世界級キャリアのつくり方―20代、30代からの“国際派"プロフェッショナルのすすめ
- 東洋経済新報社 (2006年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492555590
感想・レビュー・書評
-
2015.09.09
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今自分の進路や色々な選択で迷いの中にある僕にとっては背中を押してくれるような一冊になりました。
まず何にでもエイヤっで挑戦してみる価値はあるんだなと。
著者の二人は世界で活躍されてらっしゃる方のようで、その二人が世界でキャリアを作るには、国際的に通用するような人になるにはどうすればいいかという持論を述べているような内容になっています。
本自体は2006年出版なので、10年も前からグローバル化が叫ばれていたんだな、ということを感じます。
”世界で”と語ったりするときに、日本を下げて、外国を持ち上げるといったことがありがちだと思いますが、この本にもそんな一面を感じました。せっかく海外で活躍されている日本人のお二人なので海外のやり方を持ち上げたり紹介するだけでなく、日本のここがいいからここは伸ばすべきといった点も語ってほしかった。
しかし、10年近くたった今読んでも色あせていない内容だった。この本の持つ力か、はたまた日本が変わっていないせいか。
自分的メモ
・色々な人と混ざり合う。
・周囲の評価より自分のやりたいこと。
・早いうちに異文化体験をする。
・旬を逃さず、まずは飛び込む。
・一流の人の仕事ぶりを間近に見る。(一流を知る。)
・自分を磨くには場を変える。
・メンターを積極的に見つけ、つながりを大事にする。
・小さくても一つの組織の長になる。 -
国際派プロになるための必要な5つの力の章はは個人的にさんこうになった
-
なかなか、頭に入りにくい文章だった。
そこまで難解な文章と言うわけではないが、なんか異次元目線の話だなと感じた。ってか、読者対象の年齢がちょうど自分くらいのはずなのに、内容はかなりマニアックやし、文章も硬い。それなりに自分は知識ある方やと思うけど、それでも読みにくいから、この文章をすらすら読める人ってどんな人なんやろか。 -
「日本にはこういう歴史があり、その延長線上に現在があり、今、世界はどういうパラダイムで動いているから、近隣諸国とはこういう関係になっている、だから現在の日本の問題はこうで、次はどうすればいい」
などという世界観。
【国際派プロに必要な力】
現場力
表現力
時感力
当事者力
直観力 -
請求番号:159.4/Kur
-
本書の最後の最後の部分で、国際派プロフェッショナルのための基本として基礎体力が挙げられている。何事にもタフさという土台は重要な点になると思うが、世界を舞台に活躍するような人は時差、言語などの環境の違いをものともしないタフさが必要だなと感じた。
-
かなり全うな内容であった。ここまで書けるのは著者が国際部隊の前線で活躍したからであろう。批判ばかりで行動を取らない「NATO:Non Action Talk Only」にだけはなりたくない。まずは小さな組織でもいいので、責任ある立場に着くこと。そして責任ある決断を下すこと。結局は役が人を作る。