レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術

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  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492042809

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  • 4つのパーソナルキャピタル
    労力資産、時間資産、知識資産、人脈資産

    成果が上がるから余裕時間ができるようになる

    パーソナルキャピタル✖️マインド=成果

    キーサクセスファクターを見つけ出す

    マニュアルの本来の目的は一定の仕事レベルにまで全てのスタッフの能力を引き上げること。

    仕組み化し、それ以外のことに頭を使う

    始める前にどうすればよいか最短距離を考えて効率的に行動する

    知識労働社会では時間をかけるほど成果につながる仕事はほとんどなく、実際にはある程度のレベルにまで到達するがその後は一定。

    まずゴールを決め、逆算思考でタスクを決める。

    時間割をつくってブロックして自己投資の時間を決めてしまえば残った時間で仕事しようという発想になる。

    まず体を起こす→カーテンあける→顔を洗う→脳が目覚める

    ノウハウ=有効な時間の使い方

    自分に似たタイプの人のやり方を参考にする

    本を読み、共通言語を持って会議に参加するのでベクトルがぶれずに質の高い話し合いができる。

    会を主催するときはセグメンテーションと参加者全員のメリットが大切

  • DMWL(Do More With Less)この言葉を心掛ける。
    他の著書でも書かれていたが、ゴールから為すべき事を考えて決める。
    時間割を作り強制的に〆切効果を出すのは有用であるから取り入れる。
    小さな習慣を継続的に出来るようにする。これが大きな習慣に結び付く。
    これはイチロー氏の以下言葉に通じる。
    "小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。"

  • ----------------------------------
    【1】常にレバレッジを意識する
    ----------------------------------

    ●社会人になっても自分に投資する必要がある
    (パーソナルキャピタルの構築)

    主な投資先
    ・労力資産
    ・時間資産
    ・知識資産
    ・人脈資産

    パーソナルキャピタル『自分資産』
    http://chimich.dreamlog.jp/archives/50368649.html

    ×


    マインド
    自己啓発



    ●ゴールを定め、『しない事』を見つける

    なぜか?
    ゴールを目指す事で選択力が身に付く
    自分にとって、何が大切で、何が不要なのか

    余計な事をしなくなり、時間、労力、お金の無駄使いがなくなる

    ●考え方を変えれば誰でも簡単にできる

    ----------------------------------
    【2】労力のレバレッジ
    ----------------------------------

    ※いかに少ない労力で最大の成果を上げる事ができるようになるのか

    ・ポイント
    仕組化する
    無意識化・習慣化
    KSFを見つける
    その他のレバレッジ


    ●『仕組化』うまくいった方法を仕組化すればいつでも再現できるようになる

    毎回ゼロから考えずに、少ない労力で成果を上げる事ができるようになる
    例:優秀な営業マンの考え方、楽天の「仮説→実行→検証」

    ●マニュアルとフォーマット
    ・マニュアル
    本来の目的は素人でも一定のレベルまで能力を引き上げることが出来る

    ・フォーマット
    一度作ってしまえば次は短時間で行動する事ができる

    ※デメリットとしては、型にはまりすぎてしまう事


    ●逆算発想のチェックリスト

    あらかじめ、決まっている事はチェックリストを作成して仕事を進める
    例:営業会議、旅行に行く際のチェックリスト
    ⇒準備するのに時間がかからない


    ●無意識化、習慣化がカギ

    習慣化というは
    自分をコントロールする人が苦手、飽きっぽい人間にはもってこいの行動
    人間の高度は95%が無意識のうちに行っているもの


    大きな習慣を作るには小さな習慣から!
    例:靴をそろえておくとか


    ●習慣チェックリストと数値管理


    良い習慣を身に着けるために、習慣チェックリストを作成し、何を自分の習慣にしたら良いか常に意識している

    本田直之流
    □DMWS
    □朝、タスクを紙に書く
    □頭の中を紙にかく
    □やりたくない事、やらない事を明確にしているか
    □情報を提供しているか
    □本を1日1冊以上読む
    □仕組化、チェックリスト化
    □人脈との定期的なコンタクト
    □アロハスピリット
    □読み終えて情報を抜き出した本を捨てる
    □テレビを生で見ない
    □脱いだ靴は揃える
    □出して物はしまう

    ⇒できたか、出来なかったか数値で管理する記録をつける事で持続性は上がる

    ●KSF(キーサクセスファクター)を見極める
    ⇒本当に重要なもの、つまり貢献と成果に向けて働く事を可能にしてくれるものを知る為の基準

    効率が悪く、成果が上がらない事にポイントがずれている事がある

    例:合格するには過去問を説く事、教科書を一からやる必要はない事

    合格体験記を大量に読むこと、うまくいった人の思考の勉強方法を学ぶこと

    今行っている作業、行動が「KSF」になっているのかいつも意識する必要がある

    ●逆算思考でKSFを見つける

    ある程度仕事での経験が必要。
    KSFを見つける能力は一定量の仕事の経験から身につけます。

    仕事をするときは必ず「KSF」が何なのか考えておく事

    ・前例を調べる
    ・うまくやっている先輩などに話を聞く
    ・ビジネス書から学ぶ

    参考URL

    『ゴールからの逆算思考』
    〜年初に大晦日の日記を書こう!〜


    http://www.entrepreneur-ac.jp/report/bando/diary20130829.html

    あなたの仕事は「積み上げ思考」ですか? それとも「ゴールからの逆算思考」ですか?:コンサルタントが世界一やさしく教えるビジネス思考
    http://www.rosei.jp/jinjour/article.php?entry_no=55564


