ケルトの神話: 女神と英雄と妖精と (ちくま文庫 い 16-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480023926

感想・レビュー・書評

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  • 何年か前の夏の暑い日、たまたま池袋の本屋さんでちくま文庫の何かを物色していたとき、ふと目に入ったのがこの本だったんです。  「そういえばず~っと昔、学生時代に途中まで読んだんだよなぁ。  文庫になったんだぁ。」と記憶が蘇ってきたんだけど、とりあえずその日はスルー(笑)  で、Amazon で検索してみたら結構評判がいいじゃありませんか。  で、その翌日には再度そのお店に足を運んでお買い上げ~となったんですよね。  と・こ・ろ・が・・・・・・

    その後、本日に至るまで、恐らく7回以上この本にチャレンジしているんだけど、常に途中で挫折してきちゃったんですよね~、これが。  前半は面白いんです。  特に「ケルトの人たちってどんな人たち?」というくだりあたりまでは・・・・・。  ところが途中から何が何やらチンプンカンプンになっていっちゃうんですよ。  でね、今回ようやく読了してみて原因を考えてみたんだけど、多分 KiKi にとって読みにくい感があるのに原因は2つぐらいあるような気がするんです。  それはね・・・・・

    地図が収録されていないので地名と場所が頭に残らない(イマジネーションも湧きにくい)

    印象としてかなり断片的な書き方が多くて、興味が湧いてくると終わっちゃうような感じ。  個人的にはこの文体にもちょっとだけ違和感があったんだけど、それがどんな理由なのかはよくわからない。  多分、物語を語っている部分と研究者としての解説の境目・・・・みたいなものが判然としていない書き方が散りばめられているんじゃないかと思うんだけど、どうなんだろう・・・・。

    (全文はブログにて)

  • 2008/04/01:トゥアハ・デ・ダナーン、赤枝の騎士団、フィアナ騎士団の大体三つの神話伝説が入ってます。ケルト民族についての説明もあるので結構初心者には優しい感じ。問題は、名前をどれだけ覚えられるかですよ……ね。ダーナ神族が一番ページ割かれてるんですけど、まぁ、人数多いからな。そしてク・フリンだけで何ページ使っているのだ……! 好きだからいいのですけれど! それにしても、ケルト民族のぶっとびようは良いですね。

  • ケルト神話の入門書として最適な1冊です。
    様々な登場人物が繰り広げるお話の数々。
    どこかで読んだあのお話の元ネタはこれだった!と気付いた瞬間ますます面白いと思えます。

  • 未読

  • ケルトの神話の入門に最適。

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著者プロフィール

英文学者・比較文学者。明星大学名誉教授。うつのみや妖精ミュージアム名誉館長。金山町妖精美術館館長。著書に『妖精学大全』(東京書籍)、『ケルト妖精学』(筑摩書房)、『帰朝者の日本』(東京創元社、近刊予定)、訳書にW・B・イエイツ編『ケルト妖精物語』(筑摩書房)、ウィリアム・シェイクスピア『新訳 テンペスト』(レベル)、アーサー・コナン・ドイル『妖精の到来――コティングリー村の事件』(アトリエサード)ほか多数。

「2021年 『コティングリー妖精事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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