銀河英雄伝説〈2〉野望篇 (創元SF文庫) (創元SF文庫 た 1-2)

著者 : 田中芳樹

• 東京創元社 (2007年4月25日発売)

感想・レビュー・書評

[cv3-saratogaさんの感想 · 2018年12月22日]

まだ、二巻目なのか… 今読み直してもキルヒアイスの死は早すぎるよ…
両国で内乱が発生し、帝国はラインハルトの基で新たな体制を盤石にし、同盟はクーデダーで元から最悪の状況だったのがより悪い状況になったな。
次は帝国の攻撃を同盟が凌ぐ戦いになるけど、現場の同盟ではいつかは負けるだろうな。
小説だからifを考えればヤンが英雄としての立場を最大限に利用し、帝国への進行を中止させ防衛に徹していればまだ目はあったのかな？
まあ、それをしてしまうとヤンという人間の魅力の一部が欠けてしまうと思うけど
アニメのリメイクも決まったし、楽しみだな。

[よはんさんの感想 · 2018年11月18日]

衝撃の2巻。確かに、まさかの退場だった。フラグめいたものはあったけど。

[Στέφανοςさんの感想 · 2018年10月17日]

星雲賞、解説：大森望

[umekoさんの感想 · 2018年10月1日]

まさかもうキルヒアイスが死んでしまうとは。
残念でならない。

[麦さんの感想 · 2018年9月24日]

表と裏の様々な登場人物たちが動き始め、一気に面白くなってきた。ラインハルトの部下たちが粒揃い。

惨たらしい殺戮場面が割に多く精神的にきついものがある。それにショッキングな別れも…というか、関係にヒビが入ったままの別れだったのが何より寂しい。突然孤独になってしまったな、彼は。

長期にわたる戦争で多くの命が失われ軍も社会も弱体化していくスパイラルは想像できて恐ろしくやりきれない気持ちになる。

スパルタニアン同士の空中戦があったけど、同じ戦闘艇だと敵味方がわからなくなったりしないんでしょうか。

[ヒューイチさんの感想 · 2018年7月14日]

本巻は帝国、同盟の其々の内戦が勃発！

勿論解決に当たるのが同盟の方はヤン！
思いがけない人が盟主のクーデター！本来撃たれねばならない人が撃たれず惜しい人達が死んで行く。
勿論、冴え渡るヤンの用兵と采配。終盤にとんでもない大物が仲間になる。
しかし、トリューニヒトと地球教何だか嫌ですね。


一方帝国は貴族達とラインハルト達の戦い！辟易する貴族の論理と損得勘定・・・
勿論こちらもラインハルトやキルヒアイスの用兵でねじ伏せて行くのであるが最後の最後にまさかのキルヒアイスが・・・

ジハードのラスカリスの死んだ場面並みに驚きでした。

全然関係ないのですがミッタマイヤーってミーアキャットとリズムが似ているような・・・


いずれに致しましても次巻が楽しみです！、

[ginchariさんの感想 · 2018年7月3日]

キルヒアイス死亡まで。
落ちを知らず、あのカケ上がりを読むと、どう行った印象になるのだろうかと羨ましくもある。

[あんずさんの感想 · 2018年5月25日]

試練の第２巻。
推しと決めた人のあまりにも早い退場に、言葉も出ない。
あんな事もこんな事もあったが、そんなこんなはさておき、と言いたくなるほどのショック。
哀しみに暮れるしかない展開。
そして、一番嫌いな人物も確定。
トリューニヒトが大嫌い。
でもきっと、こんな人間の方がしぶとく生き残っていくんだろうな、という気がする。
早く立ち直って３巻を読もう。

[takarobbinさんの感想 · 2018年3月22日]

２巻も怒濤。おもしろいなあ。驚きの展開。勧善懲悪でないリアルな宇宙系ＳＦでおもしろいのはガンダムだけだと思っていたが、こんなに夢中になる作品が３０年前からあったとは。３０年何していたのだろう。

[白空さんの感想 · 2017年12月6日]

とっても早い！こんなに早かったか！

著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞（日本長編部門）を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」