上ることがあるから気にはなるけど、どちらかと言えば齋藤が学生時代に対立した中田基昭のほうに関心がある。

    齋藤孝、本出しすぎではないか?と思うけど、齋藤孝を受容したい人がそれだけいるってことなのだろうか。わたしは中学のときに「声に出して読みたい日本語」をお金ない中、意を決して買ってしまい、かつ幾度も読み直したものだけど、それはひとえに、金八先生の影響でした。妹たちも、声に出して読んでいました。今でも、じゅげむじゅげむとか唱えようと思えば唱えれる。声に出して読みたい日本語を、齋藤の美奈子さんのほうは老人のボケ防止本みたいに批判してたっけか。

    齋藤孝の全ての本に共通して言えることだと思うけども、書いてることが、すごく明快だよね。しかも、この本は「原稿用紙10枚を書く力」で、必ずしも文章を書けない人を対象にしているわけじゃないってところがおもろい。たぶん文章を本当に書けない人は、書く必要がない人だと思うんだよね。この本を手に取る人は、多少書けるからこそ、原稿用紙10枚書く力ってのに魅かれるんじゃないだろうか。そういう意味では、齋藤メソッドを継承したい教育関係従事者のほかに、リタイアしてヒマをもてあまして、自伝を自費出版したい、ハッピーリタイアメント層なんかが手にとるのかもしれん。

    でも1回本書いとけば、ちょこっと内容変えて、つけたして、っていうのを繰り返して、いくらでも本出せるんだね。齋藤メソッドとか名前つけてさ。だって、この本の内容、前に齋藤さんの著書のどっかで読んだの多いし。三色ボールペンとか。色まで指示されて従う読者がどれほどいるんだろうな。

  • 読みやすい。
    文章に苦手意識を持つ方の入門に良い。


    技巧や分析に関しては読みやすく書かれている程度で類書とほとんど差は無い。

    とは言え個人的には、書くに至るまでの心境や不安についての話に共感した。あの心理状態や行動・プレッシャーはその立場になってみないと本当に分からないものだろう。著者自身、かつては書くことをためらう人だったらしく、同じようなタイプ(かくいう自分もためらう・笑)にとっては心強い本だと思う。

  • 書くことに対する斎藤先生の情熱がとてもよく伝わってくる著書。

    書くためには、テーマに対して3つのキーワードを持ってきて、それをむりやりにでも関連づけることによって論理性のある文章ができるという運びには「なるほど」と納得でした。できれば、「なぜ3つなのか」というのをもうちょっと徹底的に記述して欲しかったと思います。「2つまではみんな一緒だけど、3つ目になると違ってくる」というだけでは、どうも弱い気がしてしまいます。

    別につまらない本ではないけれど、各章の題名(「書くことは考える力を鍛える」「書く力とは構築力である」「文体を身につける」)が似通っているような気がするので(著者がどう思おうと)、「今度はどんな展開が待っているのだろう」という期待感を題名から得ることができなかったように思います。「書く」ことについて書かれた本なので、そこのあたりを余計に重視して欲しかった気がします。まあ、斎藤先生の本は常にこういった題名の傾向があるのは承知はしておりますが。

    「意外な三つを選び出してきても、その選択には何らかのつながりがある。その三つをつなげるラインが、その人の脳みそのつながり方であり、それが個性といえる」(p119)

  • 本屋で目にして、古本屋でも目にした…
    これは買うしかない(´ー`)
    ということで購入した(もちろん古本屋で(¬ー¬) )

    小生も小論文なる科目を教える身。
    少しでも参考に、と読むわけです。
    齋藤孝流の書くことに対する思想やテクニックが盛り込まれている。
    さすが読みやすい。
    著作が多くなると繰り返し語られているところも多くなるわけで、「斬新」というわけではない。
    でも参考になる。
    構想と構成がしっかりしているからか…

  • タイトル通りの内容です。いかにして原稿10枚を書けるようにするか。誰にもみせない、日記を書くのがいいなど書いてありますが、自分がなるほどと思ったのは、一つのテーマを選んだら、三つの気になる点(テーマ)を抜き出し、それらを結ぶ繋がりを考えるという点でした。こうすることで、文章にオリジナリティが生まれるそうです。

  • まずは原稿用紙3枚位からが目標かなぁ(・∀・)

    とりあえずは、色々なジャンルの本を読んで
    このブクログに感想を書こ〜とっ♪

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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