本バスめぐりん。

著者 :
  • 東京創元社
3.61
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本棚登録 : 1145
感想 : 180
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488027674

感想・レビュー・書評

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  • 移動図書館の話。

    その昔、それこそ小学校低学年くらいの時に、借りたような記憶がなくもない。
    …が、記憶の捏造かもしれない。

    今は通勤経路に図書館があるので、移動図書館があることは知っているが、利用したことはない。
    システムが全く同じだとは思わないが、なるほど、いろいろあるのだなぁと。

    読んでいて、小説の登場人物とはいえ、この人たちに幸せになってほしいと思う、そんな話でした。

  • とっても良かった!
    移動図書館で働くテルさん、ウメちゃんを中心に、本バスに集まってくる人達の本に纏わる話などなど。
    ほのぼのと心温まる話に癒される。
    年齢などの垣根を超え、本を通して繋がる事が本当にいいなぁ〜と思える一冊。

  • 移動図書館ってあまり出会ったことがないから、それが舞台ってだけで新鮮!
    本だけでなくてその地域の人の出会いも作っているのが素敵。ああ本っていいなあ。ミステリーっ気はかなり手が混んでいます。

  • 20170806読了
    #本

  • 移動図書館「本バスめぐりん」号。65歳の新人運転手テルさんと20代の図書館司書ウメちゃんが主人公。返却した本に挟んだままの写真の行方、バスに置かれていた謎の封筒、利用者減少で廃止されてしまいそうなステーションの存続問題、何度も同じ本を借りる少女等々…。移動図書館を巡るちょっとしたミステリー。団地の高齢化問題、保育園の設置問題とか、現代の社会問題も盛り込みつつほんわかと優しい雰囲気。読んでいてほっこり和む、本好きには最適のハートフル・ミステリー!

  • 定年退職をしたテルさんが移動図書館の運転手として働き始める。相棒の司書のウメちゃんとその利用者さん達とのほのぼのミステリー。

    私も近所に来る移動図書館を利用しているので、思わず手に取った本。これも移動図書館で借りた。運転手さんや司書さんとは挨拶程度でこんなにおしゃべりな人は見たことないけど、これはこれで楽しそう。どのお話もほのぼのして重過ぎず、でも心にしっとりくる。大崎梢さんの本は初めて読んだけど、他のも読んでみたいな。

  • 2017.07.07

    確かアメトーークの読書芸人で又吉さんが紹介してたような?

    登場人物みんながとても素直な気持ちで読書や、移動図書館の利用者のことを考えていてほっこりした。

    最後斜め読みしちゃった。

  • サボりすぎて詳細忘却

  • 移動図書館の運転手が主人公の日常ミステリー。
    本をテーマにした日常ミステリーなら定番の大崎ブランド、しかもそこに移動図書館というスパイスを利かせるんだから、そら期待も高まるってもんで。

    期待にきっちり応えて戴きました。シリーズ化していくんだろうなと思うけど、一応巻末最終話でそれまでの登場人物をしっかりそうまとめさせているあたりも律義で好印象。

    ミステリー部分もしっかり日常しているし、これまた気になるシリーズになりそうである。

  • 移動図書館のお話。利用者と図書館司書と運転手の交流を短編で構成されてます。とても読みやすかった。おススメです。

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著者プロフィール

大崎梢
東京都生まれ。書店勤務を経て、二〇〇六年『配達あかずきん』でデビュー。主な著書に『片耳うさぎ』『夏のくじら』『スノーフレーク』『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』『めぐりんと私。』『バスクル新宿』など。また編著書に『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』がある。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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