レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
- 東洋経済新報社 (2007年6月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492042809
感想・レビュー・書評
-
最小の労力、時間で最大限の成果を得るための考え方や行動をレバレッジ(てこの原理)と表現してる。
労力、時間、知識、人脈の4つのパーソナルキャピタルとマインドの掛け算によって成果は最大化される。
習慣化の大切さはわかっていたが、その仕組みづくりとして平日と土日の時間割を作成し、自己投資の時間を先に捻出しておくことはすぐに実践できそうだ。
書籍には先人たちの叡智が集まっており、前例を学ぶことによって目的地までのある種最短ルートを示してくれる。その際に自分と似たタイプのものを参考にするのがよい。引き続きビジネス書等を読み学びを続けていく。
人脈を作る際には相手への貢献が大切となる。自分が貢献できることは何かよく知っておくこと。またその長所を伸ばすことで個人のブランディングを高め、人から興味を持ってもらうようにする。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思考にレバレッジを効かせるための方法をまとめている
自分が何をしたいのか明確にしていれば、普段の生活でもそのことが目につきやすくなる
上手くいったことを仕組み化するために記録をつける -
この本のテーマは「いかに少ない労力で成果をだすか」その為に必要なパーソナルキャピタル(労力、時間、知識、人脈の4つ)への自己投資の仕方について書かれている。ベースになっているのは資産形成の考え方で先にパーソナルキャピタルに投資していく事によって不労所得的に成果をあげると言うもの。特に興味深かったのは人脈に対するレバレッジの考え方とそのやり方で共感できるもの、新しい気付きを得たものが多数あった。私的に次の好奇心にも繋がった一冊となった。
-
Two things happen when you work without knowing the results.One does not improve.The other doesn't matter.
-
夢や目標、やるべきこともたくさんある毎日
「やろうか、やるまいか」と考えると結局やらなくなってしまう
だから、「どうしたら行動できるのか」「物事を続けられるのか」「近道を見つけられないか」
考える・探すことが労力のレバレッジになる!
ウダウダしていないで、どんどんチャートに向き合おう
人間の行動の95%は無意識のうちに行われているそうです
人間の意思は強くありません
だから、小さな習慣を作り出してしまうことが大切
毎日数分でも過去チャートに向き合おう
習慣化のためには、数字で管理することも大切
数値管理によって日々の達成感を味わうことができるし、ゴールまでの距離が分かるから、継続へのモチベーションが高まる
知識を仕入れることは重要だけど、それを実践することはもっともっと重要!
実際にやってみると知識はそのまま使えるわけでなく、自分なりに多少のアレンジが必要な場合もあります
こうして、知識を「知恵」化するのです
素人は本を読んだだけで満足してしまう場合が多い!
心当たりがあるかも…? -
どんな人にも、気軽に連絡がとれる時代だ。
その分、未熟なままで関わろうとするのは機会損失になりかねない。
まず、相手に貢献すること。
『レバレッジを意識する』
『しないことを決める』
それも大事だ。
だが、まずは
『くれくれ人間』にだけは、ならないと決める。
-
参考になったのは以下3点
・労力と時間のマトリックス
・事業の健康診断書の作成
・タスクには制限時間を設ける -
「スポーツ選手は試合の何倍もの時間を練習に費やすのに、ビジネスパーソンは全く自己投資しない。だからこそ、少しの練習、投資で抜け出せる」
「一握りの天才を除いたほとんどの人は誰か成功した人のやり方を学んで、そこに自分なりの応用を加えるのが成功の近道です」 -
仕事を効率よくこなす上で参考になるところがたくさんあったが、一方でやりすぎな考え方もあり、全体的には後者の印象が強く読み疲れた。。。
-
当書を読む前に、レバレッジ・リーディング、レバレッジ・人脈術を読破していたため、これといって新しい刺激はなかった。しかし、著者の考えや現知識を再強化するものになった。
・自己投資で得られた時間を再投資し、不労所得的に成果をあげる
・自分の習慣のチェックリストを作成する
・仕事の重要ポイント(KSF)を常に問う