ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488025298

感想・レビュー・書評

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  • 前作の方が好きだった
    メンヘラ男の話がうざかった

  • シリーズ2作目。小さなビストロのシェフが日常の謎を解く安楽椅子探偵ものだが、この巻では店以外の話もあり語り手も変わる。料理が美味しそうで、いつか食べようと料理名をメモった。

  • フレンチレストランとそこで働く人たちによる推理ショートストーリー。
    こういうの大好きです。
    推理と言っても殺人事件とかの生々しいものでは無いので楽しく読めました。

  • 前作同様なんとも食欲をそそられる。
    前作では主にお店に客として訪れた人々の物語だったが、今作では経営者を通して系列店が出てきたり従業員のプライベートや過去に纏わる話だったりでより背景世界が深く広く描かれていてわくわくした。前回謎だった部分も少し明かされていくが、そのペースがちょうど良い。

  • 前作よりもっと好き。

    短編集で読みやすいのもあるが、いい意味で軽く読める。

    作者が女性なせいか、
    女性の小狡さとか、無垢に見えての計算高さとかがはっきり描かれている、が、それに気づける男性は。。。
    いる、店長だな。

  • 2015年9月12日
    おしゃれ。ヴァン.ショーはクックパッドにのっているかしら。ぜひやってみたい。
    今日の読売新聞の家庭欄でスキレットが人気とコラムしてた。自分の中でタイムリー!と昂奮気味。
    フランス時代の三舟が魅力的。フランスでわかめの味噌汁、卵粥にありつける幸せ、一緒に満足してました。それに比べ、トリュフのオムレツやかくれたダシのブイヤベースの味はなかなか思い浮かべるのが難しい。やたら出てくるフランス語の料理名。優雅だけどわからなくてはがゆいです。
    実地調査すべきかなぁと半分本気です。

  • なんだか後味が良くないお話が多めだったかな?

    相変わらずお腹が空いちゃう本でした。

  • 後半の語り手がギャルソンの高築くんじゃなくて「ありゃっ!?」と思ったけれど、それはそれで新鮮な感じで◎(^^)三舟シェフの修行時代や「タルト・タタンの夢」で度々登場するヴァン・ショーの話も読めて大満足♪三舟シェフとミリアムおばあちゃん両方ヴァン・ショーを飲んでみたい!

  • 前作で、心が風邪をひいた人たちを解きほぐす「ヴァンショー」の由来がここで明らかに。

    それにしてもトリュフのオムレツに、野菜たっぷりのポトフなど、出てくるお料理がどれもおいしそう・・・
    そして、すっごくフランスに行ってみたくなる。激論は交わしたくないけど。

  • 美味しそうで、食べると幸せになれそうです。

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

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