本バスめぐりん。

著者 :
  • 東京創元社
3.61
  • (51)
  • (168)
  • (171)
  • (11)
  • (5)
本棚登録 : 1137
感想 : 178
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488027674

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私は図書館に通える場所に住んでるからありがたく図書館を利用させてもらっていますが、魅力的ですよね。移動図書館。何度か地元の移動図書館を見かけて、ワクワクしたものです。車の中から見たのでじっくり覗けなかったのが残念。

    杏奈ちゃんのお話が1番しんみりしました。モモ、いいよねぇ。図書館の本、何度も借りちゃうのもすごくわかる。自分だけの本じゃない図書館の本は、今まで読んだ方の思い出ごと借りてる気がして好きなんです。古本もそうですね。前に読んだ人の息遣いが感じられたりするとちょっと嬉しくなる。

    テルさん、ウメちゃんのナイスコンビ、続編も読んでみたいと思います。

  • 移動図書館のしくみとかが知れて面白かった。
    本がきっかけで繋がりが出来ていくのも素敵。

  • 移動図書館のバスを運転するテルさんと司書のウメちゃんのコンビで、小さな事件を解決していく短編。

    本に大事なものを挟んだまま返却してしまい困っている利用者と、それを巡っての年代を超えた読書好きたちの出会い。

    団地に父と引っ越してきた母を亡くした美少女を見守る周囲の温かい目。

    高齢者ばかりになってしまった土地を活性化させようと、かつて自分たちが拒絶した保育園の子どもたちを呼べるようになるまでの奮闘。

    会社が多い場所で、会社員の青年と長年離れて暮らす移動販売業の青年の父を再会させるべく、異なる会社員たちで仕組む再会劇。

    クレームの手紙に落ち込むテルさんだったが、送った人の間違いだったことがわかるまでのいきさつ。

    本は、良いねえ。本は良い。

  • 思いやりに満ちた心があたたかくなる物語でした

  • 移動図書館をめぐる暖かい物語でした。

  • 移動図書館のさりげない人情模様が良かった

  • まさに図書館への返却期限が迫っていたので備忘録

    種川市の市立中央図書館の移動図書館「めぐりん号」の運転手の照岡久志と相方の司書の梅園菜緒子が主人公
    「テルさん、ウメちゃん」本に挟まっていた写真
    「気立てがよくて賢くて」住宅街の人口減少と保育園
    「ランチタイム・フェイバリット」キッチンカーの話
    「道を照らす花」お母さんを亡くしたばかりの中学生
    「降っても晴れても」主人公の久志に思いも寄らぬクレームが

  • 移動図書館いいなぁ。

    人との出会いが生まれる場所が移動図書館ってステキ。

  • 移動図書館・本バス「めぐりん」が舞台の話。ライトなミステリー。晴れの日も、雨の日も決まった時間にそこにある…地元に移動図書館はないけど、こういうのいいなあ。運転手のテルさんと司書のウメちゃんのコンビがいい感じ。お客さんたちの交流がほのぼのとしててよかった。

  • 少しドキドキ、とてもほっこりした気持ちであっという間に読み切りました。
    うちの近くにもウメちゃんとテルさんのめぐりん、来てくれないかな〜

全178件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

大崎梢
東京都生まれ。書店勤務を経て、二〇〇六年『配達あかずきん』でデビュー。主な著書に『片耳うさぎ』『夏のくじら』『スノーフレーク』『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』『めぐりんと私。』『バスクル新宿』など。また編著書に『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』がある。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大崎梢の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×