レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術

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  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492042809

感想・レビュー・書評

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  • ●覚えておきたい要点
    ・「労力」「時間」「知識」「人脈」に自己投資
    ・パーソナルキャピタル(自己資産)を構築
    ・レバレッジをかけて不労所得的に成果を上げる
    ・DMWL (Doing more with less, 少ない労力と時間で大きな成果を獲得する)
    ・労力・時間:成果=1:∞
    ・スポーツ、経営、投資、脳科学の理論に基づく
    ・レバレッジ・リーディング、レバレッジ時間術の上位概念

  • 〜以下、・本より抜粋、→コメント〜

    ・二毛作でさらなる効率化
    「ビジネススクールで学んでいることが
    お金にならないか」

    →自分の仕事と副業のよい関係。


    ・労力のレバレッジは、「自分はできる」
    と思うことが重要。
    限界というものは世の中には存在せず、
    実は自分でつくってしまっている
    だけのものなのです。

    →自己暗示すること。その時間を持つこと。


    ・睡眠時間は、90分の倍数がよい
    という研究もあります。

    →早速、目覚ましの設定時間を計算しなきゃ。


    ・わたしは自分に似たタイプの人の体験談から
    勉強法を学ぶことにまず時間をかけ、そして
    実行しました。いきなり参考書を読んだり、
    問題集を解いても、大学合格という成果をあげる
    ことはできなかったでしょう。
    これは、ビジネス書から知識を得る場合も同様です

    →それなら、いろいろ広く浅くでいいからたくさん
    本を見ないとな。


    ・前例を学ぶ手段を次の3つに分類しています。

    (1)メディアとして体系立っているもの
    (2)スクール、セミナー、通信教育として
    体系立っているもの
    (3)体系立っていない他人の体験


    ・人脈のレバレッジとは何か
    大切なのは、相手にどんなバリューを提供しているかです。
    人脈作りは、短期投資ではなく、長期投資です。

    →だれかに、何か役に立つことができること。


    ・パーソナルブランドをつくることが大切になります。

    ピーター・モントヤ『パーソナルブランディング』
    http://tinyurl.com/u3ut8


    ・マインドの高い集団で伝染する
    マインドの高いこれから伸びていきそうな人との
    ネットワークを築く。

    →勉強会、セミナーなどへの参加か。

  • どうすれば、自己投資に対して、無限大の成果を生み出すか?を、4つの点から説いた本

    目次
    <blockquote>第1章 常にレバレッジを意識せよ
    第2章 労力のレバレッジ
    第3章 時間のレバレッジ
    第4章 知識のレバレッジ
    第5章 人脈のレバレッジ
    </blockquote>
    最近は、こういう(自己投資|自己啓発)の類の本はあまり好きじゃない。
    どっちかというと、モチベーションだけいたずらに高める割には、成果が出ないじゃないかと。
    そこのところ、著者がうまく警告してくれている。
    <blockquote>ただ一つ注意してほしいのは、パーソナルキャピタルには目もくれず、マインドだけ高めてしまう人がたくさんいるということです。そういう人は、自己啓発をテーマにしたビジネス書を多読していることが多いようです。
    (中略)
    成果が上がらないとわかると、がっかりしてマインドは下がります。そして、またしばらく経つと別の自己啓発書を読んでマインドが上がります。成果を上げるための自己啓発が、自己啓発のための自己啓発になってしまっているともいえるでしょう。</blockquote>
    モチベーション上げて、うおーってやるのもいいけど、そこのはちゃんと「パーソナルキャピタル」、つまり以下の四種類を手に入れる必要があるわけです。

    ・労力資産
    ・時間資産
    ・知識資産
    ・人脈資産

    この本では、その四種類の資産をどうすれば手に入れられ、かつレバレッジできるかについて述べた本なわけです。

    労力に対しては、(仕組み化(フレームワーク化)|習慣化)で手間を減らしていく。
    他にも、ニッパチの法則も出てくる、エクササイズも出てくる……まあ、これは手段であって、<b>できるだけ手間・面倒を減らすのが目的</b>ですね。
    特に仕組み化は効果がでかい。ブログの記事更新にしても、このような書評にしても、うまい人のやり方はよくできたフレームワークがあってこそ。マインドマップもそのうちの一つでしょうね。
    (自分は、あまり使いこなせる気がしないので、手をつけてませんが……)

    時間に対しては、俯瞰逆算思考。あと、前の労力とのつながりで、ルーチン化。
    俯瞰逆算思考って、それなんて中国語?って思ったけど、要は<u>ゴールベースで計画を立てる</u>ということ。このあたりは、他の本にもあるなあ、省略。
    ついでに、引っかかったことをメモ。
    <blockquote>私は時間の使い方を大きく四つのカテゴリーに分けています。
    一つは自己投資である「インプット」の時間。わたしにとっては、人に合う時間や読書の時間などが該当します。二つ目は「アウトプット」の時間、三つ目は食事や入浴、睡眠などの「生活」の時間。そして、四つ目は「プライベート」の時間です。そして、一日二四時間を四つのカテゴリーに分類して配分しておきます。
    </blockquote>
    実にカツマー的なフレームワークw
    まぁ、見事ですよ。フレームワーク自体は非常に有用そうなので、後で参考にしたい。

