- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480814968
感想・レビュー・書評
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かなり考えさせられました。読み終わった今も考えています。英語と国語の両方を子ども達に教える者として。今の私達に出来ることはなんだろう…。
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この本への評価が肯定・否定のどちらでもいいから一読してもらいたい。とても考えさせられた一冊。
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日本語の衰退。危機感。
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格調高い文章。
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読みにくかった。
世界中で様々な言語で小説が書かれている事、その中でも、英語で書かれないと、広く世に広めたことにならない。また、フランス語も同様。
言葉の変遷について様々な考察に基づいて書かれている。 -
なかなか深いね。
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柄谷行人の言う「近代文学の終わり」を「文学の終わり」と同義に捉えると、こういった近代文学LOVEな評論作品も納得できるのだと思う。
ただ、現代文学を十把一絡げに批判するのは、アンフェアとしか言いようがない。私には、日本語の<図書館>は今こそ豊饒な状態にあると感じるからだ。
(文学史という地図が消えた今、過去作品と自由にハイパーリンクを見せている、というのが一つの根拠。ゼロ年代の一つの特徴として言える部分であろう)
水村美苗の英語コンプレックスが生み出したトンデモ評論という印象が強い。
(もしくは私小説として読むのが罪が無くて面白いかも知れない)
真っ向から論破する評論が出てくることを期待する。
(この本が特集された『ユリイカ』2009年2月号特集「日本語は亡びるのか?」だけでは不十分だ) -
2013/8/20購入
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すべての日本人に読んでもらいたい本。特に英語の世紀に生きる若者は必読。
日本人として、日本の文学作品を味わえる喜びを再確認できた。