億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術

  • 日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532149772

感想・レビュー・書評

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  • "悪材料で買うのがバフェットのスタンス

    消費者独占型企業に注目にし、差別化されてない商品を出すコモディティ企業には注目しない。

    ・コモディティ企業の共通点
    売上利益率が低い
    在庫回転率も低い
    ROEが低い
    ブランド価値がない
    多数の競争相手がいる
    業界全体に相当な過剰生産能力がある
    利益が不安定だ
    利益の設備稼働率に対する依存度が低い

    消費者独占型企業は、その製品の品質、ユニークさが購買の最大の決め手となっている

    高い収益性と持続的な利益の増加をもたらす消費者独占型企業を探す

    無借金経営のような保守的財務政策の企業は、有望な新規事業への投資も期待できる

    ・悪材料には次の4つのタイプがある
    相場全体の調整や暴落
    全体的な景気後退
    個別企業の特殊要因
    企業の構造変化

    「人気集中銘柄 人気離散銘柄」リストは、投資対象を物色する上で役に立つ

    利益が毎年大きく変動するような企業は、投資対象にはならない
    過去に安定した利益成長を続けていて、直近、利益が落ち込んでいるような企業は、バフェットにとって有力な投資対象候補である。

    予想利益をもとに株価予想する場合は、過去10年の平均PERを見るべきだ

    消費者独占型企業の場合、過去のEPS成長率をもとに将来の株価を予想することが可能を"

  • 具体的な銘柄選びの基準が書いてあって非常に分かりやすかった。一般人でもある単純な指標なので、実践しやすい。

  • バフェットは1000万円ではじめて30年で地位を築く。それだけの忍耐が投資には必要だと思った。
    銘柄選択方法についてはしっかり読み込まないと理解できない部分があり、全くマスターできていないと思う。

  • 価値のある会社を探し、どう企業分析したらいいのか。

  • 独占力を持ちワークシート検討した結果割安であれば投資すべき。

    投資家の95%は短期収益狙い。
    だから悪評で一時的に安くなる。
    消費者独占型。
    どの店にも置いてる商品。
    長期負債と年利益をみる。
    ROE12%以上。
    高齢者が利用するブランド。
    耐久性の乏しいブランド。
    合併、リストラで一時的に赤字になった企業。
    人気銘柄を避ける。(安く買う)
    自社株買い → 買い増さず株主比率上昇。
    合併、売却の発表直後に短期購入。市場下落時。
    インターネットでM&A情報取得可能。


    〈重要〉
    独占型
    PER 株価収益率
    ROE 投資回収率
    EPS 1株あたり利益

  • (2006/12/30)

    株式投資の面白いところは,純粋なギャンブルではなく,実世界の経済活動に直結している点です.

    しかし,最近出版されている株本は殆どがデイトレ的なものばかり.

    それじゃ,パチンコや競馬とおなじだよ.

    故に,チャート分析に基づくテクニカル指標ではなく,長期的な経営成績,つまりB/S,P/Lの中長期的な変化から分析し,長期的な投資を行わない限り,株式投資の意味は無いのです.

    その基本を徹底して説いてくれた一冊.

    後に,マンガ ウォーレン・バフェット~世界一おもしろい投資家の世界一もうかる成功のルール (マンガ ウォーレン・バフェット)など読んだりして,生き様自体にも感銘をうけたりしました.

  • バフェット流の銘柄選択の基準について具体的に書かれています。
    ただ、これが日本でそのまま通用するかは少し疑問です。

    また、本書では高ROEの企業を良しとしていますが、その指標の問題点については「注意が必要」といった程度となっています。
    実際にはROEは単独で使用するのではなく、他の指標と併せて見た方がよいようです。
    そういう意味で、一部の指標を使うのではなく、本書にもあるチェックリストすべてを判定したうえで、銘柄選定をするのが良いと思います。

  • かなり前の本だけど、投資の基本的な考え方を理解しておこうと読んどいた。

    考え方とケース・スタディ、ワークブック形式になっていて、きっちりこなせば、バフェット手法の基本のキは身に付くのかな。

    一通りサラッと読んでみたところ、なかなか難しそうでした…

    が、随所にとっても大事なことが書いてあったと思うので、もう一度ゆっくり咀嚼しながら読み直し、せっかくなのでワークブックもやっておこうと思う。

  • 株式の銘柄選択について書かれた本。
    9項目の企業分析と、4項目の株価分析について深く書かれた本。
    9項目の企業分析とは、
    1.消費独占力
    2.事業内容を理解
    3.不変性のサービス・製品の有無
    4.独占力のある製品の有無
    5.EPSの安定性
    6.ROEの安定性
    7.長期負債の安全性
    8.自社株買いへの積極性
    9.インフレに対する価格の弾力性
    4項目の株価分析とは
    1.株価の下落は一時的要因か?
    2.株式利回りと利益の予想成長率
    3.疑似債権としての期待収益率
    4.EPS成長率からの期待収益率
    を基に、企業として魅力的で割安感のある銘柄を選択する分析方法が記されています。
    市場の短期志向の裏をかく戦略であり、ファンダメンタル分析の基本となる本ではないでしょうか。  

  • バフェットの投資の考え方について書かれた本。
    ROEの高い企業を安い価格の時に買う、ということに尽きるのですね。
    今一度読んで、投資を実践したいと思います。

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