金持ち父さんの投資ガイド (上級編)

  • 筑摩書房
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感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480863386

感想・レビュー・書評

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  • おすすめ度:80点

    最終章「おわりに」が圧巻。
    その他の章は、ハウツーで、あまりにも退屈。評価点を最低の点数にしようと考えていたが、最終章でこの本の価値を見直した。
    最終章は何度も読み返していきたい。
    「古い考え」に縛られずに、「新しい考え」を柔軟に受け入れ吸収していくことが、金持ち父さんのもっとも大切な教えである。

  • 金持ち父さんシリーズ。
    上級編とあって、少し難しくなったが、なんとか少しは理解できた。
    今から少しずつ理解を深めて、投資をできる男になりたいと思った。

  • ■ファイナンシャル
    1.投資することは危険ではない。コントロールできないことが危険なのだ。
    2.洗練された投資家は、優遇措置についてよく研究していて、税法、会社法、証券法に詳しい人だ。
    3.偉大な指導者はみな演説家だ。偉大なビジネスリーダーもまた、偉大な演説家でなくてはならない。

  • 要は自分で会社をつくって、株式公開して株を売れということだよね。
    それが、一番リスクが少なくて、利益がでると。。

    構成は、まず投資家の種類は5つあって、

    ①適格投資家
    ②専門投資家
    ③洗練された投資家
    ④インサイド投資家
    ⑤究極の投資家

    そのうち、④のインサイド投資家がいちばんいいよ!!

    そして、それになるためにはB-Iトライアングルを理解してください!

    ってことです。

    B-Iトライアングルの説明はたしかに参考になりました!

  • 有名なロバート・キヨサキの「金持ち父さん」の上級編


    「起業」することのメリット、難しさ、
    特に起業する際に大事な視点などを詳細に書いてあり、
    示唆に富む、内容の濃い本


    それまでに出版されている入門編をある程度理解していないと
    少々難解で、理解にしにくいと感じてしまうのではと思う

  • ついにきました!金持ち父さんシリーズ決定版!!
     この本では、大金持ちになるためには、自分で事業を起こして創業者利益を獲得するという道が説かれています。
     シリーズ1冊目から3冊目の流れの集大成です。
     これで、金持ちになるためにはどうすればよいのかがわかったので、あとは、行動あるのみ!(たいへんだけど・・・。)

    <帯より>
    ロバート・キヨサキ待望の第3弾!
    あなたが目指すのはどのタイプの投資家?
    適格投資家・専門投資家・洗練された投資家・インサイド投資家・究極の投資家

    <裏表紙より>
    この本は次のことを教えてくれる
    *金持ち父さんによる「投資家の五つの「分類」とは何か。
    *金持ち父さんが教えてくれた「投資家に必要な十のコントロール」とは何か。
    *勤労所得を不労所得とポートフォリオ所得に変えるにはどうしたらいいか。
    *しっかりしたビジネスを立ち上げるにはどうしたらいいか。
    *起業家として成功するための個人的な資質とは何か。

  • うーん、僕には難しい…。 今までのシリーズの中で、はじめて具体的な手法が 突っ込んで書かれた本(海外の手法だけど)。 経済言語がいろいろ出てきて、理解がないと難解かな。 今までの本が観念的な内容だったので、 そのギャップが大きい感じ。 悪くないかもしれないが、基礎知識のある人向けかも。

  • 流れ
    投資家の種類

    ビジネスを起こす理由

    洗練された投資家になる

    富を社会に還元する


    『90対10の法則が成り立つ理由は、
    金持ちになるために必要なのは偉大なアイディアではなく、
    アイディアの後ろにいる偉大なる人間だからだ。
    アイディアを富に変えるためには、
    きみは強い精神と信念を持っていなくてはならない』(P. 14)
    何かをやろうとしたら、生半可な気持ちではだめです。
    というのも、信念がない場合は、
    事業をスタートさせてもまず間違いなく数年も持たないからです。
    画期的なアイデアはあるに越したことはありません。
    しかし、別に画期的でなくても、ビジネスはできますし、
    システム次第できちんと儲けだってでます。
    その際に重要なのは、やはり信念です。
    ビジネスに困難はつきものです。
    信念がなかったらやってられないものです。
    だから、お金のためだけに始めた事業というのは、
    うまくいっているときはいいのですが、
    ちょっと歯車がかみ合わないと、
    オーナーはその時点で会社を清算する道を選ぶでしょう。


