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- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488467036
感想・レビュー・書評
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巻が進むにつれてミステリ色が薄れて幻想小説っぽくなります。個人的にはその方が楽しかった。
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「館」シリーズ最終巻。
閉ざされた館はそのままに、ラブストーリーも佳境に。
源氏物語の若紫を髣髴とさせるストーリー展開。
何箇所もそれでいいのか!という部分が出てきますが、きっとそれでいいのでしょう。
彼女の積年の思いが叶ったのだから。 -
シリーズ完結編。
前作、前々作の語り手だった涼子が本当に少ししか出てこなかったのが少し残念。
だけど今作での千波が涼子のようでもあり、要素は充分。
奇抜な考えを当たり前のように信じている登場人物たちに引き込まれる感じ。
読みきりの「肖像」も面白かった。基本的にこちらも起伏の激しいキャラはいない。