- Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492046173
感想・レビュー・書評
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NIKE創業者フィルナイトの自伝。今では巨大企業だけど、現金が常に足らなく綱渡りが続き、銀行にも二度、見放されてる時代があったのは驚きであり、読んでいて胃が痛くなりそう。ヒリヒリするしフィルナイトの根性が凄いわ。
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2022/12/15
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NIKEがもっともっと好きになったし、学ぶことが多かった。強い精神力と信念を持って、諦めず走り続ければ、いつか目指すところに到達できるはず。そして何より表紙のデザインがイカす。
「ルールを守ったことでなく、ルールを破ったことが人々の記憶に残る。」
「何が起ころうと立ち止まるな。」 -
コメ主が日頃よりお世話になっているアパレルブランドのNIKE!!
本書を手に取った動機は、NIKEの創業者であるフィル・ナイト氏の自伝ということで大変興味を惹かれたためである。
今や世界規模の大企業であるNIKEが、靴販売から始まり、今日に至るアパレルブランドに発展するまでの経緯が生々しく記されていて大変面白かった!!
学生ももちろん、社会人で起業を考えている人も、考えていない人もモチベーションを高めてくれる本だと思う。
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■どんな読者向きか
・起業や新規事業に挑戦している(しようとしている)人
・チームをまとめることに課題を感じている人
■所感
世界的スポーツブランド「ナイキ」の創業者が書いた創業から成功までの物語。
著者が1人でがむしゃらに挑戦するなかで、1人、また1人とクセと情熱に溢れたメンバーが集まり、ぶつかりながらも同じ方向に向かっていく様はリーダーシップとフォロワーシップ、さらに組織についての学びが多くあると感じる。また、起業家としての志もところどころに感じ、スタートアップの教科書的な1面もあるように見える。
ナイキの成功には日本企業の存在が不可欠であったということも、少し嬉しい気持ちになる。
日商岩井(現双日)がナイキを助けた瞬間は心が熱くなり、まさに士魂商才を体現していた。(一方のオニツカは‥)
ビジネスで新しい挑戦をされる方はきっと何かしらの示唆を得られる良本。
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長かったし難しかったです。訳されたものなのである程度は仕方ないのですが、読み進むのに時間がかかりました。スポーツにはそれなりに興味はあるけれど、お金とは切り離せないし、立ち上げるまでの時間が長くて途中で読むのを諦めそうになるので、起業家たちの話はしばらくいいかなーと思いました。
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ナイトの苦闘が生々しく描かれる。ビジネスのメソッドとしてではなく、ノンフィクション物語として面白い。さらにNIKEが好きになった。
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洗練されていない生々しさがこの本の魅力だとは思うが、筆者とナイキのヒストリーをダラダラと語っているだけのように感じられた。
評判ほど良い本とは思えなかった。 -
ビジネスとして戦うこと、裏切ること、裏切られることはいろいろある。でも、粘り強いこと、仲間を信じ裏切らなかったこと、起こりうることに常に正直出会ったことが、この人の今を作っていると思う。
留学の途中、ポートランド近傍のナイキ本社を訪れた息子に会社の様子を聞いたが、研究と福利厚生を兼ねたスポーツ施設や社員用ショップの充実ぶりは大変羨ましかった。社員を大切にする姿勢、日本の企業も1社でも多く参考にしてほしいと願うばかりである。 -
100億を超える売り上げを叩き出しながら、現金の無さからキャッシュフローは常にエクストリームな綱渡り状態。熱狂というよりもはやそれは、狂奔に近いようなビジネス=ライフスタイル。今となっては巨大すぎるほどに巨大な、アメリカを代表する超大手企業であり、世界のあらゆるスポーツのハイライトシーンには必ずといっていいほど映るあのスウッシュ、洗練されていることが存在の証のようなあの会社が、まさかこんなドタバタ劇を繰り返し続けてここまできたなんて。
泥くさいどころの話ではない、不器用で無愛想で、けれどある種異様なハイテンションでもって、ただひたすらに靴を作って売り続けてきた、その軌跡。