- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479681526
感想・レビュー・書評
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初めの一文、小説のようなしをんさんの妄想から始まる。
しかし、この本も「しをん節」←(勝手に名付けましたが。)が効いている♪
一番好きなのが、「今日の麩の味噌汁。」
味噌汁話で、あそこまで盛り上がるとは・・・。さぞかし、三浦家は楽しい家庭だろう・・・なんて想像しながら読んでました。
この本の中にあった「しをん」の名前の件(くだり)が何とも面白い。
私も、紫苑(しおん)という名前は、花の名前からつけられたもの。(と、母は言う。)
しかし、色々なサイトで見てみると・・・。
ここまで来ると、本の内容に反するのであまり語れないが。
ここまで来ると、しをんさんの名前の由来の本?「紫苑物語」も気合で読むしかない…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
妄想の炸裂ぶり、比喩の面白さなど、魅力が充分に堪能できる爆笑エッセイ。
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三浦しをん先生の爆笑エッセイ。
本作は旅行成分多めとなっている。
もう一回り昔の作品なんだけどそんなに古さを感じないのは自分が年取ったせいか? -
2003年に出た本なのでちょうど20年前くらいなんだけど、この20年で時代ってすごく変わったんだなあとしみじみ。
看護師さんは看護婦さんだし、客室乗務員はキャビンアテンダントじゃなくてスチュワーデスだし、映画館はちょうど入れ替え制になったばかりでまだ予約システムがないから満席のせいで門前払いを食らったりする。20年ってすごい。
ところでさすが三浦しをんなので、言ってることは本当にしょうもないんだけどやたらと美しい文章が唐突に飛び出たりする。
私のお気に入りはウグイスとホトトギスの区別がつかないという話の、「氷砂糖から桜の花びらを透かし見るようにして語られていた愛がいつのまにか、泥水に張った氷を冬の朝に素手ですくうようなものに変わってしまったみたいな気がして、愕然としてしまうのだ。」というやつ。 -
会話とか出てくる本とかいちいち納得。
うんうんわかるわかる。
三浦先生も楽しいけど回りも楽しい人々に囲まれている模様。ネタに事欠かないだろうなあ・・ -
読んでいて、何でもありだなって心が軽くなる本。
それにしても、表紙と題名と内容のギャップがすごい。
でも、それもありなのがしをんさんなのだ。 -
図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
人気作家の愛と情熱と勘違いに満ちた日常を見よ!ノンストップな爆裂エッセイ。
元ねたがわかると数倍面白くなるのね、彼女のエッセイ。
ナッキーパパに喝采を! -
三浦しをんさんのエッセイは、とにかく肩の力を抜いてリラックスしたいときに読みたくなる。日常の瑣末なストレスを軽く吹き飛ばす、ぶっ飛んだ話ばかりで、休日のティータイムに最適です。今回も楽しかったぜ。しかしこの人多筆だなあ。エッセイではやいのやいの仕事から逃げ惑っているような描写が多いですが、実際ばりばり働かれているんだから、恐ろしい方です。
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しをんさんの原液みたいな日記。
我が道を行ってます笑 -
電車の中でニヤニヤして読めなくなってしまった。もう十年前なのに古さを感じない。のだめの先輩は稲垣吾郎じゃなかったけど、願いがつうじたのか?セバスチャンはベッテルだったのか?