晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編> (ミステリ・フロンティア 26)

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488017309

感想・レビュー・書評

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  • 殺人&幽霊。長編でも私は間延びしなかったな。

  • 2009.05.23.

  • 「配達あかずきん」シリーズ第2弾。
    田舎に帰った元同僚からのSOS。
    書店に幽霊が出るという。

    風呂敷をめいっぱい広げすぎて
    二つ折りで終わっちゃったって感じ。
    あまりに解決場面がアッサリしていて拍子抜け。
    短編向けなのかしら。

    【図書館・初読・5/22読了】

  • 前作で色んな謎を解き、活躍した二人に以前書店に勤めていた先輩からの謎解き依頼が来る。杏子さんと多絵さんが挑む長編。

  • 『配達あかずきん』の続編で、
    書店員の杏子さんと、アルバイトの多絵ちゃんが、
    長野の老舗の書店に出る幽霊事件を解決します。

    私は、多絵ちゃんよりも、杏子さんに親しみを感じるので、杏子さん視点で、読んでます。

  • 4/7

  • シリーズ2作目は長編。地方の知人が勤める本屋さんにて幽霊騒動がもちあがり、それを解決しに行く本屋探偵。27年前の事件と今回の幽霊騒動がどう関わるのか・・・ていう。本格っぽく面白かった。冒頭のアリバイ成立させる過程がとても良い掴みだった。ラストのどたばたさ加減が、都合よすぎる気もしたが、まとまってはいた。まるう堂のレイアウトに目を輝かせる杏子さんが可愛い。「棚が語りかけてきますね」て、いい台詞。確かに、見せる本屋さんってのはあるんだよなぁ。好みの本屋さんとか。逆に、なってない本屋さんとか。無意識に肌に合う合わないっていうのを判断してる気がする。

  • 2009.4
    「書店の謎は書店人が解かなくちゃ」
    『配達赤ずきん』の第2弾。
    前回は短編で、いくつもの謎ときに、テンポよく楽しめたけど、今回は長編。
    ラスト、小さく無理にまとまった感が否めなかった。
    第3弾があるそうなので、そっちに期待。

  • シリーズ1作目を読まずに、いきなり2作目からの
    挑戦でしたが、すんなり世界に入ることが出来て
    楽しめました。

    事件そのものはいろんな意味で微妙な内容な
    気がしますが、きっとこの世界観を長編で展開する
    には結構無理があって、その難しさは相当な気がするので...
    全然許します。

    とにかく今作から伝わる書店に対する想い。これは
    腐りきった全国のCD屋の馬鹿バイヤーたちに強制的に
    読ませるべきですね。
    馬鹿タワーレコードの勘違いクソバイヤーの中に、自身を
    持って、この棚は「自分の棚です」。....と言えるヤツは殆ど
    いないハズ。
    だから音楽はこうやって死んでいったのだ。

  • 前作(?)の「配達あかずきん」に嵌って読んでみたけれど、すごく面白かった。
    舞台がいつもと違った本屋だけれどそこを生かしたキャラがとてもよかった。
    一気に読んでしまいたい本。

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著者プロフィール

大崎梢
東京都生まれ。書店勤務を経て、二〇〇六年『配達あかずきん』でデビュー。主な著書に『片耳うさぎ』『夏のくじら』『スノーフレーク』『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』『めぐりんと私。』『バスクル新宿』など。また編著書に『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』がある。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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