本バスめぐりん。

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488027674

感想・レビュー・書評

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  • 2018.1.29 読了


    短編集。
    定年後、嘱託でも働き
    いよいよ 毎日 日曜となった 久志こと
    テルさん。

    元同級生の賢一から、自分の後任として
    移動図書館のバスの運転手として働いてくれないかと
    頼まれ、行くことになる。

    その行く先々の人との交流と
    テルさんの成長物語。

    時々 グッとくる話もあって、
    ウルウルしてしまう話もありました。。。

    相棒 ウメちゃんの恋は
    なかなかじれったい。。。

  • 市図書館にて。

  • この作家さん、やはり、うまいなと思う。

    特に、本や図書館がテーマだから、もう、面白がる気マンマンで、読み始め、あっという間に読んでしまった。

    司書の若い女性のほうが主人公かと思いきや、会社を退職して、第二の人生として、移動図書館「本バス めぐりん号」の運転手をすることになった高齢男性の目で、物語は進んでいく。

    めぐりん号の利用者や本にまつわる5作品が収録されている。

    読後のほっこり感は、いつでも変わらない。後味の良さは、抜群である。

  • 本好きの人ならほのぼのとした気持ちで読めると思います。

  • 移動図書でドライバーをしている主人公が
    、ステーション事に色んな利用者の人と交流する話。
    読みやすくて、図書館勤務の話などと少し違った視点でかかれていて、面白かった

  • 移動図書館の運転手テルさんと、司書のウメちゃんのコンビが挑む日常の謎。

    「気立てが良よくて賢くて」と「道を照らす花」に涙がほろり。

  • 移動図書館めぐりんのドライバー目線での短編集。
    面白かったけど、どれも不完全燃焼。
    その続きは?ってところで話が終わる。

  • 移動図書館の話。

    その昔、それこそ小学校低学年くらいの時に、借りたような記憶がなくもない。
    …が、記憶の捏造かもしれない。

    今は通勤経路に図書館があるので、移動図書館があることは知っているが、利用したことはない。
    システムが全く同じだとは思わないが、なるほど、いろいろあるのだなぁと。

    読んでいて、小説の登場人物とはいえ、この人たちに幸せになってほしいと思う、そんな話でした。

  • とっても良かった!
    移動図書館で働くテルさん、ウメちゃんを中心に、本バスに集まってくる人達の本に纏わる話などなど。
    ほのぼのと心温まる話に癒される。
    年齢などの垣根を超え、本を通して繋がる事が本当にいいなぁ〜と思える一冊。

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著者プロフィール

大崎梢
東京都生まれ。書店勤務を経て、二〇〇六年『配達あかずきん』でデビュー。主な著書に『片耳うさぎ』『夏のくじら』『スノーフレーク』『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』『めぐりんと私。』『バスクル新宿』など。また編著書に『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』がある。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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