    ●二毛作でさらなる効率化

    労力のレバレッジでは同時に何か出来ないか考える
    例:通勤途中、ジョギング中はipodを使って言語を学ぶとかの事をする

    ビジネススクールの経験は
















  • 要約
    第一章:常にレバレッジを意識する。
    少ない労力・時間で、より多くの成果。
    パーソナル資産を増やす。再投資し加速させる。
    自分の位置を知る。
     レバレッジ・シンカー 労力小・成果大
     ハードワーカー 労力大・成果大
     悩めるビジネスパーソン 労力大・成果小
     自由人 労力小・成果小
    しないことを定める。

    第二章:労力のレバレッジ
     仕組み化
     無意識化:小さな習慣から 数値目標
     KSFを見つける:80対20の法則の20、俯瞰
     二毛作
     自己暗示
     エクササイズ

    第三章:時間のレバレッジ
     俯瞰:逆算思考
     ルーチン化:時間割り
     天引き:貯蓄分を天引きする。
     制限:時間がないから仕事はできる。
     固定費の効率化:15分昼寝、テクノロジー

    第四章:知識のレバレッジ
     スポーツ選手の時間 試合:トレーニング=1:4
      ビジネスマンは??
     時間に限りがあるから、学ばざるをえない。
      藤田田「ノウハウが必要な理由は、現代が時間不足時代だから」
      出井伸之「松下幸之助の著書は全て読んだ」
      〜本書以外から〜
      井深大「お金・リソースは無限にあっても、時間は有限」
      車輪の再発明はしない。
     前例に学ぶ
      自分に似たタイプから学ぶ。
       プロスポーツ選手をトレーニング法は真似できない。
      読書:
       エッセンスをメモする、実践する。
       仮説検証には、20冊は読む。
      その他メディア:1.5倍速、RSSリーダ
      レバレッジミーティング:本のノウハウ・共通認識
     
    第五章:人脈のレバレッジ
     コントリビューション:長期的関係
     コネクション
      六次の隔たり(Six Degrees of Separations)
     自己ブランディング
     マインド伝染
     他人の力:ペースメーカ、アドバイザー・フィードバック

  • 読み終わりました。

  • 本田直之氏の提唱するレバレッジの基本的考え方となる本です。
    この本を読み、より深く知りたいところは個別のテーマの本を読むとよいのでしょう。
    基本的には「効率良く物事をこなすための仕組みづくりが大切」ということです。

    【なるほどな点】
    ・「労力」「時間」「知識」「人脈」の4分野に自己投資して、自分資産を構築し、レバレッジをかけて不労所得的に成果を上げ「Doing more with less」も実現する。
    ・ゴールを定める。
     長期的ゴール「ライフデザイン」
     短期的ゴール「現在の仕事の課題」
    ・労力のレバレッジ
     1.仕組み化(マニュアル、チェックリストの活用)
     2.無意識化・習慣化(大きな習慣を作るには小さな習慣から、習慣チェックリスト)
     3.キーサクセスファクターを見つける(最短距離を考えて効率的に行動する、俯瞰して見る)
    ・時間のレバレッジ
     1.俯瞰逆算思(全体の流れから、今日の「タスクリスト」に落とし込む)
     2.時間のルーチン化
     3.時間の天引き
     4.時間制限
     5.固定費の効率化
    ・できるだけたくさんの本を効率良く読み、多くの人の成功のプロセスを吸収する

  • レバレッジとは、テコのこと。少ない労力で最大限の効果を生み出すための4つの自己投資術。労力、時間、知識、人脈の4つへ効果的な投資をすることで、飛躍的に生産性が高まる。

  • 「努力するのに成果があがらない人」と「余裕を持ちながら大きな成果をあげる人」の違いはレバレッジの考え方にあった。スポーツ・経営・投資・脳科学のノウハウを応用した訓練不要でノーリスクの仕事術。

  • 効率的にビジネスを行うための指南書。「レバレッジ・リーディング」「レバレッジ・時間術」のまとめ的な内容となっている。

  • 分類するならば仕事術というこになるのだろう。
    レバレッジという一種のアナロジーは「効率化」という概念を理解する上ではわかりやすいと言えるかも知れない。
    しかし、実際の意味でレバレッジが効いているのかというのはわかりにくい。

    書いてあることは非常に「その通り」なのだが、これを読んで意識的に実行できる人はおそらくこの本の手引きとしての力は弱く感じられるのではないかと思う。

    俯瞰するにしても、結局の所、今の自分は何がやりたいのかということを明確にしなければいけないし、逆に言えばそれができればいくつかのアプローチから解決方法を見いだすことができる。

    肝要なのは、自分の居場所を見つけることだと思うのだが、その辺についての具体的なアドバイス、アプローチが少ないのが残念。

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著者プロフィール

レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役。ハワイ、東京に拠点を構え、日米のベンチャー企業への投資育成事業を行いながら、年の5ヶ月をハワイ、3ヶ月を東京、2ヶ月を日本の地域、2ヶ月をヨーロッパを中心にオセアニア・アジア等の国々へ食およびサウナを巡る旅し、仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを送る。食やサウナのイベントのプロデュースも行う。コロナ禍では各地方にある酒蔵のPR支援などにも取り組む。オンラインサロン「Honda Lab.」主宰。

「2020年 『パーソナル・トランスフォーメーション コロナでライフスタイルと働き方を変革する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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