- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480863386
作品紹介・あらすじ
金持ち父さんは投資家を次のように分類している。適格投資家、専門投資家、洗練された投資家、インサイド投資家、究極の投資家の五つだ。それぞれに違った知識や技術が必要とされる。ロバート・キヨサキはこのうち、インサイド投資家になることから始めた。インサイド投資家になるためには、まずB-1トライアングルを学ぶ必要がある。B‐1トライアングルは、アイディアを利用して資産を作り出す際に、しっかりしたビジネスを立ち上げるためのガイドラインになってくれる。
感想・レビュー・書評
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金持ちになるための現実的思考方法と手段を教示。
これまでの時代のノウハウが通用しなくなった今、それをチャンスと見てとれる知識力と決断力と行動力を持てということか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『ファイナンシャル・リテラシーのレベルを一段階上げてくれる良書』
■読了時間 5時間22分
■この本をオススメする人
・投資で生計を立てることを目指している方
・ファイナンシャル・リテラシーを高めたい方
■感想
『金持ち父さん・貧乏父さん』シリーズの第3弾。入門編に引き続き読了しました。
入門編では、投資を始める前の"金持ちになるための思考法"が中心に書かれていましたが、上級編では資産を買うための資産を創り出す方法、すなわち"起業家精神を育て、大大大金持ちになるための方法"が書かれています。原作は2000年頃に執筆されたものですが、20年程経った今読んでも金言にあふれた、非常に有益な一冊であると感じました。
入門編よりも一段階レベルはあがっているので、最低限の財務諸表の役割(PL・BSだけでも)や、法人税の概念を理解している方が、より本書の内容の理解を深めることができると思います。
この本を読めば、投資家という仕事が決して楽なものではなく、真の投資家になるには非常に努力や経験が必要なことがわかります。小手先の投資テクニックを求めている方には全く役に立つ内容ではありませんが、この本に書いてあることが理解できる方にとっては、あなたのファイナンシャル・リテラシーを一段階上のレベルに引き上げてくれる良書であると思います。 -
株や不動産と言った資金を伴う投資ではなく、
自分のアイデアを使ったビジネス実現や教育のための自己投資について書かれた本です。
年収200万ドル以上を目指す方に書かれています。そのため、自分で株式会社を設立して株を買うのではなく売る側に回れ等、アドバイスのスケールが大きいです。
中国の台頭やインターネットの普及により潮流が変わる点触れられていましたが、まさに当たっておりお見事というべきか。
内容の中で会社法、税法がなぜそのような仕組みになっているかという点と、B,Iの領域の視点から見た世界と成り立ちについての話は特に理解の助けになりました。
会社法に税法、日本での扱いも調べよう。 -
次の「今話題のもの」を常に探しに行くこと。
古い考えの自分を疑うこと。
これが成功への第一歩。 -
初級編に比べると数段レベルが上がった感じ。
一度起業なり投資を経験して壁にでもあたった際に読んでも間に合うかも。
脳内である程度成功ストーリー紡いでる人も有りかな。
とりあえず自分はまだこのレベルでま無いな。 -
金持ち父さんの投資ガイド上級編。前回の続きだ。洗練された投資家へのステップ。
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投資家に必要な10のコントロール能力
自分自身、収支資産と負債の比率
投資の管理方法、税金、売買のタイミング
ブローカーを通しての取引、ETC
契約の条件、情報へのアクセス、富の還元、慈善行為、富の再分配
会社の財務諸表
売上総利益=売上-売上原価÷売上高
ー総がなければ純利益もない
eコマースは余分コストが低い
営業利益率=EBIT÷売上高
営業活動による利益の比率
営業レバレッジ=貢献利益÷固定費
貢献利益=売総-変動費
財務レバレッジ=総使用資本(有利子負債+株主資本)÷株主資本
総レバレッジ=営業×財務レバレッジ
負債比率
デューデリジェンス=資産の優位性確認チェックリスト
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他人のビジネスに投資するのではなく、自分のビジネスを作り他人に売りなさい。今の時代はそれが容易にできる、と。
アイディアは革新的なものである必要はない。大事なのはシステムをうまく作り上げれるかどうかだ。
という正論9割と、1割のうちの製品を買いなさいというススメ。それとネットワークビジネスへのススメと。9割のほうをとりあえずふむふむと読んでみるようにした。 -
入門編の実行前に上級編を読む(笑 「金持ちの考え方」は学校では教わらない。日本がグローバルになり外国との競争も激化する一方、個人の裁量で望めば誰でも金持ちになることもできる。ただし、成し遂げるには厳しい規律が存在する。加えて、長年にわたりしみついた「平均的な大衆の考え方」の劇的な転換は必須。