- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479792499
感想・レビュー・書評
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時間が経てば経つほど「面倒くさいこと」は大きくなってしまう。
ゆえに早い段階で「小さな面倒をやっておく。」
変えられないものに執着しない。
無意識化や習慣化などによって、全力を出さずに一定の成果が出るようにする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なるほど、と思うところが幾つもあり頑張ってみようという気持ちになった。…が結局面倒くさがって行動できない私である。まずは、大きな面倒になる前に、小さな面倒を処理していこうと思う。
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本田直之氏がビジネス上の簡単な判断基準を提示。本当に分かりやすい。あまりにもシンプルなので走り読みしてしまいますが、何度でも目を通したい本です。
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「面倒くさいことは時間とともに大きくなっていくから、今、あえて小さな面倒をやっておく」ための手段と考え方が紹介されています。
大事なのは「無意識化すること」
本書では掛け算の九九が例に挙がっていますが、確かに九九を覚えていなかったら今頃どうなっていたのか想像できません。それに今こうしてパソコンでレビューを書いているのも、小指がつりそうになりながらブラインドタッチを覚えたからこそスムーズにできることだと思います。
小さな面倒を後回しにせずクリアしていくことが将来の面倒なことを回避する手段となる、というのは自分の身の回りを見てみれば案外多く実感できることではないでしょうか。
そして習慣化すること。朝起きてから・・会社についてから・・家に帰ってから・・これら日常生活の一部を習慣化すれば生活にリズムで出てくると思います。またやらざるを得ない習慣に身を任せることで、余計なことを考えなくて済む時間を過ごすことで、落ち込んだ時や、いわゆる「心が折れる」ようなことが起きた時、何もかも投げ出したくなったり、会社を休んでしまいたくなったりする時でも時間が経てば立ち直れている、普段と変わりない日常に戻ることができるという大きなメリットが習慣化にはあると思います。
小さな面倒をやっておくとは言ってもそんな大げさなことではなく、考え方をちょっと変えるだけで、「面倒くさくてイヤになる」「面倒くさいからヤ~メた」という状態から抜け出すことができる。気負うことなく、日常のちょっとした一手間二手間を無意識化できるまで落とし込んでいきたいと思います。 -
めんどくさくなる前にめんどくさいことをやっておく。
まさに、逆転の発想で目からうろこがぽろぽろ落ちてきました。
特に、「できない理由を考えない」「素直になる」等の項目は、身に覚えがある分直に心に響いてきました。
また、読み返してみたいと思います。 -
色々な自己啓発本と話している内容は似ていますが、各ページ図が入っており復習としてはよいかなと。「マニュアル熟読」と「変えられることと変えられないことの見合け力をつける」「目標を見つければ情報が入ってくる」は実践いきたいなと。
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本当に感動した!すべては自分次第なわけだー!!
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面倒くさいから先回り。
理にかなってますな。 -
面倒くさがりやなので、読んでみました。
「面倒くさがり」という表現は、あまりよろしくない印象ですが、著者によると、「面倒くさい!」という気持ちがあるからこそ、技術革新や新サービスが誕生するものだという、大切な心理だそうです。
つまり、楽をしたいという気持ちをうまく利用していくことがモチベーションの向上につながるという発想です。
面倒くさいからこそ、効率的に動くことが肝要だという発想。
そこにうまく気持ちをシフトチェンジできればよいのですが、なかなか行動には結びつかないために、停滞状態となります。
そこで、「気の持ちよう」という言葉の再確認がなされていました。
確かに"「面倒くさいから、なにもしない」のではなく、「面倒くさいから、面倒が起こらないように工夫する」"と言われたら、それはそうだと納得します。
結局は発想の転換をし、行動に移せるかどうかの違いということでしょう。
自称ダメ人間を"みんな思うことは同じなんだ、はじめから何もせずにあきらめるな"、とはっぱをかけてくれる、暖かい本。
発想法の変換という内容で、わかりやすく読みやすかったです。