    知識に対しては、レバレッジ・リーディング。
    まあ、エッセンス紹介ってことで、軽く流しますか。

    人脈に対しては、パーソナルブランディング。
    人と人をつなげる<b>コントリビューション</b>によって、人脈をつくり、その中で無くてはならない個性を作りましょうと。
    まあ、モチベーション向上のためのグループ作りや、意欲的なフィードバックなどが含まれてるところが、自己啓発らしい……とこかな。

    総じて言うと、いろんなビジネス書をまとめて書いてしまったような内容で、実にお得な一品ですね〜。
    ただ、ここに書かれている内容がエッセンス的で、詳細まではつっこみきれてないんですが、このレベルでここまで書いてあるのなら、さらに突っ込んだ戦術書をベースにやっていけば、正にレバレッジを効かす事は不可能ではないんじゃないだろうか?
    あとは運でしょ。運。

  • これまで読んできたこの著者の主張に沿った、安定した内容で良かった。これらの本の内容を、いかに自分に取り込んでいくかをちゃんと考えると、生き方が大きく変わるかもしれないとも思った。

  • 少ない時間と労力で大きな成果を生むには?

    印象的なことを2つ挙げる。

    1.小さな習慣から大きな習慣につなげていく。
    いきなり本の内容を実践したりすると継続できないこともある。だから、小さな習慣を無意識化していきことで、大きな習慣もできるようになる。まずは、自分にでもできそうなことから。

    2.俯瞰逆算思考
    ゴールから逆算してやるべきことを考える。今やるべきことをその時々で考えると、時間もかかり成果も薄まる。
    長期的に何がゴールかを設定することで、本当にやるべきことが分かり、時間を有効的に使うことができる。

  • 少ない時間と労力で最大の効果を得るための参考になった。

  • 著者の「レバレッジ・リーディング」を読んだので、併せて読んでみようと購入。

    著者が提唱する「レバレッジ」志向の、総合概要本と言える内容。確かに真っ当でためになることは書いているが、あまり新しいことは無い印象。
    (10年以上前の本なので当然と言えば当然だが…。当時は斬新だったのかも)

    メイン主張ではない部分だが、経営回復に関する「当事者意識」の醸成の部分が最も興味深かった。あとは「人脈」をレバレッジ観点で述べている点が、この手の他の書籍とは少し違って面白い。

    自分の仕事や生活スタイルを見直すための入門書としてはアリだと思う。

  • Doing more「成果(Goal)」 with Less「労力」「時間」「知識」「人脈」

    を生み出すコト、モノに投資すること。
    しないこと(やめること)、減らすことを増やし続けること。

  • 本書は各レバレッジシリーズの良いとこ取りができる内容となっている。

    ①自己啓発書を読んでも成果が上がらない人・・・マインドは高まっているのにパーソナルキャピタルを増やす努力をしていない人
    →実践し、身につけないと意味がない

    ②労力のレバレッジ(少ない労力、大きな成果)で重要なことは4つ
    「仕組み化」・・上手くいった方法を仕組み化し、再現性を持たせる
    「無意識化・習慣化」・・・上手くいっている人は、良い行動を無意識に行っている。そして習慣化している。習慣にしてしまえば、自動的に体が動く
    「KSFを見つけ出す」・・・始める前に、最短距離を考えて効率的に行動する。
    →「マニュアル」等を作成し、誰でも同じクオリティを再現できる状態にする。「時間割」「チェックリスト」を使い、自分の体に行動を刷り込ませ、無意識化の習慣を作る。行動の前に全体を俯瞰し、ルートを決めたうえで仕事を始める

    ③労力のレバレッジは「自分はできる」と自己暗示をかけることが重要

    ④時間のレバレッジ「時間がないから成果が上がらないのではない」「時間があるから成果があがらない」

    ⑤ビジネスは「0から1を生み出す」と考えがちだが、成果を上げるためには「1から100、さらには∞」という発想が重要。新たなものを生み出すより、既存のものに付加価値をつけるほうが重要

    ⑥他人を手本とする場合、自分と似たタイプから学ぶのがよい

    ⑦読書の際の注意点→読むことが重要ではなく、情報をどのように実践に役立てるかが重要

    ⑧人脈づくりの際、コントリビューションは最重要だが、「借り入れ」が多くならないように注意する。常に相手に対し、何を返せているかを意識することが重要

    ⑨社内の人と付き合う際に、自分のマインドが確定してないと、良くもなるし悪くもなる。社内でマインドが高い集団だと思っていても、世間一般と比べてどの程度のレベルなのかを常に意識する

    ⑩熟練者や経験者から、自分が間違った方向に進んでいないか、修正してもらい、アドバイスをもらうことが重要。ただし、人選選びは慎重に・・・

  • 【学びのまとめ】
    ・単純作業のルーティン化→時間・労力のレバレッジ
    →全てのことが習慣化できないか?を考え続ける。
    ・成功体験の再現性の追求
    →資料作りになぜ時間がかかるのか?フォーマット化

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著者プロフィール

レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役。ハワイ、東京に拠点を構え、日米のベンチャー企業への投資育成事業を行いながら、年の5ヶ月をハワイ、3ヶ月を東京、2ヶ月を日本の地域、2ヶ月をヨーロッパを中心にオセアニア・アジア等の国々へ食およびサウナを巡る旅し、仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを送る。食やサウナのイベントのプロデュースも行う。コロナ禍では各地方にある酒蔵のPR支援などにも取り組む。オンラインサロン「Honda Lab.」主宰。

「2020年 『パーソナル・トランスフォーメーション コロナでライフスタイルと働き方を変革する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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