- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480803993
感想・レビュー・書評
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新世界の空気がよく出てるなあと思ったら、西さんは大阪の作家さんなんですね。
読み進める途中で、「もしやこれは感動的ラストのオチ。。?」と不安に思ったんですが、杞憂でした。
回り回って、気付かないところで繋がって、わずかやけども救い救われる。
表現が割と過激な感じも受けますが、それで空気感が出ているからいいかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
二人の視点から物語が進んでいく物語。
何かをきっかけに、大切だった人のことを思う。
その時の、叫び。心の声。
体裁とかそんなもん関係なく湧き出てくる想い。
かっこよくない人間だって、愛してんだ!
愛はみんなのモンだ!
愛して何が悪い!
ちくしょう、かっこいい! -
死にたい、と思ったことのある人は少なくないはず。愛されたいと、思ってしまう。でも、それ以上に本当は愛したいんだと思う。叫びたいほどに。
引用箇所では主人公と同じ心情でありつつ、熱いものがこみあげてきた。 -
俺、雪
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まさか。
まったく関係ないのかとおもいきや最後でつながる。
世間は狭いなぁと思ってみたり。 -
どーしよーもない人生でも、
死にたくなるくらいひどい人生でも、
誰かを愛することできっと幸せになれるんだ。
生きることは素晴らしいんだなぁ。 -
ちょっと暗いけど、所々笑わせてくれる。