SHOE DOG(シュードッグ)

  • 東洋経済新報社
4.02
  • (304)
  • (348)
  • (190)
  • (33)
  • (9)
本棚登録 : 4230
感想 : 362
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492046173

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アディダスやナイキなどのスポーツブランドが好きなので、本屋で見つけて即ゲット!

    真偽はさておき、エッセイとしては赤裸々にナイキを綴ってくれているので読み応えあります。

    フィル・ナイト、ひたすらに熱くクレバーで合理的、こうゆう人はビジネスで成功しない訳がない。

    そして少しショック、ナイキはクリェイテブを求めていなくて利益とビジネスバリューをひたすら追い求めて、その結果を出して今に至るんだなと。。。結構好きなデザイン多いんですが、それらは利益をひたすらに追従して出来上がったものうちのたまたま1つなんですね。

    最後に人に感謝な記載がありますが、あんたのせいで心に一生の傷を受けました、って人が少なからず大量にいると思ったりもしたり。

    ちょっとナイキが嫌いになりましたが、さくっと読める熱い本なので、スポーツブランド好きな若者は読むべきでしょう!

  • フィルナイトの書いたNIKE創業秘話であるが、スポーツ好きの青年が一生懸命靴を売ろうとして困難を乗り越えるうちに、良い仲間、生涯の伴侶や得意先と出会い、儲けしか頭にないビジネスマンや規制担当者、資金繰り、を乗り越えてNikeの靴を生み出して、それをアスリートに広めていくところまでを描く爽やかな青春活劇。airjordanといったさらにグローバル化していく姿は最後に触れられる程度。

  • オニツカタイガーをパクってナイキを作った。
    夢にニケが出てきてナイキの名前にした。
    くらいの有名エピソードは知っていたが、ゼロから圧倒的なトップスポーツブランドを作り上げた自伝でめちゃくちゃおもしろい!!

  • ナイキの創業者による、その物語を書かれています。その困難な歴史を、あまり飾らずに書かれているなと感じました。こういった自伝では、会社の困難に対して自分はどのように戦ったのか、画期的な商品がどのように作られたのかなど、自慢的なものが多いように思います。この本を読んでいて違和感を感じたのが、そういったものがあまり書かれていないことでした。ナイキの靴は有名で、それがどのように出来上がったのかがほとんど書かれていません。前半部分に書かれているのは、失敗と自身の不甲斐なさと、少しだけ見え隠れする光明。後半になって物語は好展開していきます。そして気付きます。中心に書かれているのが、著者を囲むメンバーの話であることを。会社を作り育てたのが人であること。そのことをこれほどまでに正直に書くことのできる著者に尊敬を感じますし感動を覚えました。ちょっと他にない企業物語ではないかと思います。

  • びっくりの連続。
    NIKEと日本のつながり、
    NIKEが常にトラブルの中で成長してきたこと、
    そしてなによりも
    NIKEの歴史がそれほど古くなかったこと!
    物心ついた時からNIKEがあって、
    靴売り場には堂々NIKEが鎮座していて、
    ずーっと昔からNIKEは存在していたのだと
    勝手に思い込んでいた。

    違った!
    それを知れたことが嬉しい!

    今、行ってるジム、皆NIKE履いている。
    そうなるまでにいろいろな闘いがあったのかと思うと、
    あの光景も感慨深いわ。

  • 概要
    ナイキの創業者フィルナイトが、陸上から創業して株式上場をするまでの変遷の人生。
    走り続けること、行動力の大切さ。

    印象的だったこと
    ・勝つこととは、負けずに生き延びる以上のこと
    ・負け犬も力を合わせれば勝つことができる(最高の人生「自分の価値は、自分の周りの人の価値で決まる」)
    ・無条件で信じてくれる親の大切さ(8000ドルが1600万ドルにして返せたこと)(→りょーとさんから「人生の幸福度は、家族・恋人・友人社会・自分から自分へのベクトルで決まる」という話で、家族ってそんなに重要か?って疑問だったけど、これを読んで大切なんだと感じた)
    ・メンバーには、失敗してもいいから伸び伸びとさせた
    ・ビジネスとは、お金を稼ぐこと以上のことである。想像して、世の中に貢献して、声高に宣誓すること

    ペア読書をやった感想
    →他の人は、
    ・初期のアンバサダー、ビジョン売りマーケティングの重要性(江藤さんのnoteに近い内容)
    ・何事もとりあえずやって見て、ビジョンは後付けなのでは
    という自分は気づかなかった観点があった

  • ベンチャー企業の本質ってこれなのかぁを実感。

    キラキラしてるイノベーターたちはいつも、確かに現金もたずに、ギリギリレバレッジかけて夢追いかけてるなぁ

  • とても面白かったです。
    ナイキの創業者が会社を立ち上げて上場するまでを自分で書いた本です。
    とても読みやすいのでさくさく読めるのですが、内容はとても濃く、読んでいてとても気持ちが熱くなります。
    久しぶりに本を読んでいて涙が出ました。

  • 3連休に感謝。長い本だけど、ようやく読了。
    NIKEみたいな大きな会社も、初めは当たり前にベンチャー。
    そして、いろんな苦労をして、いまが出来上がっていることがよくわかる一冊。

  • 文句なしに良作。個人的に三十冊に一冊お目にかかれるかどうかレベル。ビジネスにおける金とは人体における血液のようなものであり必要不可欠であるがそれ自体を目的とするものではないのだ。

全362件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

フィル・ナイト
ナイキ創業者
世界最高のスポーツ用品メーカー、ナイキの創業者。1938年生まれ。オレゴン州ポートランド出身。オレゴン大学卒業。大学時代は陸上チームに所属。中距離ランナーとして、伝説のコーチ、ビル・バウワーマンの指導を受ける(バウワーマンは後にナイキの共同創業者となる)。1年間のアメリカ陸軍勤務を経て、スタンフォード大学大学院に進学。MBA(経営学修士号)取得。
1962年、オレゴンの「ブルーリボン・スポーツ」社の代表として日本のシューズ・メーカーであるオニツカを訪れ、同社の靴をアメリカで売るビジネスを始める。その後独自ブランドの「ナイキ」を立ち上げ、社名もナイキと変更。創業メンバーたちとともに、スポーツ用品界の巨人、アディダスとプーマをしのぐ企業へと同社を育て上げる。1964年から2004年まで同社のCEO、その後2016年まで会長を務める。妻ペニーとオレゴンに暮らす。

「2017年 『SHOE DOG(シュードッグ)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

フィル・ナイトの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×