    『金持ちになるまで昼間の仕事は続ける』(P. 89)
    いきなり脱サラして事業を始めるのはお薦めできません。
    やはり人間は、雨風を凌がなくてはならないし、食事だって必要です。
    さらに、社会との接点というのはかなり重要です。
    これが希薄になると、人間は無性に不安になってくるものです。

    『きみの夢がただ20万ドルの収入を得ることだけだったら、
    EかSのクワドラントに留まっていればいい。
    こんなちっぽけな額を目指すには、
    BやIのクワドラントはリスクが大きすぎる』(P. 96)
    がむしゃらにやっていても、
    それだけで年収2000万円までは達成できる、と言われています。
    (主藤考司氏著「1億円ノート」参照)


    ビジネスオーナーを目指すということは、
    すなわち大きなリスクも背負うということです。
    大きなリスク無しで個人でも到達できる年収であるなら、
    EまたはSのままで到達させた方が良いのです。


    『Bクワドラントの人間になりたかったら、まず最初に必要な技術は、
    ほかの三つのクワドラントの人たちの言語を理解し、
    彼らとコミュニケーションがとれるようになることだ』(P. 136)
    クワドラントによって、人は使う言葉が異なります。
    (ロバート・キヨサキ氏著「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」参照)

    EまたはS、あるいはIのクワドラントにいるだけなら、
    他のクワドラントの言葉を学ぶ必要はありません。
    しかし、Bクワドラントにいる人は、
    全てのクワドラントの人たちとと接する機会があり、
    コミュニケーションをとることが仕事であるともいえます。
    ですから、全てのクワドラントの人たちと会話ができる程度に
    言葉を覚えておかねばならないのです。


    『これほど多くの人たちが「90対10クラブ」の会員になれない理由は、
    本当なら、もっと少ない労力で
    より多くのことができる新しい方法を探すべき時に、
    あまりに自分で何でもやろうとするからだ』(P. 165)
    Bクワドラントの人間になりたいなら、
    全てのクワドラントの言葉を知らなくてはならない、といいましたが、
    専門家のレベルまで高める必要はありません。
    会話ができる程度で良いのです。
    それ以上の専門的な知識は、専門家の力を借りるべきです。
    むしろ、そのために各クワドラントの言葉を勉強しているのです。
    なにもかも自分でやろうとしていたら、
    絶対に自分の時間がなくなってしまいます。


    自分が求められていないところには行くな』(P. 260)
    著者が大学にキャッシュフロー101の売り込みにいったとき
    にべもなく断られたそうです。
    自分が求められていないところにいっても不愉快な思いをするだけです。
    また、儲からないし、時間のムダです。
    自分が求められている市場は一つではありません。


    『お金をたくさん儲けたあと破産する人は、
    その直前によく次のことをやります。
    一つめは、飛行機か大きな船を買うこと。
    二つめは、サファリ旅行に出かけること。
    そして、三つめは、離婚して若い奥さんをもらうことです。』(P. 264, 265)
    たくさんのお金を稼ぐことは、
    麻薬を使用したときの高揚感に似ているといいます。
    ビジネスに成功し、たくさんのお金を手に入れたとき、
    まるで自分の頭がよくなったかのように錯覚し、
    また、世界の支配者側にまわったかのように感じるといいます。
    そうなると、行動が大胆になり、大量浪費活動にはしるようになります。
    それまで手に入れていた資産を手放し、債務を手に入れるようになります。
    しかし、本人には破滅へ向かっているという自覚はありません。
    だから、この三つの行動を手帳などに書留め、必ず覚えておいて、
    成功したときに読めるようにしておくとよいでしょう。
    せっかく手に入れた成功を手放さずに済むと思います。

  • 「超大金持ち」という世界が現実のものとしてあるということを説明した本。ビル・ゲイツのなり方とか。
    醒めた目で見たら役に立たないが、信者になってもなんだかな。
    ネットワークビジネスの定義は特に触れられていないため、真に受ける人が出るのがなんか心配。
    投資ガイドというか、起業ガイド。

  • 著者がシリーズを通じて訴えようとしていることは一貫している。まず始めろ、失敗から学べ、学べば学ぶほど投資は危険なものではなくなる、投資にお金は要らないなど・・・。自分を信じて実践してきた著者の精神力は尊敬できる。

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著者プロフィール

世界中の数千万人の、お金に対する考え方に挑戦し、それを変えてきた。彼の主張はしばしば伝統的な知識と対立するが、そのストレートな語り口と、大胆で時に不遜な発言は、多くの人々の支持を集めてきた。キヨサキは今日、ファイナンシャル教育の情熱的な推進者として世界中で認知されている。

「2019年 『金持ち父さんの「これがフェイクだ!」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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