銀河英雄伝説〈2〉野望篇 (創元SF文庫) (創元SF文庫 た 1-2)
- 東京創元社 (2007年4月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488725020
感想・レビュー・書評
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き キルヒアイス……!! 読みながら思わず「え」だの「うわ」だのつぶやいてしまう程度には動揺した。
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とてつもなく大きな事件が連発する2巻。もちろん、最後のが一番ショッキングなわけだけど。
それにしても、作者のあっさりとした突き放した書き方は、改めて読んでみると驚く。アニメ版の方が、これでもかというくらいウエットなのとは大違いである。いわば「歴史小説的」な重さが、ここから生まれてくるように思う。
スケールが宇宙であるだけで、描かれているのはたとえばナポレオンとロシアの戦いであったり、宮廷陰謀ものであったりするのは確か。宇宙というスケールであっても、結局トップ対トップの一騎打ち的な会戦で終結するあたり、ほとんどローマ時代のようだ。作品のねらいには、それが一番ぴったりくるのは確かなのだけど。
天才のくせに、どうしようもないことにばかり頭を悩ませなければ行けないヤンが、本当にかわいそうになる。まあ、こういう人生なのだろう。
2007/6/29 -
キルヒアイスがいなくなってしまったのがすごくショックでした………。
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夏に黎明篇読んでほったらかしてて、再開したらショッキングな展開に… 金髪の彼が痛々しすぎてこれからどうするんかいな、と早くも心配になってしまう。銀英伝読んでると、創竜伝とかの原型はすでにここにあったんだな〜と思います。
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キルヒアイス…。
展開が早い。
こんな調子で10巻持つんでしょうか。
今回は、帝国、同盟の内乱を描いてます。
相変わらず面白い。 -
2003年8月12日
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まさかキウイアイスさんがお亡くなりになってしまうとは!!!
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所持しているのは、初期にカッパノベルズから出版されたもの。1989年にこの小説に出会い、色々な意味で影響を受けました。
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1巻と違ってドンパチ(死語?)シーンはあまりないですが、同盟でクーデター発生。ヤンの独創的なアイディアからクーデターに留めをさすシーンは好きなシーンの1つです。
2巻の最後のほうで出てくる、あの事件が今後の帝国とこの小説の方向性を決めたんじゃないかな?と思ってます。